先週ボッティチェリの「悲しみの人キリスト」は4,540万ドル、52億円超で売却された。(オークシヨン会社の手数料込)
直近の”発見”にもかかわらず、それほど値段上がらなかったなぁ、というのが個人的な感想。
それでも50億超えてますけどね。
それより、目下一番気になっているのはこちら。
フィレンツェのカルミネ教会(Chiesa del Carmene)のブランカッチ礼拝堂(Cappella Brancacci)のフレスコ画修理のために組まれた足場に上って間近でマザッチョ(Masaccio)のフレスコ画が見られるということ。
礼拝堂は昨年12月より足場を組み立てるために閉まっていたが、2月より再開する。
訪問者は、修復のために組まれた足場に上って間近でフレスコ画を見ることができるようになる。
ブランカッチ礼拝堂が最後に修復されたのは1980年代、その後2020年に保存のためにモニターが付けられた。
このモニターの設置によってマソリーノ( Masolino),マザッチョ (Masaccio) 、フィリッピーノ・リッピ( Filippino Lippi)によって描かれたフレスコ画の劣化が明らかになり、今回の大規模な修復となった。
プロジェクトの中心は国や市だが、お金を出しているのはアメリカの財団のようで頭が下がる。
あ~行きたい、行きたい、見に行きた~い。
行けないけど、情報は載せておく。
金・土・月:10時から17時
日:13時から17時
ガイドツアーは10人以外のグループでおよそ30分。要予約(オンラインか電話。1月30日現在詳細はわからず。)
※2月3日、追加情報
予約はこちらへcappellabrancacci@musefirenze.
もしくはこちらの電話番号へ
055 2768224
あ~とほほ。
写真・参考:https://www.ansa.it/
海外旅行が制限なしで行き来できるようになるのはいつでしょうか。