お~い、いつになったら雨やむんだよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
地面が乾く暇がございません。
今もまた降って来た・・・
今週で後期の授業は終了です。
「早い!」って言った???![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ikari.gif)
恐怖の試験期間に突入・・・い、胃、が痛い。
毎年この夏の時期の試験ってやる気が起きないんですよねぇ。
ってそんなこと悠長に言ってる場合じゃなないんですけどねぇ・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
ところでそれはさておき(さておくな!)
今日Letteratura italiana(イタリア文学)の授業が最後だったんです。
最後・・・Ultima lezione
実は、私たち生徒にとってというだけでなく、教授の最後の授業でもあったんです。
そう彼は今年で退職します。
Letteratura italiana
面白くないんだよねぇ・・・とず~と思っていた。
わたくし、こう見えても(見えないって)国は違えど文学畑の出身
なんて、自慢は出来ないです。
日本文学だって、原本で読んだことのある作品は少ないもんねぇ・・・自慢するな!
だって"古典"て難しいよ。外国語と同じだモン。
イタリア文学だって同じです。
ラテン語よりはましだけどねぇ・・・厳しい!
ってこの教授の授業を受けるまでは思っていたんだよねぇ。
それが「D教授の授業はすごく面白い!」の評判どおり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
私でも笑えました。
題材は全60時間(それしかないの?と突っ込まないでくださいよ)
Boccaccio
メインはもちろんDecameron(デカメロン)なんですが
もちろん3大古典作家(っていうのかな?)DanteやPetrarcaも絡んできます。
イタリア文学の最盛期ですからねぇ。
ところで、こちら和訳もされていますが、読んだ事あります?
私の意志ではなく、うちには2種類の和訳があるんですけど・・・
つまりイタリアを去った人たちが置いていってくれたってこと。
2種類も有るということは
「イタリアに来たんだからデカメロンくらいは読んでおこう」と思った人が
最低でも2人はいたということよねぇ・・・
ほぼ全編が訳されている岩波文庫は最悪・・・
って仕方ないね初版1957年だもんね
日本語が分からん、漢字読めん!
もう1つ・・・あれ?これ私が持ってきたのか?
講談社文庫は1989年だけど、欠けてる
それも一番重要(と教授が言っていた)3日目と4日目がないじゃん!
まぁいい、翻訳に頼るな!(自分に言い聞かせてるだけです・・・)
試験勉強をする過程で、内容についてはここでも紹介しようと思っております。
もちろんSpero(自分で自分に期待してるだけ)ですけどね。
そうそう、で、最後の授業だったわけですが
以前ここで「教授の品格」と題して文句を言ったことがありますが、
こういう人こそ教授の鏡ではないだろうか・・・
Professore("教授"と訳しますが・・・)という職業は、イタリアでもちょっと特別なニュアンスがある。(気がする)
イタリアではCattedraと呼ばれる教壇。
教皇が座る場所の意味もあるこの言葉。
もちろん神聖なんでしょうねぇ。
服装にあまり厳しくないイタリアでも
教授は、スーツにネクタイが義務!
と言われている。
またこれがすごく不思議なのだが、教授たちは学生たちにも"Lei"(敬語)を使って話す。
学生が教授に敬語で話すのは当然だが・・・
未だにこれ、慣れないなぁ・・・
なぜだったか、一度外国人大学に通っている頃聞いていた生徒がいたが
忘れた…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
イタリアでもまだまだお堅い職業。
もちろんここはイタリア、イレギュラーな人の方がい多いけどね。
さてさてこの教授に関しては、最初一番驚いたのは
中高生が持っているあのイタリア特有のリュックを持っていた。
ご子息のものか本人のものかは定かではないが、とても使い込んだ感じ。
このリュック、使い勝手いいのか何なのか、結構年齢がいっても使っている人がいるのは確かだけど・・・
ちなみに日本人友人(女性)でこれを購入したって人がいますが(読んでたらごめんね~!)
そこから毎回本や資料が出てくる。
本が重いので重宝しているのだろうが・・・
更に驚きなのは、なんでも自転車で大学に来るらしい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bikes.gif)
定年退職だから、齢60歳!?
そして最終週の今週はなぜかジーンズで登場。
親近感を否めない・・・くくく
ジーンズ姿でリュックをしょって、自転車通学する大学教授。
ここはイタリアだった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_maji.gif)
そんな教授の口から語られるデカメロンのあらすじは、
まるでそこいらのイタリア人の立ち話みたい。
おいおい、と思うような話からえ~と思うようなことまで。
もちろん、ここではかけないようなすご~い話もあります。
なんと言ってもデカメロンと言えば、そちらの話、多いですからねぇ。(どちらか分かった方は・・・内緒でね)
本当に面白かった。(覚えているか否かは別問題)
思わず拍手モンだ・・・と思っていたのは私だけではなかった。
授業の終わりを告げる最後の言葉の後、自然と全生徒が拍手![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
こんな授業今まで見たことがない!
感動![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
ここ最近自分の興味以外の科目に翻弄され
大学に留まることに疑問すら覚えていたけど
こういう出会いもあるからもう少し頑張ることにしますわ。
そう、興味の対象は美術でも、文学も歴史も知らないでは済まされないのでございます。
Tanti auguri prof.!
