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明太子の生みの親~福岡のふくや

2016-06-03 00:17:16 | 日記
少し前の「カンブリア宮殿」では福岡の「ふくや」さんを取り上げ、
感動経営というテーマで放送していました。
博多名物「明太子」の元祖とも生みの親とも言われている「ふくや」さんですが、
創業者である先代は明太子の作り方を特許にせず、地元の人たちに教えてあげたそうですね。
※うちとは違う味にしてね、という条件付きだったそうですが。

普通なら、わざわざ競争相手にレシピを教えるなど考えられませんが、
「ふくや」さんは明太子普及の為に、惜しげもなく作り方を伝授した、
そのことは今なお地元で感謝されているそうです。
市場規模を拡大し、明太子文化を広めた功績には素晴らしいものがあります。

番組内で紹介された先代社長の言葉がとても印象深かったのですが、

最初に始めたところが一番ではない。

美味しい明太子を作っているところが一番なのだ。

地域一番って何をもって一番と定義するのでしょう?

地域一番の品揃え、地域一番の最安値、地域一番のサービス、アフタフォロー

他にもいろいろあると思いますが、

ある商材について、一番熱心に研究開発し、謙虚に普及活動を行なっている、
何処よりも深い、詳しい専門知識があり、地域の人々に惜しみなく情報を与えている、
これらをひたむきにやっていたら、他は勝てないでしょうね。

ここまで愚直にやり続けられるかどうか。

商売で成功したかったら、ここまでやるか、というところまで突き詰めないといけない。

またひとつ勉強させて貰いました。