ここのところ毎日本当にいい天気![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
それなのに私は引きこもり~
それはさておき
昨晩久々にいいドラマを見ました。
何度も言っているように、ここイタリアのテレビは
本当にStupidoなものが多く
(日本に帰ったら大して変わらなかったのはもっとがっかりでしたが)
挙句の果ては「一体いつの?」というくらい古い映画をやっています。
先日「ゴースト」を見たときは・・・
最近はニュース以外は旅番組、美術系の番組を見るくらいでしたが
昨日は久々に興味があるものがありました。
”Fuga per la liberta'"(「自由のための逃避」ですかね)
タイトルからうすうす察しがつくように
戦争物です。というかナチスものです。
内容はフィクションですが実際にGenovaにいたユダヤ系イタリア人が
ドイツ人から多数のユダヤ人を守り、スイスに逃がしたという
実際にあった話に基づいています。
"シンドラーのリスト"のような感じですね。
私が一番感動したのは最後のシーン。
娘を人質に取られ
Comoの駅からスイスにユダヤ人を亡命させる計画を
以前の友人で今はドイツ軍に従っているイタリア人の友人に話してしまった
マッシモ(主人公のユダヤ人)
電車が発車する直前に友人が到着
ユダヤ人を引き渡せと銃を突きつけられる。
そこに上司のドイツ人が登場。
(このドイツ人、本当にいや~な感じの人なんですよねぇ)
貨物車のドアを開けるとそこには・・・
「ドイツ人たちは赤十字に印を付けた滑車で
俺たちイタリア人の大切な美術品を盗み出しているんだぞ~」
とマッシモ
この言葉には本当に感動でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
これは本当に話ですからねぇ・・・
ナポレオンとドイツ軍
この人たちがイタリアから多数の美術品を持ち出したことは
周知の事実。
そしてどれだけの財産をイタリアは失ってしまったことか・・・
ドイツ人が聞いたらどう思うのか?と心配になりましたが・・・
そしてこの言葉を聞いた友人(イタリア人)は
なんと(というか当然ですが)ドイツ人に銃を向けます。
「お~君がイタリア人の中で、最初の英雄になるよ」
とドイツ人(う~ん皮肉がドイツ人らしい!)
そこで両者は相打ち
マッシモは無事娘、仲間とちとスイスに亡命
電車の脇にはうち捨てられた美術品の数々が・・・
と言葉で説明するのは非常に難しいのですが
とにかくいいドラマでした。
テーマは重いけど番宣でも言っていたけど
やはり"忘れてはいけない事実"というのがどの国にもあると思います。
ちなみにこのマッシモの娘さんは未だに健在で
試写に来ていて、コメントをしていました。
ここ数日は政治問題でもちきりのイタリアです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
それなのに私は引きこもり~
それはさておき
昨晩久々にいいドラマを見ました。
何度も言っているように、ここイタリアのテレビは
本当にStupidoなものが多く
(日本に帰ったら大して変わらなかったのはもっとがっかりでしたが)
挙句の果ては「一体いつの?」というくらい古い映画をやっています。
先日「ゴースト」を見たときは・・・
最近はニュース以外は旅番組、美術系の番組を見るくらいでしたが
昨日は久々に興味があるものがありました。
”Fuga per la liberta'"(「自由のための逃避」ですかね)
タイトルからうすうす察しがつくように
戦争物です。というかナチスものです。
内容はフィクションですが実際にGenovaにいたユダヤ系イタリア人が
ドイツ人から多数のユダヤ人を守り、スイスに逃がしたという
実際にあった話に基づいています。
"シンドラーのリスト"のような感じですね。
私が一番感動したのは最後のシーン。
娘を人質に取られ
Comoの駅からスイスにユダヤ人を亡命させる計画を
以前の友人で今はドイツ軍に従っているイタリア人の友人に話してしまった
マッシモ(主人公のユダヤ人)
電車が発車する直前に友人が到着
ユダヤ人を引き渡せと銃を突きつけられる。
そこに上司のドイツ人が登場。
(このドイツ人、本当にいや~な感じの人なんですよねぇ)
貨物車のドアを開けるとそこには・・・
「ドイツ人たちは赤十字に印を付けた滑車で
俺たちイタリア人の大切な美術品を盗み出しているんだぞ~」
とマッシモ
この言葉には本当に感動でした
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これは本当に話ですからねぇ・・・
ナポレオンとドイツ軍
この人たちがイタリアから多数の美術品を持ち出したことは
周知の事実。
そしてどれだけの財産をイタリアは失ってしまったことか・・・
ドイツ人が聞いたらどう思うのか?と心配になりましたが・・・
そしてこの言葉を聞いた友人(イタリア人)は
なんと(というか当然ですが)ドイツ人に銃を向けます。
「お~君がイタリア人の中で、最初の英雄になるよ」
とドイツ人(う~ん皮肉がドイツ人らしい!)
そこで両者は相打ち
マッシモは無事娘、仲間とちとスイスに亡命
電車の脇にはうち捨てられた美術品の数々が・・・
と言葉で説明するのは非常に難しいのですが
とにかくいいドラマでした。
テーマは重いけど番宣でも言っていたけど
やはり"忘れてはいけない事実"というのがどの国にもあると思います。
ちなみにこのマッシモの娘さんは未だに健在で
試写に来ていて、コメントをしていました。
ここ数日は政治問題でもちきりのイタリアです。
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