半端無く朝から、いや、多分昨晩から雨が降っている。
今日から夏時間、日本との時差が1時間短くなり、昨晩の睡眠時間が1時間短かった。でも寝坊したから同じだ
朝起きて、まず家中の時計を1時間早めた
の日曜日
普段なら絶対出かけたくないなぁ・・・
でも今日は数日前にここでもお伝えした、
第17回 La Giornata Fai di Primavera
というイベントへ、長靴はいて、いざ出陣
去年はどこも1時間以上待ちだったけど(去年もいい天気じゃなかったよ・・・)、雨が幸いするかなぁ・・・という読みもあったので早めに出かけた。
まず最初は
Museo Marino Marini e Cappella Rucellai(Tempietto del Santo Sepolcro)
マリーノ・マリーニ美術館とルチェライ礼拝堂
この建物は元Chiesa di S.Pancrazio(サン・パンクラツィオ教会)で9世紀に記録は遡るが1370年から1454年に再建される。
その後、数々の変遷を経て、1988年Firenze初の現代美術の美術館としてオープンした。
Marino Mariniは1901年、Pistoiaで生まれる。死後(1980年)彼とその妻の意思により作品が寄贈される。
今日のイベントでは地元の高校生がガイドをしてくれる。
とってもBravi
すごく調べている。
Marino Mariniの最も重要なテーマ、Cavaliere(馬と旗手)
同じテーマで違うものがいっぱい
↑自画像("造"?)
元教会ということで、建物の構造が特徴的。
↑おくつろぎ中すみません・・・
下の丸い台が回転します。現在は作品の安全の為、動きません。
まるでバレリーナのように、みんな爪先立ちしています
一通り美術館を見たら、隣にあるCappella RucellaiのTempietto del Santo Sepolcroを見に行きます。
Leo Battista Albertiの構想で改築されたCappella Rucellai(ルチェライ礼拝堂)
このTempiettoはSanto Sepolcro di Gerusalemmeと同じ形をしている。
まぁ言ってしまえば、お墓なんですけどね・・・
そしてここで1箇所終了!
雨は益々ひどくなるばかり・・・
次のポイントはSanta Maria Novella
よくよく考えたらLeon Battista Albertiつながりだ
3月末とは思えない・・・
Ex Convento di Santa Maria Novella
(Chiostro VerdeとChiostro Grande)
その後Officina Profumo Farmaceutica di S.M.N(サンタ・マリア・ノベッラ薬局)
Ex Convento(元修道院)は現在警察学校になっている為、撮影禁止でした
ここ↑はChiostro Verde(緑の回廊)
こちらは14世紀もの
案内役は彼ら↓
大学の生徒たちよりよっぽどちゃんと勉強してるんじゃない
この回廊の名前の由来は、Paolo Uccello(パオロ・ウチェッロ)のフレスコ画↑
に使われたVerde(緑)から来ていると説明があった。
こちらは普段でもお金を払えば入れます。
私はここのCappellone degli Spagnoliが好き↓
Andrea di Bonaiuto のフレスコ
ここにまだ見ぬフィレンツェのCupola(丸屋根)が描かれている。
この当時、まだどうやってこの巨大なCupolaを作ったらよいのかわからず、Brunelleschiの到来を待つしかなかったのである。
でもこの絵と実際のCupolaには大きな違いがあります。
わかった?
そして今日は普段は入れないこの奥、Chiostro Grande(大きな回廊)へ連れて行ってもらった。
先に述べたように、現在は警察学校の敷地なので、Carabinieri(カラビニエリ)がきっちり警備している。
「下手な真似はしないように」と最初に注意が・・・
ということでこちらの写真は私が撮影したものではありません
名前のごとくここはFirenzeで一番大きい回廊で、Convento di Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノベッラ修道院)の一部だった。
半月型フレスコ画装飾は1580年から1585年、当時の偉大なフィレンツェの画家たちの手で完成された。Chiostro Verdeの後に出来たことから、Secondo Chiostroと呼ばれることもある。
テーマはSan DomenicoとCristoの物語。
例えば↑
San domenico conduce il demonio del Capitolo(悪魔を集会室に入れるSan Domenico)Simone da Poggibonsiの作品
この作品の面白さは、建物に開けられた窓と絵の構成がうまく調和していること。
この方角の壁はいくつかの窓が開けられているのだが、どれもうまく調和が図られている。
最後に普段サンタ・マリア・ノベッラ薬局の一番奥の部屋からこのChiostroを垣間見ることは出来るのだが、今日はこのChiostroから薬局に入る。
調度薬局への扉の上には、薬壺の彫刻が、そして右側のフレスコ画(これは他の作品より更に時代が下って17世紀もの)はSanta Rosa。
この薬局にAcqua rosa(バラ水)という商品があるが、この絵がその商品の由来を表しているそうだ。
結局どちらも1時間くらいかかったけど、普段は見られない&無料でガイド付き!
