昨日もそうだったけど、太陽が出てるのにいきなりかなり強い雨
全くどうなってんの???
私だけでなく、ニュースの中でも同じことを言っていた。
今日の最高気温は、20度のFirenzeです。
まだしばらく傘の離せない日が続きそう・・・
そんな不安定な天気をよそ目に、毎月第1日曜日は、Arezzoで骨董市が開催される。
イタリアに住み始めた頃(確か2004年の12月?)、1度行ったことが有るが、その時は雨が降っていたし、寒かったので、あまり良い印象が無かった。
この天気だし、最近この手のお店によく行っていたので、目も肥えてきたかな?
折りよく、見たいMostra(展覧会)をやっているので、お昼前から出かけてみた
ArezzoはFirenzeから電車で1時間
この道は通いなれたコース・・・でも久しぶり、すっかり春らしく、あちこちが黄色くなっていた←いやいや、これではないですよ
Arezzoで降りる人は結構いた。
私の前に座っていたおじさんが大量の絵を買っているのにこの後出くわしたし、顔見知りの教授(向こうは私のこと絶対知らないから、声かけなかったけど)もみかけた。春の観光スポットの1つ、という感じ、かな?
家を出るときは雲っていたのに、途中からどんどん天気が良くなり、到着した時は
暑い・・・これでもかなり薄着してきたはずなのに
Arezzoに到着したのが調度お昼過ぎ、駅からCentroへ向う途中、大勢が日向ぼっこをしている、調度いい公園が有ったのでまず持参したで腹ごなし!
そして戦闘開始!まず美術館を目指して
途中から骨董市のテントが両サイドに現れ、減速
おっ~、この子↓も売り物!?
誘惑を撥ね退け、美術館に到着
美術館は中心からちょっと離れている。
Museo Statale d'arte medievale e moderna
I Della Robbia(”ロビア派”と訳せばいいかしら)
はて、Robbia派とは、何ぞや?
今ではトスカーナのあちこちの店頭で見かけるこの↑Terracotta(テラコッタ、素焼き)のinvetrinata(ガラス状にする)この手法を発明したのがLuca della Robbiaなんです。
Luca della Robbiaと言えば、現在Duomo美術館に所蔵されているCantoriaが最も有名
Giorgio Vasariはあの有名な、『画家・彫刻家・建築家列伝』(伊 : Le Vite delle più eccellenti pittori, scultori, ed architettori)私にとってはincubo(悪夢)なんですけどこの本、の中でこの作品のことを"nova,utile e bellissima"(新しく、有効で美しい)と褒めている。
このVasari爺さん、趣味に偏りが有るからねぇ・・・
まぁそれはさておき、この独特の青と白のコントラストがすばらしいことは事実です。このinvetrinataが発明されたことにより、素朴な感じのテラコッタ独特の風合いを生かしたものから、明暗や透明感のある感じまで出せるようになったのです。この手法は当初Robbia一家とその工房だけの専売として、遺産として受け継がれていったのであります。
このMostraの特徴は彼らの作品だけでなく、同時代の彫刻、絵画、建築、装飾と対比させることにより更に作品の魅力を感じてもらおうという意図のもとに、同時代のルネッサンスの重要な芸術家、Donatello(ドナテッロ)、Ghiberti(ギベルティ)、Andrea del Verrocchio(アンドレア・デル・ベロッキオ)、Rossellino(ロッセリーノ)、Pisanello(ピサネッロ)、Filippo Lippi(フィリッポ・リッピ)などなどの作品も展示してある。
本当はわざわざ見に行かなくてもいいかなぁと思ったけど、すごく良かった★★★
作品数はそう多くは無いけれど、まとめてみる機会はないので、お勧めです。
一番のお気に入りは、San Atonio abateのそばにいた子豚
写真が無いのが残念・・・
1時間ちょっと、じくっりMostraを見た後は、もちろんお決まりのこれ!
「ジェラート食べたい!」と思ったら、うってつけのところに店発見!
Grazie a Dio!(って、大げさ)
PistacchioとFragora(ピスタチオとイチゴ)にしてみた。
おいしい~
頭と胃に栄養を!
gelateria de Cenci
多分via del Saracinoと美術館に行くvia San Lorentinoの交わったところ、ピンクの看板が目印!
そしてそこから街をぶらぶら
こうして道のあちこちにテントが出ている。
う~ん、とにかく暑いなぁ
一応頂上(?)のDuomoまで到着
う~ん先週までダウンだったのに・・・やはりいきなり来たかぁ、この暑さ
春があまりにも短く(今年はほとんど無い気がする)、いきなり夏だよ
ギラギラ
裏Duomo
芝生のあるところでみんな一休み。
この時期はどこでも見かける普通の光景。
ん?今テレビの天気予報で火曜にはまた
って、お~い
そしてこの天気なのに、この後いきなり雨が降ってきた。
幸い今日は傘持って出たのよねぇ・・・昨日降られたから。
最後に映画"La vita e' bella"の舞台にもなった、Piazza Grandeへ
現在は修復中
暑さとカタログの重さに負け、早々に帰宅。
収穫はなかったので散財せずに済んだ
気候がいいときに、ぶら~と見て回るには充分楽しめる。
ガラクタと言ってしまえばそれまでだけど、色々と面白いものもある。
一応、財布の紐はきつめに締めておいた方がよろしいかと・・・
ちなみにこの手の骨董市はここかしこで開催しています。
トスカーナで最も有名なのが、第1日曜日のArezzoと第3土日のLucca。
よし!次回はLuccaだな・・・っておいおい
全くどうなってんの???
