かれこれ12時間近くひたすらブログを書いています。
こんな日曜日も有りかなぁ、というのと、切れちゃうとまたやる気、いや書く気が無くなるってことで一気に書いてますよ~
楽しんでもらえていますか?
オランダいいなぁ・・・と思ってもらえてますかねぇ???
さて、入り口をくぐります。
ここはミュージアムパスをかざしてOK。
クロークはすぐわきにあります。
到着が11時半くらいだったし、のどが渇いていたので早速行っちゃいますか~
ということで真っ先に向かったのが、例の場所、というのは皆さんも容易に想像できると思います。
ただ実はこの時期屋外にもレストランが出ていたんです。
いつものくださ~い!
確か他にもビール有った気がするけど、せっかくだからこれにした。
今日はさすがに誰も私を咎めませんが、皆さんやはりこの時間はお茶かコーヒーみたい。
あれ???おかしいのかな???
この時間は空いてていいねぇ・・・
花瓶・・・じゃなかったよね、空き瓶に大きなひまわりが刺さってた。
ゴッホビール
うま~
ってよく見たら日本に輸出しているのか、日本人がどれだけ多いのか知らないけど
日本語表記してある・・・
まぁこの雰囲気で飲めることが大事ってことで気にしない、気にしない。
バルサミコ酢、よく見たら結構質の良いイタリアのオーガニックのものだったことにも関心。
この国はすごくオーガニックが流行っていました。
この天気だし、もう今日は終わり~みたいな感じです。
はるばるここまで来て、美術館見ないで終われるわけはないですけど、ホント気持ちいい。
もうその芝の上に寝転んでいたい!(勿論やらないですけど)
ほろ酔い加減でまず庭園内を散策。
すごく広いのですべての作品を見るのは不可能だったのですが、面白そうなのは見ました。
これもアート・・・子供たちがこの上を走り回っていました。
池の周りにはお弁当を広げている学生たち。
オランダはまだ夏休みに入ってないのね?
この池にもそういえば不思議なオブジェが浮かんでいたよねぇ・・・ここだったよね?
庭園をちょっとだけ見て、いよいよ中に入ります。
こちらもフラッシュなしなら撮影OK。
ゴッホをテーマにした特別展をやっていたので、またしてもゴッホ三昧でした。
この旅でいったいどれだけのゴッホを見たのだろう???
ここは壁の色遣いがとても良かった。
テーマに合わせて色を変えているんだけど、その色がとても優しく、作品を際立たせていた。
光の当て方とかもいいねぇ・・・
どんなテーマの展示だったか忘れたけど、私が気になったゴッホの花。
これテーマに論文書けるね、って論文のテーマが今はしっかり決まっているからこそ言えるセリフ。
これはダリア?(間違っていたら教えてね)
マーガレットかな?
バラ?
これもバラかな?
これとか
アネモネ?
とにかくこんなにゴッホの花が気になったことはないし(これたぶん卒論のテーマのせいね)
そしてひまわり以外にもこんなに多くの花を描いていなんて、今まで考えたこともなかった。
きっとゴッホは花が好きだったよね。
枯れてしまったひまわりは、咲き誇るひまわりより強いメッセージを発信しているような気がする・・・とこの絵の前で色々なことを考えていたときの事
「あれ~この美術館にはゴッホの作品が有るって聞いたけどありました?」「ひまわりないですよね・・・」と不躾に話しかけてきたおじさん。
大抵の場合、年上の方にはリスペクトするようにしていますが、この質問には呆れたのと、ものすごくゴッホの世界に入り込んでいたので、それを壊されたことでいらっ。
それでも何とか抑えて「ここのほとんどの作品はゴッホですよ」「これもゴッホのひまわりですよ」と教えてあげましたよ。
よりによってこの絵の前で何聞いてんだよ~と身内か友人なら怒鳴ってたし、年下なら無視してましたよ。
さすがにバツが悪かったみたいで、「あっそうですが、じゃあもう一度ゆっくり見てみよ~」って遠ざかって行きましたけど。
とにかく、作品見ているときは不用意に話しかけないでくださいね。
今考えても嫌だわ・・・こなことで苛立ってしまった自分も嫌ですけど。
勿論すべての人が自分のような知識を持って美術館を訪れているとは思いません。
日本人は他の美術館でもそうですが、有名なものだけ見て、見た気になって去っていく人が多いことも重々承知しています。
ツアーなら時間がないのも分かります。
ただやはり美術を少しでもかじったものとして、10秒でもいいから作品を見つめ、誰が描いたものなのか、わからなくてもいいから説明に視線を落としてください。
確かに日本人がVan Goghをゴッホと呼んでいるので、呼び名とスペルがいまいちピント来ないかもしれません。(イタリア語の発音は何とも発音しにくいヴァン・ゴッグです。)
でも街中の交通の便が良い美術館へ行くのではなく、わざわざ2時間もかけてやってくるのはそれなりにわけが有るんでしょう?
