”芸術”について日々考える

久しぶりに落ち着いた日曜日。
朝から髪の毛を染めたり、ゆっくりお昼を食べたりしていた。
さて、久々に何か書くかなぁ???
ネタは・・・有りすぎてどれからにしよう？

この1週間本当に怒涛のような毎日だった。
でも頑張ったおかげでどうやらこの企画、うまくいきそう。
(詳しい発表はもう少しお待ちください。)

この企画のおかげで、色々な人と知り合った。
ちょっとうれしかったのは、頼もしい日本人男子たち。
あまりに気も利くし、頭の回転もいいので「何でイタリアにいるの？」と聞いてみた(考えるとすごい質問だわ)
「他人が出来ることは他人に任せ、自分は自分しか出来ないことをやりたいからここにいる。」と
しっかりしている。ものすごい学歴の持ち主だって知ったのはその後。
そんなこともひけらかさないし、若いのに頼もしいなぁ・・・
とか言いながら、私が仕事を辞めイタリア行きを決めたのは、調度彼くらいの年齢の時だった。
私もあの時毎日PCに向かいながら
「このまま死んだら後悔するだろうなぁ」と思っていた。

イタリアに来て、足掛け6年
今回ようやく自分の方向性が見えた。
今回の経験は「自分にしか出来ない何か」を見つけるきっかけとなった。

今回の日本の惨事
世界的不況で”芸術”に割かれる時間、お金が減っている。
そのことを嘆く人もいるけれど、”芸術”はそんな時だから必要だと思う。
”芸術”は人間が営みを続ける限りなくなることはない。
厳しい時だからこそ、辛い時だからこそ、音楽や絵画が辛い心を癒してくれるはず。

気持ちのこもった作品は、きっと誰かを助けてくれる。
アーティストたちの思いを伝える架け橋になれたらいいと思う今日この頃であります。