私だけでなく、ニュースの中でも同じことを言っていた。
今日の最高気温は、20度のFirenzeです。
まだしばらく傘の離せない日が続きそう・・・
そんな不安定な天気をよそ目に、毎月第1日曜日は、Arezzoで骨董市が開催される。
イタリアに住み始めた頃(確か2004年の12月?)、1度行ったことが有るが、その時は雨が降っていたし、寒かったので、あまり良い印象が無かった。
この天気だし、最近この手のお店によく行っていたので、目も肥えてきたかな?
折りよく、見たいMostra(展覧会)をやっているので、お昼前から出かけてみた
ArezzoはFirenzeから電車で1時間
この道は通いなれたコース・・・でも久しぶり、すっかり春らしく、あちこちが黄色くなっていた←いやいや、これではないですよ
Arezzoで降りる人は結構いた。
私の前に座っていたおじさんが大量の絵を買っているのにこの後出くわしたし、顔見知りの教授(向こうは私のこと絶対知らないから、声かけなかったけど)もみかけた。春の観光スポットの1つ、という感じ、かな?
家を出るときは雲っていたのに、途中からどんどん天気が良くなり、到着した時は
暑い・・・これでもかなり薄着してきたはずなのに
Arezzoに到着したのが調度お昼過ぎ、駅からCentroへ向う途中、大勢が日向ぼっこをしている、調度いい公園が有ったのでまず持参したで腹ごなし!
そして戦闘開始!まず美術館を目指して
途中から骨董市のテントが両サイドに現れ、減速
おっ~、この子↓も売り物!?
誘惑を撥ね退け、美術館に到着
美術館は中心からちょっと離れている。
Museo Statale d'arte medievale e moderna
I Della Robbia(”ロビア派”と訳せばいいかしら)
はて、Robbia派とは、何ぞや?
今ではトスカーナのあちこちの店頭で見かけるこの↑Terracotta(テラコッタ、素焼き)のinvetrinata(ガラス状にする)この手法を発明したのがLuca della Robbiaなんです。
Luca della Robbiaと言えば、現在Duomo美術館に所蔵されているCantoriaが最も有名
Giorgio Vasariはあの有名な、『画家・彫刻家・建築家列伝』(伊 : Le Vite delle più eccellenti pittori, scultori, ed architettori)私にとってはincubo(悪夢)なんですけどこの本、の中でこの作品のことを"nova,utile e bellissima"(新しく、有効で美しい)と褒めている。
このVasari爺さん、趣味に偏りが有るからねぇ・・・
まぁそれはさておき、この独特の青と白のコントラストがすばらしいことは事実です。このinvetrinataが発明されたことにより、素朴な感じのテラコッタ独特の風合いを生かしたものから、明暗や透明感のある感じまで出せるようになったのです。この手法は当初Robbia一家とその工房だけの専売として、遺産として受け継がれていったのであります。
このMostraの特徴は彼らの作品だけでなく、同時代の彫刻、絵画、建築、装飾と対比させることにより更に作品の魅力を感じてもらおうという意図のもとに、同時代のルネッサンスの重要な芸術家、Donatello(ドナテッロ)、Ghiberti(ギベルティ)、Andrea del Verrocchio(アンドレア・デル・ベロッキオ)、Rossellino(ロッセリーノ)、Pisanello(ピサネッロ)、Filippo Lippi(フィリッポ・リッピ)などなどの作品も展示してある。
本当はわざわざ見に行かなくてもいいかなぁと思ったけど、すごく良かった★★★
作品数はそう多くは無いけれど、まとめてみる機会はないので、お勧めです。
一番のお気に入りは、San Atonio abateのそばにいた子豚
写真が無いのが残念・・・
1時間ちょっと、じくっりMostraを見た後は、もちろんお決まりのこれ!
「ジェラート食べたい!」と思ったら、うってつけのところに店発見!
Grazie a Dio!(って、大げさ)
PistacchioとFragora(ピスタチオとイチゴ)にしてみた。
おいしい~
頭と胃に栄養を!
gelateria de Cenci
多分via del Saracinoと美術館に行くvia San Lorentinoの交わったところ、ピンクの看板が目印!
そしてそこから街をぶらぶら
こうして道のあちこちにテントが出ている。
う~ん、とにかく暑いなぁ
一応頂上(?)のDuomoまで到着
う~ん先週までダウンだったのに・・・やはりいきなり来たかぁ、この暑さ
春があまりにも短く(今年はほとんど無い気がする)、いきなり夏だよ
ギラギラ
裏Duomo
芝生のあるところでみんな一休み。
この時期はどこでも見かける普通の光景。
ん?今テレビの天気予報で火曜にはまた
って、お~い
そしてこの天気なのに、この後いきなり雨が降ってきた。
幸い今日は傘持って出たのよねぇ・・・昨日降られたから。
最後に映画"La vita e' bella"の舞台にもなった、Piazza Grandeへ
現在は修復中
暑さとカタログの重さに負け、早々に帰宅。
収穫はなかったので散財せずに済んだ
気候がいいときに、ぶら~と見て回るには充分楽しめる。
ガラクタと言ってしまえばそれまでだけど、色々と面白いものもある。
一応、財布の紐はきつめに締めておいた方がよろしいかと・・・
ちなみにこの手の骨董市はここかしこで開催しています。
トスカーナで最も有名なのが、第1日曜日のArezzoと第3土日のLucca。
よし!次回はLuccaだな・・・っておいおい
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