せめてゴッホのスペルくらいは覚えて来てくださいよ・・・とちょっと思ってしまったわけです。
まぁ余計なお世話でしょうけどね。(だったら声かけないでね)
往復4時間もかけてやってきたのに、先の母娘も私がこの部屋に入った頃にはすでに帰り支度でしたけどね。
なぜ日本人ってこう慌ただしいんだろう・・・
わけがわからんなぁ・・・
あ~と気を取り直して
ここにはかの有名な
”夜のカフェテリア”がありました。
あっこの額縁なんだよね、展覧会でよく見るの。
この作品はこの美術館所蔵のものなんだけど・・・どうしても好きになれないこの額縁。
2003年、初めてフランスに行った時が南フランスを回る旅でした。
その頃はたぶん私もさっきのおじさんと同じくらいの知識しかなかったですね・・・人のこと言えないな、と我を顧みる。
このカフェテリアも見たのに、今は何も思い出さないなぁ・・・いや~あの夏は暑かった。
なんでこの旅を思い出したのかというと、今年の暑さがこの2003年の猛暑と同じ、もしくはそれより悪いと言われているからです。
この旅で母はマルセーユで倒れ(疲れと軽い熱中症だったと思われる。翌日には元気になってたから)、妹は日焼けがひどくなり鼻の頭がむけてしまった。
その時以来今でも夏は鼻の頭がむける。原因はこの時細胞が壊れたからだと言っていました。
あ~今もう一度見に行きたい。
あの時とは全く違う印象だろうなぁ・・・行くぞ!
素敵な絵には素敵な女性が似合いますねぇ。
私にはまだまだだな。
忍耐が足りないです、ごめんなさい。
他にも新しいゴッホの発見として
なんかいいな
この目が生えた玉ねぎとか
これは”牛の心臓”って名前のトマトでは?
ますますゴッホが好きになる展示でした。
そして再び2時くらいなんですよ。
時間配分がことごとく間違っている私。
さっきは屋外のレストランで食べたので、絶品のアップルパイを出すという屋内のカフェでお昼にしようと行ってみたわけです。
まだ常設展が残ってますから。
雰囲気は良いんだけど、アップルパイはないし、他に魅力的なものはない。
ということで再びさっきのレストランへ逆戻り・・・
途中廊下のあちこちに黄色い花々が。
まるでゴッホの絵みたい。
本当に素敵な美術館でしたねぇ、ここは。
さすがにここにはもう2度と来ることはないだろうということで、カタログ欲しかったんだけど、英語かオランダ語しかなくて・・・
英語でもいいかなぁ、と最後まで思ったけど、止めました。
どうせ読まないし、印象に残ったものは写真を撮ったし、荷物が増えるのも明日から移動だから嫌だしね。
レストランに戻ります。
再度変な時間なので空いてます。
ただものも少なくなっていました・・・
それでもおいしそうなかぼちゃのスープ(パン付。オランダパンは勝手についてきませんね)と
グリーンカレー風味の肉団子。
そして今回はゴッホワイン。
どれだけ飲むんじゃ
きりりと冷えてて辛口でうまいじゃん。
2014年の新酒ですね。
このパンも美味しかったよ~あ~幸せ~
再びほろ酔い加減で美術館の中へ戻り、常設展の方へ向かいました。
この日はアムステルダムへ戻って22時までやっている市立近代美術館にも行く予定だったのであまり遅くはなれないなぁと思いながらもしっかり常設展も見ました。
結構本で見たことが有る作品が有ったんですよ・・・とそれを書くと長くなるのでこの辺りでひとまず休憩しますか。
続きは次回ということで・・・
食べてる話が多すぎますかね?
さすがに今日はここまで、ということで次回は日曜日以降になるかもしれませんがお楽しみに。
次回は「ブレーキなし自転車に乗る」の巻かな?
順次逆読みで楽しませてもらいますね。
先日、河鍋暁斎の展覧会で金唐紙の本物見ましたよ。あ〜これかぁ〜と、fontanaさんのおかげ?で、楽しんで見れましたよ。
では、暑さに負けず頑張ってくださいな!
お久しぶり!いつもコメント多くはないけど、誰からも反応がないので、ちょっと拗ねていました。だから続き書いてないんだけど。(笑)
まだ続きは沢山有るんだけどねぇ…
金唐紙は日本独特のもので、卒論のテーマとはちょっと違うんだけど、日本の持ち味を生かした技術なので、良いものみたねぇ…という感じです。私も紙の実物を見たことはないので。
日本も暑そうだね。この夏は新しい経験があるよね。頑張ってねぇ~応援しています。
ぜひぜひお時間があるときに、オランダのお話アップしてください。
行けるならば、すぐにでもオランダに遊びにいってみたいです!
ありがとうございます。こうして読んでくれている人がいると分かれば書きますよ~って既に忘れ初めているんですけど(笑)
オランダ良かったですよ~私もすぐにでもまた行きたいです。