イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

海の男の酒ーPonce livornese

2010年03月06日 05時15分03秒 | イタリア・食
冬に逆戻りしたここ数日。
春はまだ遠いのであります
こういう寒いときに是非紹介したい、貴重なものを飲んだ。

昨日、友人夫婦が遊びに来た。
というか、旅行の途中で寄った、というのが正しいかな?
彼ら、前日Livorno(リボルノ)まで行っていた。
そんな彼らがお土産に買ってきて、私にもご馳走してくれたのがこちら
題して
海の男の酒 Ponce livornese
決して私が勝手に名づけたわけではなく、説明を意訳しただけなんですけどね。

港町Livornoで生まれたリキュール。
Ponceの歴史が知りたい方はこちらをご覧ください。

これがどんなものか詳しく知りたい方は、こちらのビデオが面白い。
撮影中に鼻をかむおじさんがなんともいえない

いや~とにかくですね、Caffe'(もちろんエスプレッソ)とこのLivorno産のラム、レモンの皮…絶妙な香り
癖になりそう…但しアルコール度数は40度ね。
ちなみに昼食時、しっかりワインを飲み、こちら1杯半飲んで、夕方授業に行った私…不良???
もちろん授業中、寝たりしてないですよ。

ほ、欲しい
こちらのグラスが2個と本体で15ユーロ強

Firenzeで探すか、これのためだけにLivornoに行くか…究極の選択、かな?


海の男だけでなく、Caffe'とラム好きには最高!!
ちなみに私、ラムあまり得意なほうではないのだが、これは本当においしいかった。
Livrnoに行ったら是非、お試しあれ~

イタリアって、本当にお国ごとに隠し事が多い。
いったいどれだけおいしいものを隠しているんだか???


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2 コメント

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いいなぁ~ (紅子)
2010-03-08 11:08:15
fontanaさん

意訳最高です(笑)
また、あのおじいちゃんのリヴォルノ訛?いいですね。フィレンツェとぜんぜん違う。
『記憶銀行』最高。
そのおじいちゃんの、ponce livorneseの作り方説明で出てきた単語bagnomaria。
久しぶりに思い出しいましたよ。
“湯煎にかける”ですよね。たしか。
以前同居人が教えてくれました。

磯野家が海に戻っていくように、私もイタリアに戻りたくなりました。
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生き字引 (fontana)
2010-03-08 16:38:21
紅子さん

「生き字引」って感じですよね。
本当はイタリアには、その土地土地にしかない、不思議なものおいしいものがいっぱいです。方言もそのひとつ…
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