凍ったArno(アルノ川)とカモメたち

今日はここ数日の激寒も一休み。
暖かい1日だった。
しかし、明日また寒波大魔王がやってくると大騒ぎのイタリアです。

「アルノ川凍ってるの見た？」と友人に言われ、そんなの知らないよ、と答えた私。
ここ数日図書館難民と化した私は今日は最後の砦Biblioteca nazionale(国立図書館)へ向かった。
途中天気もいいので、じゃあ川沿いを行ってみましょう・・・

いた～

「gabbiani(かもめ) が氷の上を歩いていた」と興奮していた友人。(イタリア人ね)
いるいる。
あれ？実物見たときは「え～これ、かもめ？小さいじゃん」と思ったのに、写真で見るとやっぱりかもめ？
と疑問に思ったので、Gabbiano(こちら単数、原型ね。複数形がgabbiani)を辞書で引くと
ユリカモメ(新橋から出ているモノレールじゃん)と書いてある。
何でもカモメの一種で小形で体は白色。冬羽は頭部白く、後頸・耳羽は褐色、雨覆い（つばさ)は銀灰色（中略)
脚は黒赤色・・・って、ユリカモメじゃん。

確かにアルノ川の一部が凍っています。
鳥の姿が反射しているでしょう？
でも何でみんな同じ方向を見ているのかな？
風向き？？？

もしかしたらもっと凍っていたのかな？？？
写真だとつまらないから動画も撮った。
ってなんでそこまでしているんだろう、私？


一人で楽しそうにビデオを撮ってる40歳過ぎたおばちゃん・・・って客観的に考えると、非常に変。
病んでるかな・・・わたし？


凍っていると思いきや、水に落ちて慌てる鳥なんかもいて結構面白かった。
やっぱり私ちょっと、いやかなりおかしいかも・・・最近面白いことなかったしなっ。

ヌー(トリア)もいた。

こいつは氷の上ではなく、水の中から出てきた。
　
相変わらずでかいなぁ・・・
よ～く見てみると、ここら辺も氷が張っている。

くだらないって思わないで下さいね。
いや、くだらなくていいんです。本人は楽しんでいるので。

ビニールが氷漬けに。

凍っているところとそうではないところの違い。
　
結構凍っています。

本当にアルノ川だという証拠に橋も撮ってみました。

かもめ・・・だね。この目つきの悪さ。

これくらいのことで楽しくなっている自分。
やはりちょっとおかしいかなぁ？？？(客観的にはおかしいと分かっていますのでご心配なく)
ささやかな幸せ・・・なんですけど。(安上がりでしょう？)
寒いからと言って引きこもっているとこんな楽しい場面にも出会えないなぁ。
反省反省。

さてさて、明日からどんなことになるのかなぁ・・・
既にallerta neve(大雪警報、というかまだ注意報だと思うんですが)が出ているRomaは既に明日、あさっては学校休校、役所はお休みが決まっているとか。
そういえばこの寒波でガス、電気の供給量が限界に達しているイタリア。
特にガスは足りなくなったらしく、ロシアあたりから購入しているらしいのですが、向こうも寒いので、20％値上がりしているらしい。
1月にガス料金上がったばかりなのに、今年はガス代恐ろしいことになりそうだわ・・・という私は頑張ってケチっているんですけどね。
早く暖かくならないかなぁ・・・