前回の記事の終わりにちょっと書いた、ダイソーの「重武装合体ロボット」が購入できたので、軽くレビュー。
ほぼ同時期に同じコンセプトの商品がセリアとダイソーから発売され、チープトイファンは重機系合体ロボが増えるという嬉しい事態になっているのでは無いでしょうか?
このダイソー重武装合体ロボット、Twitterではかなり話題になっており、すでに発売から1か月以上経っていますが、1体550円の(ダイソーでは)高額ラインで、しかも5種類もあるため、全種入手できた方は、まだそんなに多くない感じ。
自分もこの1か月、職場から自宅までの間にあるダイソー店舗を巡ってましたが、ついぞ巡り合うことはありませんでした。
しかし!
ダイソーのネットストアでとうとう5種全部を取り扱いするようになったので、即ネット注文!
送料は掛かりましたが、店舗巡りする時間と手間を考えれば全然問題ナシ!
そんなわけでようやく手に入れる事ができました。
まずはブルドーザー。
パッケージには「合体ロボット 01 右腕パーツ」と書かれています。
裏面には変形手順。
右側に合体図も書いてありますが、合体形態への変形手順はどこにも書かれていません。
ブルドーザーという名のバケットローダー。
これまた知れ渡っていることですが、もともと海外アジア圏内で10年くらい前に発売されていた変形ロボット玩具がもとになっています。
当時はTRANS TRUCK とかGESTALT TITANとか、漢字名だと重機合体とか変形合金王って名前で出てたみたいです。
でもコピー品という訳では無い様で、どうもグラフィック印刷等から判断するに、ちゃんとした工場生産品をダイソーが仕入れて売っているんじゃないかと。
これを550円で出せるってのは、金型の減価償却が終わったからなのかな?
亜鉛合金で出来たエンジンパネル部分と、ABS樹脂製の本体で、わりとシャープに仕上がっています。
が、ジョイント部分などは金型劣化なのか精度が落ちている部分もあるため、ゆるかったりキツかったりする部分も多いです。
価格を抑えるためか、塗装もかなり省略されていますね。
そのくせマーキングはしっかりしているし、よく分からない商品ですね。
それでは早速変形。
設計自体は100均商品用ではないので、かなりしっかりした変形をします。
が、一部のジョイントパーツなどは破損に注意する必要があり、パーツを固定するピンとピンを受ける穴が微妙に位置がずれていたり、太さが合わない箇所があります。
ロボットモード。
個別の名前は無いみたいですね。
分割されたバケットがそのまま拳になっている格闘仕様っぽいロボットです。
可動については、腕にロール軸が無いので肘を前に向けて曲げられないのと、首が固定で動かせない事が残念ですが、まあ、こんなもんなんじゃないでしょうか?
タイヤがしっかりゴムで作られており、質感は高いけど経年劣化が心配という・・・
頭部アップ。
大陸玩具にありがちなパチガンダム顔ではなくオリジナルのあまり見ないタイプのフェイス。
この個体は目立った塗装のはみ出しもなく、良好な個体でした。
続いてはミキサーカー。
合体時には左腕担当になります。
アメリカンな大型ミキサー車。
何立米運べるんだ?
もともとのオリジナルでは突き出たマフラー部分も銀色に塗られていたようですが、ここはビークル、ロボット共に目立つ部分なので頑張って塗って欲しかったですね。
後ろから見ても、タイヤ回りやランプ類の再現など、抜かりない造形となっています。
変形するのに、不自然なパーツが目立たないって良いですよね!
それでは変形。
どの種類も変形ギミック自体は割とシンプルですが、パッケージ裏面の手順図解が分かりにくいのが逆に足を引っ張っているような・・・
ロボットモード。
両手に銃を持った形で固定されており、さらにコンクリートミキサー内部から大型ガトリングガンを取り出して完成という、銃撃戦特化型のロボット。
可動もこちらは問題なくある程度のポージングも可能です。
脛部分の分割したバンパーが横に飛び出したままなのが若干邪魔くさいですね。
頭部アップ。
若干ガンダム風味のアゴ付きフェイス。
目の部分はスリットに青い塗料でプリントしているだけですが、なんか愛嬌のある顔になっちゃってます。
ここはリペイントかなぁ。
頭頂部のガトリングガンも、個体差なのか銃口内のバリが目立ちます。
後はやはり手持ちの銃は肉抜き穴も目立つし、開口されていないのも味気ないですね・・・
お次はダンプカー。
合体時の左足担当。
実車だと5台の中で一番大きくなるはずじゃない?っていう大型のダンプカーデザイン。
でも車高も低めだし、なんだかスマートですね。
バケット部分は浅めで可動もありません。
ホイールがちょっとあっさりしすぎているのが残念かな?
