イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

日曜日のFirenze散歩 11月16日編

2008年11月17日 01時02分29秒 | フィレンツェのこと

2008年11月16日のDuomo

嫌な予感は大当たり・・・
昨日夕食後いきなり断水!
夕食後歯は磨いていたので良かったが化粧までは落していなかった
仕方がないから誰かがおいて行ってくれた拭いて落すメイク落としでメイクを落とし、化粧水でしっかりぬぐって寝た
幸いトイレは平気だった・・・
なんとなく気になっていたのか5時半に一度目が覚めて、確認したら水が出たので安心して寝た。初めてのことではないが、ちょっと焦った
それにしてもやはりGenovaに行くの止めて良かった・・・

とは言うものの今日はすごくいい天気になったのでちょっと後悔。そして毎週お決まりのお散歩へ
今日の目的は金曜日に買い損ねたOlioを買うためにS.Croceへ行くこととBenozzo Gozzoliの織物を見に行くこと。更に途中で先週から気になっていたマロングラッセを食べる事

ブラブラしながら、Palazzo Medici Riccardiに到着。途中Vino Sfuso(量り売りのワイン屋)の新しいお店を発見したので近いうちに試してみよう
徒歩での散歩はいつも何かしら新しい発見が有って楽しい!
常にこうして新しい情報を探している私です。

外には何も書いてなかったので???と思いながら入り口を入るとポスターが有ったので中に入って聞くと、本当に無料で入れた。(当然だよ、新聞にそう書いて有ったじゃん!)

これが1801年フランス人により発明された機織機。機織の原理は日本も同じだがこれがとにかくでかい!

うまく説明できないが、この上に流れている紙に穴(約300個)が開いていてその穴によって垂れている糸が動き柄が出来るそうだ。この機械が発明される前は全て手で行われていたとか・・・
現在も注文によりこの方法で布を織ることもあるとか・・・すごく高価だそうですよ。当然ですよね~手がかかっているもん

そして同じ部屋の中にはBenozzo Gozzoliの"Cavalcata dei Magi"の衣装を再現した布地が

中庭はまるで初夏?レモンがおいしそう


面白い経験でした。ふふふ心の洗濯の後はもちろんお腹。念願のマロングラッセを食べました。

1個1.3ユーロはちょっと贅沢だけどおいしかった。

こちらのPasticceria(お菓子屋さん)Robiglio
Duomoから50mくらいかな?
via Calzaiuoliから1本入ったところ
via de'Tosinghi 11/r
他のDolce(お菓子類)もおいしそうなので次回はそちらにチャレンジ!

途中、偶然開いていたPalazzo Davanzatiを覗いた。ここは無料。初めて足を踏み入れたけどすごい。寝室に描かれたフレスコ画がなんとも言えなかった。

Camera dei Pavoni(孔雀の間)孔雀は不死の象徴として宗教がなどにも数多く描かれている。そしてここは寝室だったが珍しバスルームが

たらいですけど・・・

そして最後に金曜日買い損ねたOlioを買いにS.Croceへ
汗ばむくらいの陽気です
ワインもしっかり試飲させていただきすっかり幸せ
Olioを1リットル購入。

こうしてこの日曜日もまた大したことをせずに終了してしまいました
帰って来て昨日IKEAで買った棚を作ったくらい・・・ははは
ちなみに今日は3時間コースでした


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2 コメント

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M.SATO (マロングラッセ)
2008-11-17 22:37:43
マロングラッセ美味しそうですね。食べたいけれど
お土産は無理でしょうね。イタリアの住宅事情、郵便事情(日本からの荷物無事到着。でも何故か関税を沢山とられたようです。中古品なのに)教育事情、交通事情。コントみたいですね。「違和感のイタリア/八木宏美」を読まれましたか?人間みな不平等!非合理・非効率性こそ創造性の芽は育つとのこと。なるほど。「泉さん」のブログ、娘の話は、この本を読み、少し納得がいきました。日本の発想で解釈しようとすると本当に「不思議の国イタリア」ですね。
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不思議なのか・・・ (fontana)
2008-11-18 01:49:22
マロングラッセは一瞬でしたがとてもおいしかったです。是非こちらに食べにいらしてください!
関税の話は聞きました・・・良くあることなので無事に荷物が届いたということで喜んだ方がいいですね。(と言っても大金ですね・・・泣くに泣けない)但し、日本の郵便局員がいくら勧めてもEMSの利用は避け、SALを利用することをお勧めします!(料金も安いし、まずトラブルが有りませんので)
不思議でいっぱいのこの国ですが、ある意味そこに人間らしさが残っている、とポジティブに解釈するしかないようです。「創造性の芽が育つ」かどうかは分かりませんが・・・何事にも快適さを求める気持ちの違いでしょうね。日本人ほど向上心のある国民も珍しいと思います。足して2で割った位が本当は調度いいのですがなかなかうまくは行きませんね
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