イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

ぽかぽか陽気でこれ食べた。

2011年01月12日 14時25分11秒 | イタリア・生活

ん?黒い?
朝目が覚めて、ニュースを見ようとテレビをつけた
ガ~
ん?故障?とうとう買い替えか?
さてどうしよう?と思っていると、大家がやって来た。
「ありゃ・・・アンテナにはつながっているよねぇ。修理するのは無駄だから、買い替えかな?その前に下に聞いてみよう」
しばらくして「ノープロブレム!」なんで英語?
結果・・・誰かがアンテナをいじったの?
うちの建物全部のテレビが映らないんですと・・・
確かに昨日の夜雨結構降ってたみたいだけど・・・
すぐに連絡してくれたらしいけど、数日はテレビなし。
普段からあまり見るほうではないけど、ニュースや天気予報まで見られないのはちょっと困る。

さて、晴れた。ぽかぽか陽気、暖かいよ、1月とは思えない。コートなんか要らないもん。
で、私何してるの?
もちろん・・・徘徊
朝から自転車で買い物に出かけたにもかかわらず、やっぱりGelato食べたい!ということであちらまで行ってしまった。
自転車の風が気持ちがいい~
サイクリング、サイクリング、やっほ~やっほ~
って、なんでいつもこの歌なんだろう???

公園の脇を走りいやいや自転車だから

橋を渡る。
Centroの喧騒は全くない。

空が青いよ~、気持ちがいい

川ではカヌーの練習中

こっち側に渡った。

途中でこんなところを通り過ぎ

最近自転車でRotonda(ロータリー)周っています。
到着~

こんなところに自転車を止めます。
一応スタンドになっていて、倒れないようになっている。
どこに着いたか、と言いますと

我慢できず、ここのGelateriaに来てしまいました。
今のところ" Firenzeで一番おいしいGelateria"ランキング1位のIl sorrisoです。
2011年の初Gelatoはここです!
しかし、その前に・・・

こちらも2011年初
Lampredotto(ランプレドット)
う~ん、ここはかなりさっぱり。もう少しピリッとしていてもいいかも
でもさすが郊外2.7€

こういう言い方はどうかと思うのですが、労働者の方で大繁盛。
これって、安くておいしい証拠だと思います。
癖のある、常連のおじさんたちが言いたい放題。
おばちゃん一人で切り盛りしていたけど、ちゃんと順番を目で確認していた。すばらしい~!

あっ、もちろん私みたいなアジア人の若い(どこが?)女性なんかいませんでした。
これを食べた後、ちょっと食べあわせを心配しながら向かったのはもちろん

2011年初GelatoはPistacchio&Buontalenti
Buontalenti(ブオンタレンティ)は、以前もお話したことがあったと思うけど
彫刻家・・・というよりメディチ家のお抱え何でも屋。
一番有名なのはボーボリ庭園の洞窟でしょうね。
でもこの人本当にマルチな才能を持っていて、Gelatoまで作り出しているんです。
と言ってももちろん私が大好きなこんな↑タイプを作りだせるはずはなく、
当時は氷に蜂蜜をかけたシンプルなものだったらしいですが・・・

そういえば秋にメディチのVilla della Petraiaに行ったとき(げっ、この記事載せてない!)
Gelatoを入れていた陶器を見たんだった・・・
アレにこれを入れたのかぁ・・・感慨深いなぁ。

さて、このBuontalentiですが、実際どんなGelatoなのか調べてみると
1979年、フィレンツェの商工会が(商工会がコンクールを開くというのもFirenzeらしいなぁと思ってしまう。)、
天下に名高い"Buontaleti"というGelatoを世間に忘れられないようにしように、
という目的から開催されたコンクールで優勝したBadianiというGelateriaが特許をとっているらしい。
しかし、どうやらこれ、という決まった形があるわけではなく、結構そのお店独特の味を出しているようである。

こちらのはクリームと言ってもあっさりしていてとてもおいしかったです。
そうかぁ、今年はBadianiのBuontalenti食べよう!

Pistacchioの方は

ちゃんと豆(?)も入っていました。

この空だもん、食べたくなるでしょう・・・って昨日大雨だったけど同じこと言っていたって?
食後Coopに寄ろうと入り口のそばに行ってみると、なにやら行列が

はは~ん、こういうところに有ったんだ。
みんな水を汲んでいます。と言ってももちろんここで水が湧いているわけではありません。
昨今ようやくエコの意識がかなり高まってきたイタリア。
ペットボトルの水を買うことがどれだけ無駄か、ということからこういう水を汲める場所が結構で出来た、と
ニュースで言っていたけど、いったいどこに?と思っていたんですよね。
更にもう一つ思い出したけど、Firenzeってイタリアで一水道代が高いんですよ。

大して買い物もなく・・・当たり前じゃん。
だってあんた(わたしです、わたし)朝Esselungaに行ったじゃん。
今日は鯛2匹で3€弱だったので、尾頭付きだよ~
お魚久しぶり~
帰りは川沿いを

水面に写るPalazzoがきれい。

雲が秋みたい・・・
 

 

 
写真じゃちょっと分からないかなぁ→
雲が七色に見えたの


 


Ponte Vecchioまで戻って来たよ。

今日はきっと夕日がきれいだよ。
ということで、また出かけちゃおうかなぁ・・・
だって、自分に時間があって、天気がいい日なんてそうそうないし、
今年はもっと写真を頑張りたいと思っています。

もうすぐ16時、そろそろ出かけたほうがいいかなぁ・・・
ってあんた、1日何やってんだか??? 



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Talento (Shoko)
2011-01-13 02:13:50
もしかして、「能力」をさすタレントという言葉はBuontalentiさんから来ているのでしょうか。
実は数ヶ月前、イタリアでも同性愛の男性をゲイ(Gay)と言うのだと私の知人から聞きました。そしてその後すぐ、トリノで買った本にゲイという言葉はイタリア語から来たと書いてありました。シーザーのGaius(だっけ?)の名前が変化したものだそうで、トリノにその名前が多かったとか。昔、同性愛者が迫害されていた頃にGayさんがお店を開いて、そっちの方面の人たちの行き場を作ったとか、、、。おもしろいですよね。
返信する
天才さんみたいな感じ? (fontana)
2011-01-13 04:31:58
Shokoさん
確かに名前負けではなく、才能が一致しているという感じですね。そういえばこちらでは一時期、へんてこな名前を増える人が多かったのですが、去年あたりは昔の名前(Santoとか先祖の名前とか)をつける両親が増えたそうです。(人気は男の子Francesco女の子はGiuliaだそうです。)
普段何気なく使っている言葉の語源がイタリア語だったりするとびっくりしますね。
ゲイは聞くけど、ホモはないですね。(Hが発音しにくいから?)でもHomohobiaは今、結構深刻な問題になっています。これ英語かと思ったらラテン語+ギリシャ語なんですね・・・すごい単語だ。
返信する

コメントを投稿