ようやくたどり着きました。
今回を最終回としましょうねぇ~
既にどこに行ったのかも忘れてた…
レンブラントの家を出てトラムの乗り場を探しながら
この後ろの建物が新しい劇場のようです。
次回はアムステルダムでオペラ観るぞ~
誰だろこの人は?
自転車の止め方がすごいんですけど…
あれ?こっちが劇場か、いや違うよな…
とにかく建物のデザインが面白い。
統一感がないような有るような…
建物見てるだけでも飽きないね。
そしてようやく駅行きのトラムの乗り場に到着。
そこから駅に向かいます。
あ~街中ほとんど見なかったのに、これでアムステル終了なんて…
なんて名残惜しい。
これからまた電車に乗って30分弱
今回は初の鈍行だったのでちょっと時間かかったけど、普通は15分くらいらしい。
鈍行には若い子がいっぱい乗ってて、どうも途中にサッカー場が有ったみたいね。
そこでガラガラになりました。
Haarlem,ハーレム到着。
ハーレムはオランダ黄金期に繁栄した街。
ハーレムというと、ニューヨークのアフリカ系アメリカ人の文化の中心地の方がピンと来る人が多いと思いますが、
実はあちらはかの地へ入植したオランダ移民によって名づけられたと言われています。
そんなイメージとは程遠いオランダの”元祖ハーレム”は、スパールネ川沿いに発達した静かな古都なんだそうです。
なんでここに来たかはもちろん金唐革を見るため。
金唐革はオランダの黄金時代に発展するので、栄えていた街に今も残されているのは不思議ではないんです。
むしろ時間が止まっているような街程残っているんですよね。
げ~雨降って来た。
観光案内所もなければ、地図がない、どうしようと思っていたら
発見しましたよ。
無料の新聞を置いてあるみたいなケース。
ここに地図が。
ということで1枚引き抜いて、とりあえず目的の方向へ向かいます…が広場を出たところで本降りに。
仕方がないので、店の軒下でしばらく雨宿りをしていたのですが、
丁度そこへポテトを食べている人がやってきた。
「そうだ、これ食べてなかったなぁ」ということでこのお店までなんとか行こう!
と思ったらお店はすぐ隣でした。
急な雨のせいか、お客さんいっぱい。
と言っても日曜のお昼時、通りにはほとんど人がいません。
なんか不思議…
揚げたてのポテト。
これすっごく美味しい。
向こうの子供が私のことちらちた見てました。
メニューはフライドポテトの他にも有るようですがとにかく揚げられたポテトが山のよう…
マヨネーズ付けるからすごいカロリーなんですけどね。
そういえば今月中にこの手のオランダポテトのお店がフィレンツェのメイン通りにも出来るそうです。
この国の文化と合うのかどうかはおいておいても、
良いのか悪いのか食文化がどんどん国際化しているイタリアです。
お店の写真。
駅前から真っすぐ出ている通りを100メートル行くかな?というくらいの場所にありました。
確か2ユーロくらいだったと思います。
ポテト食べているうちに雨が小降りになったので、いざ出陣。
途中で見た
お屋敷
そしてここが中心だよね。聖バーフォ教会。
”大教会大教会とも呼ばれる十字型のゴシック建築で、街を代表するランドマーク。
1400年頃建造がはじまり、完成したのは1520年。
毎夜9時に鐘が美しい演奏を奏でます。
かつて街の周りに城壁があり、門が閉じられていた時代、夜9時から9時半に奏でられるこの鐘の音が城門を閉じる合図でした。
1738年にクリスチャン・ミュラーによって作られたパイプオルガンも見どころのひとつ。
このパイプオルガンは若き日のモーツァルトが演奏したことでも有名。
教会内部には、フランス・ハルスをはじめとする街の名士が眠っています。”
知らなかった…でも日曜日は開いてないので、どちらにせよ中に入ることはできなかったですね。
中の様子が気になる方は、こちらのページに大変定年に書かれていたのでご参照ください。
目的地はここから10分かからない場所に有りました。
マックが…
なんか段々民家に突入していく感じなんですけど…
良かった、良かった到着です。
ここはFrans Hals Museum,フランスハルス美術館です。
色々なサイトを見ても、ハーレムの見どころの最初に上がっているので、ここが一番の見どころなのでは?
”アントワープ出身、家族と共にハーレムへ移り住み、17世紀の繁栄の時代に活躍した画家フランス・ハルスに捧げられたミュージアム。
肖像画家として活躍したハルスの画風は、当時の一般的なものとは違い、人々がいまにも動き出しそうな一瞬を切り取った生き生きとしたものとして知られています。
また笑っている人物画を多く描いたことから「笑いの画家」とも呼ばれています。
そんな楽しい肖像画を覗いていると、17世紀の人と目が合うかのよう。筆致は一見するとラフに見えますが、そのテクニックは確かなもので躍動感にあふれています。
当時の家具や食器などのインテリアと共に絵画が飾られ、17世紀の館にいるような気分で鑑賞できます。”(こちらから引用)
イタリアで勉強した数少ないオランダ画家の一人だったけど「笑いの画家」と呼ばれているのは知らなかった。
現在彼の作品は散逸していて、実際人生で何枚くらい作品を描いたのか、正確には分かっていないらしい。
たぶん肖像オンリーの作家だったようだ。
たぶん一番有名な作品はこれよね。
この日から数日前にアムステルダム国立美術館で見た「陽気な酒飲み」
いかにも飲んでますよ~というおっさん図。
こういう人って万国共通ね。
この作品は”モデルが特定できない。この人物画は、注文を契機に制作されたのではなく、興味をひかれた人物を画家が主体的に選択し主要モチーフとして描いた作例であると考えられる
まぁ特定されても恥ずかしいよね。
こちらは
「ハーレムの聖ハドリアヌス市警備隊の士官たち」
これはこの美術館所蔵になっているけど、私見たかな???