ロボットへの変形。
特徴的なバケットがすべてパネル処理で折り畳まれるのが素晴らしいですね。
ロボットモードは割とスマート。
それに対し、顔はいかにもパワー系というアンバランスさが魅力のロボットになっています。
左肩に大きなキャノン砲らしき物が乗っかっているので、遠距離砲撃担当なんでしょうか?
可動に関してはブルドーザーと同じく腕のロール軸がありませんが、それ以外は良好な可動。
肩の付け根位置が低かったり、やたら薄い腕がコミカルな印象を与えます。
昔というか今も愛読書ですが、板橋しゅうほう氏の「セブンブリッジ」という漫画が好きなのですが、なんとなくそのセブンブリッジのロボを思い出させます。
上半身アップ。
やはり肩の大砲は銃口が開いていないと様にならないですね。
顔は下あごが強調されたデザインで、ゴリラ風。
ちょっとボケてますが、目のプリントが若干たれ目気味になっているのが残念です。
続いてクレーンカー。
合体時の右足担当です。
残念ながらクレーンのブーム部分伸縮などのギミックはありません。
でも、ベーシックに分かりやすい建設車両で「働く車」の魅力にあふれたデザイン。
計八個のタイヤはちゃんとすべてゴム履きです。
合体ギミックの都合で後部があっさりしているのが残念ですね。
ただ、クレーン基部のディティールがしっかりしているので、見た目の情報量では物足りなさは感じません。
ロボットへ変形。
ちゃんとそれぞれのロボットで変形方法が違う所も素晴らしいですね。
腕が左右非対称ながらも、しっかりとしたデザインのロボットモード。
単体でのデザインバランスはこいつが一番いいように思います。
可動は腰も回転するのでポージングは割と自在です。
クレーンのブームが折り畳まれた固定武器を持っているアサルト系ロボットという感じでしょうか?
ただ、足の可動部が若干クセがあり、S字立のようなバランスになるのが注意ですね。
頭部アップ。
これまた他のロボとは雰囲気の違う独特のフェイス。
サングラス風のシールドと飛び出した鼻、額の丸いディティールなど、なんとなくJOJOスタンドっぽい感じがします。
そして最後はショベルカー。
でかい!
合体時の胴体と頭部を構成します。
ショベルのアームは伸縮式で引き出せますが、スライドギミック用のスリットが目立ちます。
変形ギミック上、クローラー部分は負荷がかかるので仕方ないのですが・・・もうちょっとクローラーをリアルにしてくれたら嬉しかったですね。
エンジン部分周りの足場パネルと鉄柵が巨大感を演出しています。
上に出っ張った黄色いジョイントパーツはビークル時のマフラーのようで、過去の発売版では銀色に塗装されていました。
同じく上についてるL字の黒いパーツは投光器のようです。
変形はわりとシンプル。
クローラー部分が下半身、ショベル本体部分が上半身という構成になっています。
ロボットモード。
ビークルもでかいですが、ロボットモードもでかい・・・というか太い!
