Leggere e' il cibo della mente.

１月２４日、今日のFirenzeは
　
こんな感じで青空・・・だけど相変わらず風が冷たい。
朝、郵便局に行き、Copisteriaに行く途中

時刻は10時半です。珍しく時計が合ってる。

が～ん、久しく来ていなかったけど・・・
行きつけのCopisteria(コピー屋さん)がなんとつぶれていた。
ショック・・・こんなところも不景気なの？？？
仕方がないので他のところへ行った。
その後、Santa Maria Maddalena dei Pazzi教会へ。
というのも昨日ここのPeruginoのフレスコ画が修復を終え、1月中旬から一般公開が再開されるという記事を読んだから。
ここのフレスコ、修復前の様子は2005年に見ている。

今でもはっきり覚えているけど、ここの受付にいたおじいさんに
「君はスペイン人か？」と言われ、友人と「どこらへんが？？？」と大笑い。
この↑作品が修復されたと聞いて、もちろん今日見られるとは思わなかったけど、いつ見られるのか知りたくて出かけたわけです。
何せせっかちなもので。
残念ながら情報はなかった。
でも、きっと近いうちに見られる、と思うだけでもうれしい！

とりあえず誰もいない教会内を一回り

この木製のMadonna col Bambino、好きですね。
14世紀末とWikipediaには書いてあったけど、もう少し前じゃないかな？？？
Dio benedica!
帰り道

さて、うちに近づいたところに、古本屋が出ていた。
あ～危険・・・と思いながらも吸い寄せられて行く～
こうなるとだめだめ！
かなり長い時間眺めていたと思うのよねぇ・・・でも、これも出会いだからと買ってしまった。
本当に本の誘惑には勝てない私です。

1冊5€
値段を聞く前から、5€位なら買ってしまうかぁ・・・と思っていたのよね。
「全部(6冊)買うからまけて！」と言ったら、1冊分まけてくれた。
あ～あ、また買っちゃった。とちょっと後悔していたら、お昼テレビでこんなCMが流れていた。

Leggere e' il cibo della mente.
本を読むことは脳みその栄養です。
こちらから動画が見られると思います。(動画自体をここに貼り付けようと思ったのに出来なかった・・・)
いや～このCMに一言言いたい！
「ちょっと、本は傘でもないし、踏み台でもない！バチ当たるよ！！」
子供の時、本を踏んずけたら、父にものすごく怒られた。
ちなみに私の"本中毒"は父譲り。3兄弟中私だけ。
まぁそれはさておき、このＣＭの意図はもちろん子供の読書離れをストップさせるねらい。
でもねぇ、正直時代の波には逆らえないだろうなぁ。
だって子供だけじゃないでしょう、活字離れは・・・私みたいな人が稀！？

確かに本を読むことは脳の栄養ですが、これも取りすぎにはご注意しないとね。
私の場合、詰め込めなくて溢れております。
食べ物と違って賞味期限がないのがせめてもの救いだが、
死ぬまでにこの本(特にイタリア語は時間がかかるので)読みきれるのかしらん？
これじゃあ意味ないよねぇ・・・一体こんなに買ってどうするんだろうか？？？
と思いながらも「ここで買わないともう2度とめぐり合えないかも」という変な強迫観念で、いつも誘惑に負けております。
なんでもほどほどが一番です、はい