Pienzaに片思い

トスカーナはシエナ県に属するPienza(ピエンツァ）は
15世紀に教皇PioⅡが理想郷としてルネサンス形式で建設された
小さな小さな街である。
この街で一番有名なのは建築家、ロッセリーニが
FirenzeのPalazzo Rucellaiに想を得た
Palazzo Piccolomini・・・ではなくて
Pecorino(羊の乳でつくったペコリーノチーズ）という話は
4月,長年の恋がかなって初めてPienzaにたどりついたときにも話したと思いますが
今回は8月31日から9月2日まで
Fiera di Cacio(チーズ祭り）が行われていて
それが見たくて昨日張り切って出かけて行きました。

ところがなぜか今回もMontepluciano(モンテプルチャーノ）止まり
理由は・・・自業自得なのですが
自分でも良く分かりません。
まぁ強いて言うならイタリア生活の慣れが原因だったのでしょう・・・
残念！
もしPienzaに行く予定がある方は
直接ご連絡ください。
失敗談を詳しくお教えしますので、無事たどりつけると思います。
せめてもの救いはMontepulcianoでおいしい昼食を食べられたこと

何故かPienzaとは縁が薄い私です。
長い片思い・・・
でもイタリアって本当に車がないと不便です。
特にトスカーナは車があると違います。
そろそろ新種のワインが皮切りになる時期です。
こんな時期は車を使ってトスカーナの小さな街を飲み歩きたいです。

但しこんなイタリアでも最近飲酒による交通事故が増えてきていることから
飲酒はグラス2杯以内のワインが許容量ということです。
知らなかった～
アルコール探知機が最近試験的に使用されたというニュースも
テレビでやっていたし、日本の話も聞かれました。

イタリアの食事とワインは切っても切れない存在
かなり酷だなぁと重いながらも
イタリア人の運転の乱暴さでは仕方がないかも
「余所見をするな」という一見当たり前のようなことも
コマーシャルで注意が促されていますが
イタリア人は本当に余所見ばかり
「人の顔見て話さなくていいから、前見てくれ～」と思ったことが
どのくらい有ったか・・・幸い私を乗せてくれた人は
みんな無事故ですが・・・

そんな私は今日は昼から
またMontepclciano
うん？もしかしてMontepulcianoが私を引き止めているのかな？？？
こうしてまた何もせずに
静かに週末は過ぎ去ってゆくのでありました・・・ごちそうさまでした