右腕の豪快なバケットが異形感を演出しており、ヒーロー然としたロボットと違う実用車両変形らしさにあふれています。
右腕は可動が限られていますが、左腕の可動はバッチリ。
腰も回転しますが、反面、下半身はほぼ動きません。
頭部アップ。
ご覧のように「外れ個体」です・・・
目のプリントが盛大にズレています。
他の個体でも言える事ですが、このシリーズ、目の塗装が雑なんですよねぇ。
並べてみると、チームとしての統一感と、それぞれの特徴による個性が非常に良いバランスで取れているのが分かります。
そして、5体が合体する事で大型ロボットに。
シンプルな四肢合体方式ですが、ハッタリの効いた大型ロボです。
チープトイ扱いで、合体に関する細かい部分に金型劣化が原因と思われる不具合があり、ウチのはきれいに直立しません・・・
なんか歪みますね。
でも、これだけのボリュームのロボットが3千円しないで入手できるんですし、割り切って遊ぶのが正解だと思います。
前回紹介したセリアのビークルコンバインVと。
ほぼ同じ重機がモチーフですが、かたやヒーローロボット風、こなた重機らしい実用系ロボットとコンセプトの違いのコントラストが面白いです。
コンストラクションの個々のコンディションがコントラストとなってコンバインし、ロボットへのコンバージョンがこちらのコンセントレーションを高めてくれますし、100均で買えるなんてコンビニエンスですね!・・・いや、思い付きで書いただけです。
どちらも低額ならではの品質なので、通常のバンダイ系やタカトミ系ロボットに慣れていると不便に感じる部分もあるかと思いますが、この価格でこのプレイバリューなら十分すぎるほどだと思います。
この重武装合体ロボット、かなりTwitterでは話題になっているので、ヒット商品になったら、同じような古い大陸系ロボットがダイソーで出るかもしれませんね!
ほぼ同時期に同じコンセプトの商品がセリアとダイソーから発売され、チープトイファンは重機系合体ロボが増えるという嬉しい事態になっているのでは無いでしょうか?
このダイソー重武装合体ロボット、Twitterではかなり話題になっており、すでに発売から1か月以上経っていますが、1体550円の(ダイソーでは)高額ラインで、しかも5種類もあるため、全種入手できた方は、まだそんなに多くない感じ。
自分もこの1か月、職場から自宅までの間にあるダイソー店舗を巡ってましたが、ついぞ巡り合うことはありませんでした。
しかし!
ダイソーのネットストアでとうとう5種全部を取り扱いするようになったので、即ネット注文!
送料は掛かりましたが、店舗巡りする時間と手間を考えれば全然問題ナシ!
そんなわけでようやく手に入れる事ができました。
まずはブルドーザー。
パッケージには「合体ロボット 01 右腕パーツ」と書かれています。
裏面には変形手順。
右側に合体図も書いてありますが、合体形態への変形手順はどこにも書かれていません。
ブルドーザーという名のバケットローダー。
これまた知れ渡っていることですが、もともと海外アジア圏内で10年くらい前に発売されていた変形ロボット玩具がもとになっています。
当時はTRANS TRUCK とかGESTALT TITANとか、漢字名だと重機合体とか変形合金王って名前で出てたみたいです。
でもコピー品という訳では無い様で、どうもグラフィック印刷等から判断するに、ちゃんとした工場生産品をダイソーが仕入れて売っているんじゃないかと。
これを550円で出せるってのは、金型の減価償却が終わったからなのかな?
亜鉛合金で出来たエンジンパネル部分と、ABS樹脂製の本体で、わりとシャープに仕上がっています。
が、ジョイント部分などは金型劣化なのか精度が落ちている部分もあるため、ゆるかったりキツかったりする部分も多いです。
価格を抑えるためか、塗装もかなり省略されていますね。
そのくせマーキングはしっかりしているし、よく分からない商品ですね。
それでは早速変形。
設計自体は100均商品用ではないので、かなりしっかりした変形をします。
が、一部のジョイントパーツなどは破損に注意する必要があり、パーツを固定するピンとピンを受ける穴が微妙に位置がずれていたり、太さが合わない箇所があります。
ロボットモード。
個別の名前は無いみたいですね。
分割されたバケットがそのまま拳になっている格闘仕様っぽいロボットです。
可動については、腕にロール軸が無いので肘を前に向けて曲げられないのと、首が固定で動かせない事が残念ですが、まあ、こんなもんなんじゃないでしょうか?
タイヤがしっかりゴムで作られており、質感は高いけど経年劣化が心配という・・・
頭部アップ。
大陸玩具にありがちなパチガンダム顔ではなくオリジナルのあまり見ないタイプのフェイス。
この個体は目立った塗装のはみ出しもなく、良好な個体でした。
続いてはミキサーカー。
合体時には左腕担当になります。
アメリカンな大型ミキサー車。
何立米運べるんだ?
