春が来た~!
と思えるようないい天気だった。
でも春はまだまだやってこないだろうなぁ・・・しかし、日は確実に長くなり、春は近づいている。
さて、今日は友人の展覧会へ。
実はこちらの展覧会は2月の頭からBagno a RipoliというFirenzeの隣町で行われていた。
この展覧会になぜか(いや理由は分かったいるのだが)巻き込まれ(いえいえ、喜んで)及ばずながらお手伝いをさせていただいていた。
本当には展覧会の初日に市長を交えて、セレモニーがある予定だったのだが、あの時期は大雪警報が出ており、念のためということで日にちをずらすことになった。
そのイベントが今日有った。
5時からの予定が始まったのは5時半をと~くに周った頃だった。
そんなことだろうと鷹をくくって4時少し前まで図書館にこもっていたら
「fontanaさん、今どこですか?」
「えっ、centro(市内)だけど。そろそろ出かけようと思っていたところ・・・」
「ははは、出かけて下さい!」ってお呼びが掛かってしまった。
しゅみましぇん、イタリアモードで・・・
アーティストは平野良光さん(オフィシャルサイト)
2011年9月より文化庁新進芸術家海外留学制度のよりフィレンツェで活動中。
この展覧会は、公共施設にアートを!という企画の第1弾。
実はこちらのBagno a Ripoli市("市"???)では昨年も日本関係のイベントが行われている。
そんな中からこの企画が生まれたわけなのです。
"フィレンツェの庭"と呼ばれているこの地区はフィレンツェ市内からバスで30分くらいでこんな田舎(失礼!)というくらいのどかな田園風景画広がっている。
実は見ものは昔々、私が真っ暗な道をひたすら歩いて見に行ったAntellaという地区にあるOratorio di Santa Caterina (サンタ・カテリーナ礼拝堂)(2009年12月31日の記事でした)
まぁこの企画に賛同したから、試験勉強の合間でも協力をしたわけですが、イベントの内容よりもっと興味深かったのは(ええ、もちろんイベントも興味深いです、はい。)昨年の震災後色々な活動のなかで本当にたくさんの海外で活躍する日本人と知り合ったこと。
"アーティスト"という枠でくくってしまうなら、みんなそうかも(私以外はね)
今日も別の文化庁新進芸術家海外留学制度でフィレンツェに来ている人とお話をしたり、料理を極める人とお話したり・・・
真剣に何かを極めようとしている人たちは本当に輝いているし、自分も本当に勉強になる。
世界が違えば違うほど、反対側の世界をのぞいている感じ。
オーラが見えるとかそういうことではなく、彼らの過去そして輝かしい未来が見える、という感じかな?(大げさ?)
日本、イタリア活躍の場所はどこであっても。
私も他人にそう思われる、そんな一人になれたらいいなぁ・・・
色々な意味で最近自分の"名前"が一人歩きしているみたいだけど、名前に恥じない自分になりたい、いやならなくちゃ。
もっともっと貪欲に。まだまだ吸収することは山ほど有るなぁ・・・
今日話していたある人がメニューに載っている料理ではなく、その人を見て、その人の好みを聞いただけで、その人が満足する料理を作れる料理人になりたいと言っていた。
私は・・・どう表現したらいいのか分からないけど、相手の興味があることに対して答え以上の答えが返せるようになりたい。(ちょっと分かりにくいかな)
例えば団体ツアー用のガイドではなく、対個人のマニアックなガイドになりたいな。
もちろん観光ガイドになりたいという意味ではなく、ね。
色々刺激を受けた一日でした。
平野君は来月帰国、帰国後すぐに故郷宮崎で展覧会が行われます。
お近くにお住まい、お寄りの方は是非ご覧になってくださいね。
ああ、あれ?詳しい情報が無いぞ・・・
分かったらまた載せますわ。
さて、何よりもまず私がやらなければいけないこと・・・ははは、言わないで下さい。
最新の画像[もっと見る]
- 2024年の終わりに 2週間前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 5ヶ月前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます