シーレーン封鎖に危機感 集団安保で機雷掃海なぜ必要か…
自民党は戦時中の機雷掃海作業を完遂できるよう、国連が侵略国に制裁を加える「集団安全保障」措置に基づく武力行使への自衛隊参加を検討すべきだと提起した。
集団安全保障下での機雷掃海作業がなぜ必要なのか。論点を整理した。
「死活的問題になる。しっかり対応できるよう、与党協議で正面から議論してもらいたい」
小野寺五典(いつのり)防衛相は21日、海上自衛隊が全面的な機雷掃海活動をできないのは問題だと強調した。
政府の事例集が示す機雷掃海活動は、中東のホルムズ海峡をイランが封鎖するケースを想定している。
同海峡では日本が輸入する原油の8割が通過しており、機雷が敷設されて海上交通路(シーレーン)が封鎖されれば、日本にとって死活的な問題になる。
国連憲章51条は「国連加盟国に武力攻撃が発生した場合、安保理が必要な措置をとるまでの間、個別的または集団的自衛の固有の権利を害するものではない」とし、集団的自衛権の発動は多国籍軍結成といった集団安全保障までの経過措置だと位置づけている。
自民党幹部は、機雷掃海中の自衛隊が活動を中止した場合について
「集団安全保障になるとやめるという論理は成り立たない。国際的な批判も浴びかねない」と訴える。
だが、公明党は集団的自衛権を行使できる範囲を日本周辺にとどめたい考えで、遠く離れた中東での戦時中の機雷掃海参加には慎重だ。
「極めてまれな話を議論してどうするのか。自民党の主張は法理としては分かるが、集団安全保障まで持ち出されると党内がまとまらなくなる」(党幹部)
今の中東情勢から「機雷敷設の可能性は低い」として、集団的自衛権から外すよう求める意見もあるが、事が起きた際の影響の大きさを考え、中長期的なリスクに備えておかねばならない。
守るべきシーレーンは中東に限らない。インド洋からマラッカ海峡、南シナ海を経て日本近海まで、日本にとって死活的に重要なシーレーンが通っている。掃海能力を発揮できると示しておくことが抑止力にもなる。
公明党は、閣議決定原案で「国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆されるおそれがある」という行使容認の条件から、「おそれ」を外して一層限定的なものにしたいという。
政府や自衛隊の手足を縛れば平和的になるとの発想だろうか。
事態が起きてからあわてても遅い、という発想へ転換すべきだ。
事態が起きてからあわてても遅い、という発想へ転換すべきだ。
公明党の正体見たりって事。
酷民の命よりも 学会の面子の方が大事。
遂に尻尾を出したな・・・
日本の命運を左右する重大な課題に対しても 党のお題目の方を優先させる体質。
連立を組む事が如何に 国益を害しているかが、この一事を持ってしても明らか!!
そんな政党に配慮する 自民党も国民の信を得ることは無理だという結論を、国民は早晩気付くことになりはしませんか?・・・・安倍総理!!
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