イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

La Boheme(ラ・ボエーム)

2008年10月18日 08時02分24秒 | イタリア・音楽
オペラ2回目の演目は
"La Boheme”(ラ・ボエーム)だった
20分くらい前に戻って来たところ(現在イタリア時間0時半を回ったところです)

確か初めてではないと思っていたので
事前に予習しないで行ったら???
あれっ???もしや”La Traviata"(椿姫)と勘違い???
いや~これは確かにミミだったはずだが???
あれマノンとレスコーはどれだ???
あれそれはまた違うか???
やはり予習が必要だったのか???
と思いながら見ていたらやはり間違いはなかった。
オペラはいくらイタリア語が上達しても
予習するのとしないのでは全然理解度が違いますからね

以前も書いたかも知れないが
最近はサイトを見ることも多いけど
"今夜はオペラ"(加藤浩子:著 春秋社)
という本がとても良く出来ているのでお勧め
有名な作品はこれでほぼ網羅出来る。

一番好きなのは「幸い今日は月夜、月が僕らのそばにいる」と歌う
ロドルフォのアリアから
「みんなは私をミミと呼ぶ、でも私の名前はルチーア。
(なぜミミと呼ぶのか)私は知らない」
思わず「何でやねん?」とつっこみたくなるミミのアリア
これ、日本語に訳してしまうとすっかり冷めてしまう

前回のトスカに比べて今日の方が良かったなぁと思っていたのは
やはり私だけではなかった
最後の拍手がそれを物語っていた。

それにしても今回は周りに変わった人が多かった
前回はアメリカ人の服装の文句を言ったっけ・・・文句ばかりだ
まずどうしてプロが歌っているのにそれに合わせて歌う!
黙っていられないイタリア人の性分は分かるけど
自分は気持ちが良くても回りは非常に迷惑

そして子供
日本は基本的にオペラには子供は連れて入れない(はず)
普段は滅多に子供を見ないのだがやはりチケットが安いので
子供連れが多い
確かに小さい時から本物に触れることはいいことだと思う
しかし、途中でぐずりだした上
椅子をけられた方はたまったもんじゃない
余程注意しようかと思ったら急に静かに・・・
おいおい

そして私の前にいたでかいおばさん
私も注意しようと思っているが
エコノミーシートが窮屈になったら
何が何でもダイエットしないとね・・・
この方は椅子にはまっていて(的確な日本語)
多分とても窮屈なんだと思うんだけど
右へ左へ5分としてじっとしていない
彼女が動くたびに舞台が見えないんだよ
よっぽど頭を叩いてやりたかった(もちろん心の中でですよ)

極めつけ・・・
このおばさんの隣に座っていた
やはり夫婦、太り方が全く同じだったおじさんが
ず~と指揮をしていたんですよねぇ
それもずれている・・・
手が視界に入って非常に気になる
う~ん・・・やはり私が変な出来事をひきつけているのだろうか???

オペラは夜が遅いのが欠点
明日(もう今日だよ)も授業が有るので今日はこの辺で
げっ、1時だ
おやすみなさい


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