イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

文化の違い?勘違い?

2008年02月04日 21時58分54秒 | Weblog
昨日Carnevaleの事を書いた後
外から子供たちの歌声が流れてきました。
そういえば去年も広場で子供たちのコンサートが有ったなぁ
しかし今年は途中に中国の歌と思われるものが・・・

今日は天気予報では雨のはずだったのに
今は日が差しています
大急ぎで部屋に干してあった洗濯を外に出したところですが
気をつけていないと、台無し・・・なんて事になりかねないのが
こちらの天気の不安定なところです。
既にかなり雲が出てきたなぁ

ところで先ほどProva del cuocoという
イタリアの"笑っていいとも"(と勝手に思っているのですが)
のようなお昼の番組を見ていました。
タイトルから分かるように
この番組のメインはコックと一般人(時々有名人の時もありますが)
がペアーを組んで対決!というのが番組のメインです。
それ以外は司会者のAntonellaが・・・

とここまで書いたところで結局洗濯を撤収。
一雨来そうです
くそ~10分ともたなかった・・・

え~と元に戻りますが
彼女が料理をしたりとか色々食材の話が有ったりとか
家にいるときは欠かさず見ています。

ところで最近この番組の中の1コーナーに
中国人の男の子が出ています。
もちろんイタリア語は完璧です。
今日このコーナーでナイフの話が出て
彼が中華包丁を持ってきていました。
中華包丁はイタリアの包丁の半分位の薄さだと
非常に感心されていました。
まぁ包丁は日本製が一番ですけどね
イタリアでも本当にいいものは非常に高値で売られています。

それはどうでもいいのですが
Antonellaが「結婚祝いにナイフを送るには何本送ったらいいのか?」
と聞いていました。
ここで「?」
日本では結婚祝いにナイフ、包丁、はさみなど
「切る」を意味するものを送るのは厳禁じゃないですか
ふ~んイタリアはOKなんだ・・・と思ってみていたら
観客から多分「NO」の声が上がったんでしょう
彼女が一言「(お祝いにナイフをもらったから)
2度の結婚がうまく行かなかったんだ・・・」と
こういうところが彼女は非常にかわいいです。

それを聞いていたBeppeじいさん(共演者)が
「もしナイフをプレゼントされたら1ユーロでも良いから
贈り主に払えばいい。そうしたら"贈られた"ということには
ならないから」とアドバイス
これは非常に面白かったです。
こちらでは現金を結婚祝いに贈るという風習はまだまだ普及していないようで
お祝いに欲しいもののリストを作り
物をという伝統が残っています。
ちなみに中国では「金の箸」を贈るそうです。

昨日大目に作りすぎたトマト&ツナのパスタを食べながら
ちょっとした文化の差を感じていました


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