しっかしみんなよく笑ってる。
ここもミュージアムパスでパス。
館内に入ってまず気になったのはこのタイル
この写真では分からないので拡大するとこんな感じ。
かわいい。
この先は目的のものを見つけるまで写真を撮ってないので、おそらく興味があるのものはなかったのだろう。
何故かここでは数人の日本人を見かけたんですよね。みんなマニアック~
有りましたよ~探し物。
一番奥の部屋に
こんな感じ
遠くから近くからバシバシ写真を撮っていたら、何を思ったのか、そばにいたおばあさんが私のように壁の写真を撮りだした。
珍しいものなのは確かだけど、あとで後悔しないといいけど。
壁だけでなく椅子も残ってた。
金かなぁ…というのはちょっと微妙だけど。
中庭。
ようやく完全に雨が上がってくれました。
さぁ~てこれでハーレムは終わり。
この後この前日も行ってたライデンに戻るんです。
昨日は時間切れで美術館に入れず、日曜日は全中は閉めている美術館が多いため思うように身動きが取れなかったんです。
更に時間は有るけど、やる気をそぐこの天候。
ということでいっそアムステルダムに戻ってぶらぶらしちゃおうかとも思ったのですが、やはり見ないで後悔するのは嫌なので…
ということで駅へ戻ります。
基本的に同じ道を通るのは嫌なので、今度はうんが沿いから駅へ戻ります。
本当にこうしてよかった。
途中
なにこれ?
経ち漕ぎサーフィン?
流行ってるの???
と思ったら日本でも結構海でやってる人いるんですってね。
なんていうのかは忘れたけど…
大きな運河に出ました。
このオランダらしい景色ともあと少しでお別れです。
寂しいなぁ~また来るよ~
そう、実はここで有ることに気が付いた。
向こうに見える跳ね橋が上がっています。
下がってきています。
あ~もうすぐ元通り。
わぁ何事もなかったように戻るのね。
初めて見たけど面白い。
と思いながら歩いていたらもっと面白い光景が。
横に回転する橋です。
突然来たのでびっくり。
勿論回る前に踏み切り音がなります。
誰も橋の上には残れません。(当然だよね)
橋のたもとでは物珍しそうに橋を眺める観光客と向こう側に渡りたい地元の人がこんな感じで眺めています。
橋のたもとに踏み切りっていうのも不思議な光景だ。
橋は完全に縦になり、ここを大型船が抜けて行きます。
楽しいもの見ちゃった。
もう一回見たいかも…ということで、この橋のたもとのカフェで休憩することにしました。
こちらはお店の方
私はこちら
ホントに橋のたもと。
勿論ビール。
楽しいねぇ~
後ろの橋が回ってるの分かりますか?
ということで2度目は動画を撮りましたので、良かったらこっちを見てね。
ビール飲んでつかの間の休息を取り、気を取り直して駅へ向かいます。
途中
名古屋発見。
日本食だろうなぁとは容易に想像が付きますが…
進んで行くとまたこのタイプの橋が有りました。
上がるところ近くで見たいなぁと思ったのですが
上がっている間にはたどり着けなかった。
すごくいいシステムだなぁと感心します。
いつ上がるか分からない橋を、ひたすら待ち続ける時間はないので、真っすぐ進みます。
オランダはホント、水と共存している国だなぁと。
この川はスパールネ川(たぶん)
北海運河(Noordzeekanaal)へと続くこの川がハーレムの経済を支えてたそうです。
人を怖がらないかもたち。
こちらは個人の船でしょうねぇ、良いですねぇ。
この門は何だろう?
この後ひたすら駅を目指して道なりに歩いて行くと、見えてきましたよ~オランダのシンボルが。
街の端に風車が。
ここも観光用ですね。
”アドリア―ンの風車はハーレムの中心を流れるスパールネ川沿いにあります。
街を代表する景観を作る背の高い風車で、火事で焼失されたものが近年、再建されました。
風車の内部は博物館になっています。川に張り出したテラスからの眺めも最高です。”(こちら
から)
この風車の有る部分で川が大きく曲がっているため、ここに立つと右にも左にも跳ね橋が有って、結局もう一回見ちゃいました…
ささっ、駅に向かいました。
なんか、おしゃれと言っていいのか…止めずらそうな自転車用スタンド。
これは…屋根がかわいい。
そして
ハーレムの駅に到着しました。
そしてライデン行きの電車に乗ったというわけです。
予想通り長くなってしまったので、ライデンの話はまた次回。
P.S. 昨晩ここでものすごい睡魔に襲われ、書いたものを確認しないで寝てしまったら
タイトルがおかしなことになっていましたね…
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