う~ん、地団駄踏んじゃうよ。
なんで、土日でも行っておかなかったんだ~!!
気にはなっていたんだけど、先週のNHK日曜美術館を見たら後悔千万、く~!!
なんのことかって?
「国宝 鳥獣戯画のすべて」展もそうだけど、こちらも早いうちに行っておくべきだった。
「次に来る!」と言われている日本美術の巨匠、渡辺省亭(せいてい)の展覧会の話。
う~ん、23日までのうえ、これ巡回で次が決まっているからこのまま閉幕かなぁ…残念。
実は彼のこと、全然知らなかったんだけど、偶然今読んでいる本にも彼の話が出て来た。
写真:Amazon
先月「ジャポネズリ―」について記事を書くお仕事が有って、そこら辺を調べるために図書館で借りていた本。
ここに渡辺省亭は1878年のパリ万博の際にパリへ渡り、そこで数回席画、すなわち即興制作を披露し、ジャポニザン(日本のものの愛好家)を驚かせた。
当時既にフランスでは日本ブームが来ていたが、彼らが実際に日本人の画家が絵を描くのを見たのはこの時が初めてだっただろう。
たとえばエドモン・ド・ゴンクールは、ビュティの屋敷で省亭が「手品師」のように数羽の鳥を描いた日記に書いている。
そして、「日曜美術館」にも出ていたが、ドガが省亭から贈られた絵。
左の隅に献辞が描かれている。
「為ドガース君 省亭席画」と書かれ、ドガの目の前でこれを描き贈ったという。
この絵は、現在アメリカのクラーク美術館が所蔵していて、日本初公開。
う~ん、これだけで良いから見たい!!
このクラーク美術館はボストンから車で3時間、マサチューセッツ州ウィリアムズタウンに位置する美術館で、アメリカの富豪、ロバート・スターリング・クラーク夫妻が一代で築いた印象派絵画が目玉も美術館。
って初めて知りましたさぁ。いや~益々アメリカに行きたい!!
実は2010年からの同館増改築工事に伴う世界巡回展で、2013年日本にもやって来たそうですね。
関東では三菱一号館美術館で2013年2月9日(土)~5月26日(日)開催されていたとか。
全然知らなかった…
旅行のついでにちょっと寄る、という場所にある美術館でもないようですし、作品をどっさり貸し出すというタイプの美術館でもないそうなので、この展覧会を見られなかったのだから行くしかない!!
いつか行ける日を楽しみに今は我慢しましょう。
いやいや、印象派もそうだけど、日本画の優れているものもアメリカのコレクターはどっさり持ってます。
省亭の作品は、特に当時の来日していた外国人に好まれ、多くが海外へ流出。
現在はメトロポリタン美術館、ボストン美術館、大英博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館、ライデン国立民族学博物館、ベルリン東洋美術館、ウィーン工芸美術館などに所蔵されているらしい。
今回は国内外から、初公開作品を含む全112点が展示されているらしい。
あ~、お願いだから会期を延長してくだされ~!!
東京のあとは愛知、静岡。
感染落ち着いてたら静岡なら行って行けないこともないけど、夏休み期間だなぁ…
う~ん、やっぱり東京でお願いします!!
・愛知展
会期:2021年5月29日(土)〜7月11日(日)〈予定〉
会場:岡崎市美術博物館
・静岡展
会期:2021年7月17日(土)〜8月29日(日)
会場:佐野美術館
写真・参考:https://seitei2021.jp/
ちなみに5月16日までの予定だった東京国立近代美術館で開催中だった「あやしい絵展」は閉幕となったそうです。
ちなみにこちらは大阪に巡回、7月3日より大阪歴史博物館で開催予定だそうです。
その頃は落ち着ているよね。
写真・参考:https://ayashiie2021.jp/
う~ん、チケット買ったのに、「コンスタブル展」も強制終了かぁ???
とほほ。
最新の画像[もっと見る]
- 2024年の終わりに 1ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます