限界に挑戦!?

最悪最低の一日だった。
今日は朝からQuestura(警察署の移民局)へ、滞在許可証の申請の為に行っていたのだが・・・
この国に少しでも滞在したいと思ったことが有る人ならば、この滞在許可証の申請の手際の悪さを1度は聞いたことがあるだろう。
というより、この試練をパスできない人は、合法的にはこの国には居られない。

最近、噂でこの地獄の沙汰も緩和された都市が有ると聞いていたけど・・・
そんなのうそ！去年より悪くなっている
多分去年も書いたと思うけど、あそこ、移民局はその国の底辺だと思う。あそこに行くと、決して何も悪いことはしていないのに、罪人のような気持ちになる特にこの国は、移民に関してものすごく大きな問題を抱えている。
日本で暮らしている分にはピンと来ないだろうが、日本の移民局も「あそこは日本じゃない」と知り合いのイタリア人が言っていた。
みんなが一体何語なのか分からない言葉で話し、子供たちが泣き叫ぶ・・・それに加えて30度を越える暑さ。具合が悪くなるのも当然・・・
年に2回でも、本当に苦痛
いっそ偽装結婚して、今より長いPermesso(滞在許可書)でも取るかな（冗談、冗談)

更に何なのこの番号！
３５３!?300番から始まっているんだよね？と思いたかった・・・
でも順番はあっという間にやってきた。
そうなのだ、これは序の口
ここで自分の担当の窓口に振り分けられるだけ
B052・・・ってまだ12だよ
書類確認するのなんで1人30分もかかってんだよ～

今日は大学にも用事があったので、少々抜け出して大学に・・・と思ったら、なんと
こちらも教授が着てないというではないか・・・あ～もうイタリア人って
くそ～今日は1つも用事が片付かんなぁ

Questuraに引き返し、偶然出頭日が同じだった友人と、やることもないので早めにのお昼。久しぶりに外食中華。彼女お勧めの辛～いスープが全身から汗が吹き出る感じでおいしかった
二人で「やってられるか～」と昼からビールとワインを飲んで戻ると、なんと彼女の番号は過ぎていた
でもここはイタリア、すかさず割り込みを教えたら、担当のおねぇちゃんにすご～い嫌味を言われた。でも、いいんです、用はやってもらえれば。こうでもしなけりゃイタリアでは生きては行けません。(決して道理の通らない割り込みを勧めているわけではないのであしからず)

でもこの割り込みが功を奏した。
なんとこんなに待っている人がいるのに、14時で休憩を取ったんだよ、こいつら
天国と地獄・・・わたしゃもちろん地獄。
だって、私まであと4人だったのだ
日本人なら、仕事残してお昼に行くなんてありえない！でもここはイタリア・・・でも仕事を終えてから一服した方が、さぞおいしいと思うのは日本人だけ？
今日はとことんついてない

休憩時間3,40分をはさみ再開。
私の番になったけど・・・保険が来月切れるから受理できないだ～
「こんなに待たせておいたのはあんたたちでしょ」と軽く切れたところで拉致はあかず、15日以内の再出頭となった
また!?ありえない、ありえない
Non e'colpa mia.(私のせいじゃない！）

疲れた、疲れた、疲れた・・・
家でふて寝
と思ったのに、私はなぜか自転車で30分強、空港のそばまで行ってきた。
理由は、「新しい携帯を買う」というだけ・・・

自転車って、どこまで行けると思います？
私、時々自分が非常に馬鹿だなぁ・・・と思うことが有る。
なんとなく自転車ってどこまでも行けそうな気がして・・・原動力はあくまでも自分なのに。
って今日はかなり無謀だった。もう2度と私のおんぼろママチャリで行くことはないと思うけど、CentroからVia Pistoieseまで走って来た。
確実に明日は筋肉痛、今日はぐっすり眠れそう
って既に睡魔大魔王が降りてきた気がする・・・

とにかく今日は散々な一日だった。
って、仕事はまだ終わってないんだって～保険だよ、保険