イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

やはり・・・でも

2010年07月25日 20時49分20秒 | 近況報告

しぶしぶFirenzeに戻って来ました。

今朝、Perugiaを出るときは肌寒いくらい涼しい風が吹いていたのに、やはりここは暑かった。
それでも2週間前よりはましかなぁ???
いや、でも暑い!

時間がないかなぁ、とか思っていたものの、日本行きのスーツケースに詰めるものはそうそうないし、今まで家を空けていたくらいなので、家を空ける準備は出来ている、ということで、ここ数日の出来事をご報告。
日本に帰った方がなかなか更新できないからねぇ・・・

なぜ昨日Firenzeに戻らなかったかと言いますと、
人気者の私(うそです、うそです。制裁?許して~)というのは冗談ですが、久々の長期滞在Perugiaということで、あちらこちらからお呼びが・・・
本当にうれしい限りです。

午後はCentroで友人たちと。
暑いので日陰の階段に座っていると、続々と集まってくる人が・・・

民族衣装に身を固めてこの方たちは、出席者
気になったのは、若い人たちがみんな12センチ、もしかしたらそれ以上高いヒールを履いていたこと。
この石畳&坂道の街で、ですよ・・・

そうです、結婚式が行われていたわけです。

こちら新郎新婦
黒人さん同士
若い!
午前中にも式が有ったみたいで、ライスシャワーで巻かれたお米を、鳩が一生懸命食べてます。
友人曰く「毎週土曜日はご馳走だね。」ははは

なんでもPerugiaで結婚した友人曰く「residenza(住民票)が有れば外国人でもこちらで結婚式が挙げられる」とのこと。
Firenzeなんかそうじゃなくても出来るもんね。
更に、普通は土曜の午前中と時間が決まっているのだが、お金を払えばSala dei Notariを借り切って結婚式が挙げられる。
かく言う友人はかつて、彼女の家のお客様用の部屋に私が泊まった際、机の上にこちらのパンフレットを置いておいてくれた。(「くれた」?)
わたしにゃ、そんな当てはないんですけど・・・

さてさて、1時間ほどおしゃべりをして移動。
わざわざ夏風邪の中、Centroへ来てくれた友人Yさん、ありがとうございます。

彼女と分かれた私たちは、2週間前に行ったときも閉まっていたとあるお店へ。
そのときは20日まで夏休みと書いてあった。
今日(厳密には昨日話ですが)は24日・・・開いてるはず~
だったのに、なんとまた「7月24日土曜日はお休み!」と書いてあるじゃないですか・・・とほほ
私のせい???

炎天下、でも夜は別の友人宅に夕飯ご招待されている。
しかし家に戻るには時間が足りない、ということで、イタリア版ホームセンターで時間をつぶすことにした。
ここなら冷房も効いてるしね。
しかし・・・結局1時間ぐらいが限界。

その後私たちは、こんなきれいな場所で暇つぶしの人間ウオッチング

ここがどこだか分かった方・・・運動会みたいでしょう?
但し、ここがどこだかは言えません。
恥ずかしくて・・・

さてさて、7時少し前
(この写真がその時間だから恐ろしいでしょう?)
バス停に移動。
ようやくバスに乗ると、珍しく冷房車ではなく冷凍車が来た。
いくら外が暑いとはいえ、寒すぎます・・・じつは今朝の電車も激寒でした。
30分もかからず、でもすっかり体は冷え冷え
目的地に到着。

Perugia郊外の静かな場所。

これはお宅から見えた景色。
丘の高台がこの街のCentro.

今日は大分暑さも和らぎ、絶好のバーベキュー日和。
ということでこちら

じゃ~ん、Bistecca(ステーキ)です。
ナス、ジャガイモは旦那さんの実家で取れるもの。
ワインも自家製でした。最高~!

2週間前にPerugiaに来たときは三日月だったのに

食事の後、旦那さんは子供たちを連れて近所の広場へ遊びに。
ちなみにこの旦那さんの入れたコーヒーはめちゃめちゃおいしかった。
日本人の奥様と私たちはもちろんおしゃべりに花を咲かせます。
11時前に戻って来た子供たちに
Pappagallo(おうむ)と呼ばれてしまった。

こちらでもらったメロンと卵をお土産に、頑張って戻って来ましたよ。
この暑さに冷えたメロンは最高でした。

こうして最初のVacanzaは非常に充実、楽しく、おいしく終了しました。
Perugiaの皆さん、ありがとう!!
そしていよいよ帰りますよ~、でもそちらも暑いようで・・・
太陽を背負って帰ることになりそうです。



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1 コメント

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Unknown (Akiko)
2010-07-28 21:53:19
わ~久々のPG。

今思えば、21世紀の今もmedievaleな雰囲気が残る街でイタリア語を習得するなんて、ほんと贅沢な時間だったと思います。
写真を見ていたら、無性に帰りたくなりました。

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