【目黒-世田谷】自由が丘~がん治療中でもいつもの髪形で笑顔の生活~自然に見えるウィッグ製作(がんサバイバー)高溝のブログ

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自分の通院でした。

2015-04-05 13:18:44 | 乳がん&乳房再建について

こんにちは。再現美容師 高溝です。

 

今日はウィッグとは関係のない個人的な話です。必要ない方はスルーしてください。

 

昨日は、土曜日でしたが、午後からお休みを頂いて病院に行ってきました。

いつも通院は平日なんですが、今回はちょっと特別な内容だったので、土曜日でした。

 

私は、2007年に乳がんで全摘手術をしていて、2009年に自家組織(お腹の脂肪を胸に移植)で再建手術をしています。

当時は、今のようにシリコンでの乳房再建は保険適用外でしたからね。

保険が適用されて、健側と同じように下垂していく自家組織を選びました。

 

そして、2011年に、修正手術(形が広がっていたのを修正)と乳輪、乳頭を作る手術を行いました。

私の場合、乳輪は、太ももの内側の皮膚を移植して、乳頭はスターフラップ法といって、その場所の皮膚を使って作っているんです。

皮膚を移植したところはうっすらと色が付いていますが、乳頭だけは白いままでした。

皮膚移植の色が落ち着いてきたので、乳頭にタトゥーで色を入れてもらいに行ってきたのです。

 

その前に、2ヶ月に1度行っている、再建手術の傷跡をキレイにするレーザー治療を・・・

同じ病院なので、同じ日に出来るように予約したんです。

 

タトゥー入れてもらって、まだ完成品は見ていません。

5日間は、このまま濡らしてはいけないんです。

さぁどうなっているのか・・・楽しみではありますが・・・

 

実はこの乳頭のタトゥー、やらなくてもいいかなーなんて思ってもいたのですが・・・

ウィッグのメンテナンスに来る方々に、再建の話しをしていて、是非やってください!という声も多かったので・・・やってみました。

 

今は、シリコンが主流になっていますので、自家組織で再建をするという人は減っているようです。

なんらかの事情で、シリコンでは再建が難しい方とか、どうしても自家で・・・というかたくらいしかいないそう・・・

でも、私の再建の主治医、自家組織での再建手術は3年待ちなんですって・・・

1人の手術に8時間以上かかる場合もある難しい手術・・・私は10時間かかって、尚且つ翌朝、再手術3時間

1日1人しか手術は出来ないから、年間100人くらい

そんな大変な事をやるお医者さんもなかなかいないようで・・・

 

この先生も今は別の再建方法を一生懸命普及させようと取り組んでいます。まだ保険適用外なんですけどね。

昨日も、私が待っている間に、その手術の説明を聞きに九州から来たという方がいらっしゃいました。

この先生を見ていると本当にお休みもなく、がんばっていらっしゃる。

タトゥーとか、他の病院だと、看護師さんがやるのがほとんどだと思うけど、先生自らがやってくださる。

私も頑張らないとなーってしみじみ思っちゃいました。

 

ガーゼを取ったらどうなっているか、楽しみです。

ご希望があれば、お見せしますよー(患者さんだけですよ)

 

癒しの画像・・・

お店近くの源平桃が満開です。

1つの木から、薄いピンクと濃いショッキングピンクの花が咲きます。

八重崎のような1輪の花に、数枚だけ濃いピンクの花びらが混じっていたり・・・すごーく可愛いんですよ

桜が散って寂しいですが、この源平桃が満開なので、ちょっと嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 


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