大変楽しかったです
本当は寄付をした方がいいかなぁ・・・とも思ったんですけどね。
寄付するお金で本買った
この団体の運動の趣旨には賛同しているんですけどねぇ
帰り道、
某有名Barの店頭・・・Pasqua一色
Pasquaまでには暖かくなるといいなぁ
あらら・・・また雨が強くなってきたよ
今日から夏時間、日本との時差が1時間短くなり、昨晩の睡眠時間が1時間短かった。でも寝坊したから同じだ
朝起きて、まず家中の時計を1時間早めた
の日曜日
普段なら絶対出かけたくないなぁ・・・
でも今日は数日前にここでもお伝えした、
第17回 La Giornata Fai di Primavera
というイベントへ、長靴はいて、いざ出陣
去年はどこも1時間以上待ちだったけど(去年もいい天気じゃなかったよ・・・)、雨が幸いするかなぁ・・・という読みもあったので早めに出かけた。
まず最初は
Museo Marino Marini e Cappella Rucellai(Tempietto del Santo Sepolcro)
マリーノ・マリーニ美術館とルチェライ礼拝堂
この建物は元Chiesa di S.Pancrazio(サン・パンクラツィオ教会)で9世紀に記録は遡るが1370年から1454年に再建される。
その後、数々の変遷を経て、1988年Firenze初の現代美術の美術館としてオープンした。
Marino Mariniは1901年、Pistoiaで生まれる。死後(1980年)彼とその妻の意思により作品が寄贈される。
今日のイベントでは地元の高校生がガイドをしてくれる。
とってもBravi
すごく調べている。
Marino Mariniの最も重要なテーマ、Cavaliere(馬と旗手)
同じテーマで違うものがいっぱい
↑自画像("造"?)
元教会ということで、建物の構造が特徴的。
↑おくつろぎ中すみません・・・
下の丸い台が回転します。現在は作品の安全の為、動きません。
まるでバレリーナのように、みんな爪先立ちしています
一通り美術館を見たら、隣にあるCappella RucellaiのTempietto del Santo Sepolcroを見に行きます。
Leo Battista Albertiの構想で改築されたCappella Rucellai(ルチェライ礼拝堂)
このTempiettoはSanto Sepolcro di Gerusalemmeと同じ形をしている。
まぁ言ってしまえば、お墓なんですけどね・・・
そしてここで1箇所終了!
雨は益々ひどくなるばかり・・・
次のポイントはSanta Maria Novella
よくよく考えたらLeon Battista Albertiつながりだ
3月末とは思えない・・・
Ex Convento di Santa Maria Novella
(Chiostro VerdeとChiostro Grande)
その後Officina Profumo Farmaceutica di S.M.N(サンタ・マリア・ノベッラ薬局)
Ex Convento(元修道院)は現在警察学校になっている為、撮影禁止でした
ここ↑はChiostro Verde(緑の回廊)
こちらは14世紀もの
案内役は彼ら↓
大学の生徒たちよりよっぽどちゃんと勉強してるんじゃない
この回廊の名前の由来は、Paolo Uccello(パオロ・ウチェッロ)のフレスコ画↑
に使われたVerde(緑)から来ていると説明があった。
こちらは普段でもお金を払えば入れます。
私はここのCappellone degli Spagnoliが好き↓
Andrea di Bonaiuto のフレスコ
ここにまだ見ぬフィレンツェのCupola(丸屋根)が描かれている。
この当時、まだどうやってこの巨大なCupolaを作ったらよいのかわからず、Brunelleschiの到来を待つしかなかったのである。
でもこの絵と実際のCupolaには大きな違いがあります。
わかった?
そして今日は普段は入れないこの奥、Chiostro Grande(大きな回廊)へ連れて行ってもらった。
先に述べたように、現在は警察学校の敷地なので、Carabinieri(カラビニエリ)がきっちり警備している。
「下手な真似はしないように」と最初に注意が・・・
ということでこちらの写真は私が撮影したものではありません
名前のごとくここはFirenzeで一番大きい回廊で、Convento di Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノベッラ修道院)の一部だった。
半月型フレスコ画装飾は1580年から1585年、当時の偉大なフィレンツェの画家たちの手で完成された。Chiostro Verdeの後に出来たことから、Secondo Chiostroと呼ばれることもある。
テーマはSan DomenicoとCristoの物語。
例えば↑
San domenico conduce il demonio del Capitolo(悪魔を集会室に入れるSan Domenico)Simone da Poggibonsiの作品
この作品の面白さは、建物に開けられた窓と絵の構成がうまく調和していること。
この方角の壁はいくつかの窓が開けられているのだが、どれもうまく調和が図られている。
最後に普段サンタ・マリア・ノベッラ薬局の一番奥の部屋からこのChiostroを垣間見ることは出来るのだが、今日はこのChiostroから薬局に入る。
調度薬局への扉の上には、薬壺の彫刻が、そして右側のフレスコ画(これは他の作品より更に時代が下って17世紀もの)はSanta Rosa。
この薬局にAcqua rosa(バラ水)という商品があるが、この絵がその商品の由来を表しているそうだ。
結局どちらも1時間くらいかかったけど、普段は見られない&無料でガイド付き!
大変楽しかったです
本当は寄付をした方がいいかなぁ・・・とも思ったんですけどね。
寄付するお金で本買った
この団体の運動の趣旨には賛同しているんですけどねぇ
帰り道、
某有名Barの店頭・・・Pasqua一色
Pasquaまでには暖かくなるといいなぁ
あらら・・・また雨が強くなってきたよ
天気ばかりは神頼み・・・
そうですねぇ、時期的にもどこも混んでいると思われます。(既に最近はどこも大行列!)欲張らず、見たいところを厳選したほうがいいかと思います。天気がよければ街歩きするには、最高の時期ですね!