試験はお手柔らかにお願いします![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
こういう偉大な教授たちが、今期を最後に大学を去るのが非常に残念だ。
全く、政府は・・・とまたそこに戻ってしまうのでありました。
さ、勉強するか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
あれ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
地面が乾く暇がございません。
今もまた降って来た・・・
今週で後期の授業は終了です。
「早い!」って言った???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ikari.gif)
恐怖の試験期間に突入・・・い、胃、が痛い。
毎年この夏の時期の試験ってやる気が起きないんですよねぇ。
ってそんなこと悠長に言ってる場合じゃなないんですけどねぇ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
ところでそれはさておき(さておくな!)
今日Letteratura italiana(イタリア文学)の授業が最後だったんです。
最後・・・Ultima lezione
実は、私たち生徒にとってというだけでなく、教授の最後の授業でもあったんです。
そう彼は今年で退職します。
Letteratura italiana
面白くないんだよねぇ・・・とず~と思っていた。
わたくし、こう見えても(見えないって)国は違えど文学畑の出身
なんて、自慢は出来ないです。
日本文学だって、原本で読んだことのある作品は少ないもんねぇ・・・自慢するな!
だって"古典"て難しいよ。外国語と同じだモン。
イタリア文学だって同じです。
ラテン語よりはましだけどねぇ・・・厳しい!
ってこの教授の授業を受けるまでは思っていたんだよねぇ。
それが「D教授の授業はすごく面白い!」の評判どおり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
私でも笑えました。
題材は全60時間(それしかないの?と突っ込まないでくださいよ)
Boccaccio
メインはもちろんDecameron(デカメロン)なんですが
もちろん3大古典作家(っていうのかな?)DanteやPetrarcaも絡んできます。
イタリア文学の最盛期ですからねぇ。
ところで、こちら和訳もされていますが、読んだ事あります?
私の意志ではなく、うちには2種類の和訳があるんですけど・・・
つまりイタリアを去った人たちが置いていってくれたってこと。
2種類も有るということは
「イタリアに来たんだからデカメロンくらいは読んでおこう」と思った人が
最低でも2人はいたということよねぇ・・・
ほぼ全編が訳されている岩波文庫は最悪・・・
って仕方ないね初版1957年だもんね
日本語が分からん、漢字読めん!
もう1つ・・・あれ?これ私が持ってきたのか?
講談社文庫は1989年だけど、欠けてる
それも一番重要(と教授が言っていた)3日目と4日目がないじゃん!
まぁいい、翻訳に頼るな!(自分に言い聞かせてるだけです・・・)
試験勉強をする過程で、内容についてはここでも紹介しようと思っております。
もちろんSpero(自分で自分に期待してるだけ)ですけどね。
そうそう、で、最後の授業だったわけですが
以前ここで「教授の品格」と題して文句を言ったことがありますが、
こういう人こそ教授の鏡ではないだろうか・・・
Professore("教授"と訳しますが・・・)という職業は、イタリアでもちょっと特別なニュアンスがある。(気がする)
イタリアではCattedraと呼ばれる教壇。
教皇が座る場所の意味もあるこの言葉。
もちろん神聖なんでしょうねぇ。
服装にあまり厳しくないイタリアでも
教授は、スーツにネクタイが義務!
と言われている。
またこれがすごく不思議なのだが、教授たちは学生たちにも"Lei"(敬語)を使って話す。
学生が教授に敬語で話すのは当然だが・・・
未だにこれ、慣れないなぁ・・・
なぜだったか、一度外国人大学に通っている頃聞いていた生徒がいたが
忘れた…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
イタリアでもまだまだお堅い職業。
もちろんここはイタリア、イレギュラーな人の方がい多いけどね。
さてさてこの教授に関しては、最初一番驚いたのは
中高生が持っているあのイタリア特有のリュックを持っていた。
ご子息のものか本人のものかは定かではないが、とても使い込んだ感じ。
このリュック、使い勝手いいのか何なのか、結構年齢がいっても使っている人がいるのは確かだけど・・・
ちなみに日本人友人(女性)でこれを購入したって人がいますが(読んでたらごめんね~!)
そこから毎回本や資料が出てくる。
本が重いので重宝しているのだろうが・・・
更に驚きなのは、なんでも自転車で大学に来るらしい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bikes.gif)
定年退職だから、齢60歳!?
そして最終週の今週はなぜかジーンズで登場。
親近感を否めない・・・くくく
ジーンズ姿でリュックをしょって、自転車通学する大学教授。
ここはイタリアだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_maji.gif)
そんな教授の口から語られるデカメロンのあらすじは、
まるでそこいらのイタリア人の立ち話みたい。
おいおい、と思うような話からえ~と思うようなことまで。
もちろん、ここではかけないようなすご~い話もあります。
なんと言ってもデカメロンと言えば、そちらの話、多いですからねぇ。(どちらか分かった方は・・・内緒でね)
本当に面白かった。(覚えているか否かは別問題)
思わず拍手モンだ・・・と思っていたのは私だけではなかった。
授業の終わりを告げる最後の言葉の後、自然と全生徒が拍手
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
こんな授業今まで見たことがない!
感動
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
ここ最近自分の興味以外の科目に翻弄され
大学に留まることに疑問すら覚えていたけど
こういう出会いもあるからもう少し頑張ることにしますわ。
そう、興味の対象は美術でも、文学も歴史も知らないでは済まされないのでございます。
Tanti auguri prof.!
試験はお手柔らかにお願いします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
こういう偉大な教授たちが、今期を最後に大学を去るのが非常に残念だ。
全く、政府は・・・とまたそこに戻ってしまうのでありました。
さ、勉強するか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
あれ?
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