Emilia地方ではまだ眠れない夜が続いているようです。
ニュースを見ていると、何で崩れる可能性がある建物に入っていったのか、とか、日本人の感覚では考えられないことも起こっています。
被害がわりと新しい倉庫に集中しているのも今は大きく取りざたされております。
この地域はParmigianoチーズなど、食の宝庫。
そのあたりの被害も計算できないものとなっているようです。
日本の時と同様、救援物資が余ってきていて、「ものはいいからお金を送ってくれ」という声も聞こえています。
一日も早く状態が落ち着くといいのですが・・・
さて、私はと言いますと、マドリッドから戻ってふと気がついた、試験までそんなに時間がない。
いや、時間はまだあるけど、自分の理解度が低すぎると分かって、毎日の図書館通い、復活しています。
今は現代史の勉強中・・・数日は全然集中できず、本も字面を追っているだけ。
用語は難しいし、流れがつかめないのよね。
ということで最後の頼みは日本語。
とりあえずそこらへんの事情を日本語で読んでから、格段に内容が頭に入るようになり、今はようやくエンジン全開。
それにしても現代史って・・・
日本の教育方針では(今は知りませんが、私の頃は)現代までたどり着かないし、どの国も同じだと思うけど、自分の国の事情で歴史を勉強するじゃないですか。
だから日本って、横の関係がほとんど分からない。
確かに日本は江戸時代、外国との交易を断っていたけどさぁ。
そのとき世界では何が起きていたのか???
キリスト教国でもない日本は宗教のこともほとんど触れない。
そればかりか、政治のことも歴史の授業ではほとんど触れない・・・
更に日本って、何でも受験の為。やたら年号を覚えさせるけど、こちらって年号よりその頃どんなことが起きていたか、なぜそれが起きたか、その後どういう影響が出たか、とかがものすごく重要。
フランス革命が1789年だってことは私でも覚えていても、その後フランスは、ひいてはヨーロッパはどうなったか、と聞かれると・・・詳しくは答えられない。
だからこの年齢になって「そんなこと知らなかった・・・」ということばかり。
共産党と社会党、社会民主党の違い???
そんなこと考えたことなかったし・・・
日本がなぜイタリアとドイツと三国同盟を結ぶことになったか・・・そんなこと習った?
更に外国人に自分の国の歴史を語られるって・・・
いや、でも日本ってすごく特殊だと思う。
他国に侵略されたことがない国って、世界でも本当に少ないと思う。
本当に不思議・・・
今日は一般的な(日本のではなくて)共産党と社会党、社会民主党などなどの違い、それからイスラム教徒とユダヤ教徒の関係(中東問題の発端)を理解してから寝ることにしましょう。
簡単に理解できると思えないので、これだけでも時間かかるなぁ・・・
是非池上彰さんに簡単に説明してもらいたいものです。
まぁ幸いなのは海外にいてもこうしてネットでいくらでも日本語で説明してくれるということ。
ということで、今回もマドリッドのネタはお預け・・・お許しを
図書館がお休みの週末にはきっとアップできると思います。
今週は土曜日も祝日なので!
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ゲルマン民族の移動を習ってもその後の発展については触れてないし、ナポレオンを知っていても戦争を起こした事しかわからない。暗記するのが得意な人がテストの点を稼げる日本。
歴史のみならず政治経済のテストも、2日間くらいで覚えて、テストを受けて、テスト後は全て忘れるのが私の勉強方でした。なので、昔習った事は全く覚えていません。
日本の教育は無知な大人を生むのですよ(私だけかな?)。
いえいえ、同感です。
社会党や共産党というと、なんとなく悪の根源(大げさ)かと思っていたけど、ちゃんと歴史の流れを理解すればそんなことはないし、最近まで「パレスチナ問題?何それ?」くらいにしか思っていなかったけど、ものすごく深いものが有るんだなぁ…とこの歳になって開眼しました。
日本を出なければ無知なことも分からずに済むのでしょうが、果たして何のための教育なんでしょうか???