3大元気の素は食・音楽・美術

もしや、ウィルス？
さっきまでなぜか自分のブログが見られなかった。
う～んタダでさえ、先日も新型のウィルス(マーズとか言った？)が流行っているので気をつけて下さいと日本人会からメールが有ったのに・・・ってこっちは体に直接害を与えるから注意ね。
う～んハッキングでもされたかなぁ・・・でも今銀行口座を確認するのは危険な気もする・・・
とりあえず朝まで様子を見てみよう。

いや、いやびっくりと言えば、今朝メールを開いたら、久しぶり友人から「Bettola」というタイトルのメールが来ていた。
実は昨晩、日本から遊びに来ていた友人と一緒に久々にこのレストランに行っていて、
でもそんなこと彼女は知る良しもないし、ましてまだここに書いてないし・・・こわい、誰かに監視されてる？
とりあえずメールを開けると、なんということはない、なんでも彼女がお昼に行ったイタリアンレストランにここの絵葉書が置いてあって、不思議に思った彼女が訪ねると、なんとここのシェフがフィレンツェ滞在時に良く通っていたそうです。
おいしいレストランらしいですが、ピザが小さい(イタリアと比べて、ね)とぼやいていました。
いやいや、それにしても偶然同じ日(正確には数時間のずれはあるんだけど)に!
すごいねぇ・・・悪いことは出来ないもんだ。(してない、してない)

ということで、彼女を羨ましがらせるために・・・いひひ意地悪
最初に

お通し？
レバーだよ～
ほんのり温かくておいしい。
そしてここに来たらこれを食べずには帰れませんよ

Penne alla Bettola
”ベットラのペンネ”というこの店の看板料理。
周りを見ても殆どこれを注文しているくらいの定番中の定番で、何度も食べているんだけど、未だにこれはなんなのか(ペンネですけど)分からない。
そんなわけはないけど、味噌っぽいのよねぇ。

そしてメニューを見たら鰯とズッキーニのフリットを頼んだんだけど、実は注文時
「ラーナも有るよ」と言われた
「ラーナ？ラーナって何？」って思わず言ってしまった。
カタカナで書くと分からないんだけど、lanaとranaがイタリア語には存在する。
この発音の区別が付きにくいんだよねぇ・・・
lanaはウール、ranaはカエルでどちらももちろん知らない単語じゃないんだけど、どちらもレストランにはふさわしくないため、ピント来なかった。
で「frog!」と言われて初めて分かった・・・カ・エ・ル

昔むかし、まだ日本でちゃんと仕事をしていた頃、顔なじみのイタリアンレストランで1度だけ食べたことがある。
あの時はメニューをお任せにしていて、フリットが出てきたんだけど、食べる前に何のフリットか教えてくれなかったんだよね。
教えてくれない＝ゲテモノだろうという想像は付いていたんだけど、よく言うように鶏肉みたいだった。
まぁその後台湾の屋台で売られていた生のカエルを見たときはさすがに食べれないなぁ・・・と思ったけどね。

カエルは頼まず、鰯とズッキーニで
それから

カルパッチョも頼みました。上にカルチョーフィが乗ってます。
生肉がピンク色。
さすがの私もお腹いっぱいでございます。

最後にコーヒーを
しかし、この場では言わなかったけど、これエスプレッソじゃなかった。
なんだろう、このまずさ・・・
う～ん次回に期待か、次回は頼まないか・・・
本当はこの後私のランキングではフィレンツェで１，２を競うおいしさのGelatoを食べたかったんですが、さすがに断念。
7時半に入店したのに、出たのは10時過ぎてたしね。
そうそうたまたま前回と同じ席だったんだよ・・・これも偶然ですが。

いやいや、今日会った知り合いが、具合が悪くて大変だったという話をしていましたが、私は食・音楽・美術という元気の素でいつも自分の健康を保っております。
今晩は

Daniele Gattiの指揮でワーグナー三昧
・ニーベルングの指環の神々の黄昏
・ローエングリン
・パルジファル
・ニュルンベルクのマイスタージンガー
の4曲。
最初と最後が特に良かった～

空席は相変わらず目立つけど、ここ最近ではお客さんの入りもいい方だった。
ワーグナーは今まで”聴かず”嫌いだったけど(ドイツ歌曲は結構苦手)今年は生誕200年ということで、色々見聴きしているので、その良さが最近特によく分かった。
そのむかし、金管畑で育ったので、やはり金管が気になる。
ワーグナーは楽器に凝ったりしているだけだって、金管が堂々としていてすごくステキ。

また偉大な指揮者だと違うんだよねぇ・・・
更に今回ちょっと思ったのは、3階席はやはり音響が下の階よりいいんだけど、ステージに向かって右側の方が(シーズンシートの席は左側)音響が更にいい気がする。

そんなこんなで今日もしっかり栄養補給をしましたよ。
ってなことでおやすみなさいませ・・・