イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

クリスマスプレゼント

2008年12月15日 07時03分49秒 | イタリア・生活
最近土日外に出るのが非常に憂鬱私は横浜育ちだし、通勤電車にもちゃんと乗っていたから、日本の人の多さに比べれば、こんなはどうってことないはずなのに、混雑している通りを見るとうんざり・・・特に日本の場合、いくら混雑していても、それなりに自分のペースが保てるのに、この国はそうは行かない。いきなり振り返られたり、急停車、急発進、あっち~フラフラ、こっち~フラフラ・・・だから極力出たくないんだよこの時期はストリートアーティストの方々も稼ぎ時と見えて、あちらこちらに人垣が出来ているし・・・

この寒い中、彼らは一体何をしているのか?というと、ひたすらクリスマスのプレゼント選び。とにかくイタリア人のプレゼント購入数は半端じゃない。よくリストを作っているのは見かけるが、20~30個なんて人もいる。昔、イタリア人と同居していた時観察していたらは、プレゼントに付箋で名前をつけていましたよラッピングも結構自分でやる人が多い。でもリボンがホチキス止めだったりとか、日本とはかなり勝手が違う。もちろんプレゼントはピンきりで、最近こちらでも大分商品が充実してきた、と言ってももちろん日本の100均の足元にも及ばないけど99centesimi(0.99€)ショップや1ユーロショップ、更にはFirenzeではまだ見かけないけど、50centesimi(0.5€)などで買うような義理チョコみたいな間隔のものから、上は???

さてさて、いやいやながら今日は午後用事が有ってイタリア人の家に、帰り際に、「ちょっと早いけど」と、いきなりもらったプレゼントがこれ↓

ちょっと写真が分かりにくいけど、天使がロウソクを持っています。「クリスマスらしいでしょう?」とのこと。どうですか?かわいい?

そして反対に贈るほう。私には幸い(?)そんなにプレゼントをする相手はいない。ここ数年、唯一欠かさないのが恩師への、お礼を兼ねたクリスマスプレゼント。(ということはお歳暮の感覚が近いのか?)毎年、日本へ帰った時に考えるのだが、かなりネタが偏ってしまい、今年はいい案が浮かばなかった・・・手ごろで、軽くて、日本の伝統的なもの???結構難しい今まではず~と、日本が誇る浮世絵特集だったのですが、まるで日本にはこれしかないみたい・・・と私自身が飽きてしまったので、今年は桜をテーマにいくつか集めたものを贈る事にしました。↓

どうかなぁ・・・喜んでくれるといいけどなぁ

イタリア人のプレゼントの開け方の基本は、もらったものはその場で開ける。包装紙は気にせずビリビリ破る・・・というのが鉄則。最初見たときはかなりびっくりしたけど・・・しかし最近私の周りでは包装紙をきちんと剥がす人が増えている。これはひとえに私たち日本人が得てして和紙を包装紙に使うからだと思う。和紙は非常に優れていて、修復などです利用されている。日本が世界に誇れる技術の1つです。クリスマス商戦も佳境です。だってもう12月も半分終わってしまったもんねぇ・・・早すぎます


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