写楽 幻の肉筆画 江戸東京博物館

しばらく地元をうろうろする毎日、半引きこもりが続いていたが、昨日友人からもらった無料券で、江戸東京博物館に行ってきた。


写楽　幻の肉筆画
9月6日まで開催中

今回の作品は、ギリシャから来たもの。
なんでギリシャ?と思った方は、公式サイトをご覧ください。

日本の展覧会に行くといつも思うことだが、平日なのになんでこんなに人が？
それでも予想していたよりは少なかった気がするけど…

作品のことはさておき、ふと思ったのは、最近イタリアの展示会はどこも会場の雰囲気に気を配っている。
例えば壁の色。
白い壁に絵画が貼られた特別展を見かけなくなった気がする。

ぐる～と一回りして出てきたら、ちょうどお昼時。
ということで、持参したおにぎりを、休憩所で食べていると、そこに居合わせたおじさんが
「君えらいねぇ～」
と声をかけてきた。
「うちのおにぎりの方が、コンビニよりおいしいもんねぇ」
えっ、ただ貧乏なだけなんですけど…

更におじさん
「いや～、僕も持ってきたんだよ。一人だとおしゃれなところに入るのもねぇ…」
はぁ…
「来る途中おいしそうな蕎麦屋を見かけたから、帰りにそこに寄ろうかな、なんてね」
「よかったら一緒にどう？」
え～

最後は結局「じゃ、ありがとね」とさっそうと去って行った。
う～ん、イタリアでも日本でも変わらないなぁ…
しかしおじさん、私子供じゃないですよ
「どこから来たの？」って、ねぇ
「最近はこういう展覧会にも若い子増えたもんねぇ」
っておじさん私を幾つだと思ったの???

帰りは両国駅を回った
途中高架下にこんな素敵な絵が


更に両国と言えば相撲
駅前にふつうに相撲取りが数人
正直、外国人力士台頭の昨今、日本人力士っていないのかと思っていた。
「蕎麦屋行ってる？」って、普通の会話を交わしていた