もともとのオリジナルでは突き出たマフラー部分も銀色に塗られていたようですが、ここはビークル、ロボット共に目立つ部分なので頑張って塗って欲しかったですね。
後ろから見ても、タイヤ回りやランプ類の再現など、抜かりない造形となっています。
変形するのに、不自然なパーツが目立たないって良いですよね!
それでは変形。
どの種類も変形ギミック自体は割とシンプルですが、パッケージ裏面の手順図解が分かりにくいのが逆に足を引っ張っているような・・・
ロボットモード。
両手に銃を持った形で固定されており、さらにコンクリートミキサー内部から大型ガトリングガンを取り出して完成という、銃撃戦特化型のロボット。
可動もこちらは問題なくある程度のポージングも可能です。
脛部分の分割したバンパーが横に飛び出したままなのが若干邪魔くさいですね。
頭部アップ。
若干ガンダム風味のアゴ付きフェイス。
目の部分はスリットに青い塗料でプリントしているだけですが、なんか愛嬌のある顔になっちゃってます。
ここはリペイントかなぁ。
頭頂部のガトリングガンも、個体差なのか銃口内のバリが目立ちます。
後はやはり手持ちの銃は肉抜き穴も目立つし、開口されていないのも味気ないですね・・・
お次はダンプカー。
合体時の左足担当。
実車だと5台の中で一番大きくなるはずじゃない?っていう大型のダンプカーデザイン。
でも車高も低めだし、なんだかスマートですね。
バケット部分は浅めで可動もありません。
ホイールがちょっとあっさりしすぎているのが残念かな?
ロボットへの変形。
特徴的なバケットがすべてパネル処理で折り畳まれるのが素晴らしいですね。
ロボットモードは割とスマート。
それに対し、顔はいかにもパワー系というアンバランスさが魅力のロボットになっています。
左肩に大きなキャノン砲らしき物が乗っかっているので、遠距離砲撃担当なんでしょうか?
可動に関してはブルドーザーと同じく腕のロール軸がありませんが、それ以外は良好な可動。
肩の付け根位置が低かったり、やたら薄い腕がコミカルな印象を与えます。
昔というか今も愛読書ですが、板橋しゅうほう氏の「セブンブリッジ」という漫画が好きなのですが、なんとなくそのセブンブリッジのロボを思い出させます。
上半身アップ。
やはり肩の大砲は銃口が開いていないと様にならないですね。
顔は下あごが強調されたデザインで、ゴリラ風。
ちょっとボケてますが、目のプリントが若干たれ目気味になっているのが残念です。
続いてクレーンカー。
合体時の右足担当です。
残念ながらクレーンのブーム部分伸縮などのギミックはありません。
でも、ベーシックに分かりやすい建設車両で「働く車」の魅力にあふれたデザイン。
計八個のタイヤはちゃんとすべてゴム履きです。
合体ギミックの都合で後部があっさりしているのが残念ですね。
ただ、クレーン基部のディティールがしっかりしているので、見た目の情報量では物足りなさは感じません。
ロボットへ変形。
ちゃんとそれぞれのロボットで変形方法が違う所も素晴らしいですね。
腕が左右非対称ながらも、しっかりとしたデザインのロボットモード。
単体でのデザインバランスはこいつが一番いいように思います。
可動は腰も回転するのでポージングは割と自在です。
クレーンのブームが折り畳まれた固定武器を持っているアサルト系ロボットという感じでしょうか?
ただ、足の可動部が若干クセがあり、S字立のようなバランスになるのが注意ですね。
頭部アップ。
これまた他のロボとは雰囲気の違う独特のフェイス。
サングラス風のシールドと飛び出した鼻、額の丸いディティールなど、なんとなくJOJOスタンドっぽい感じがします。
そして最後はショベルカー。
でかい!
合体時の胴体と頭部を構成します。
ショベルのアームは伸縮式で引き出せますが、スライドギミック用のスリットが目立ちます。
変形ギミック上、クローラー部分は負荷がかかるので仕方ないのですが・・・もうちょっとクローラーをリアルにしてくれたら嬉しかったですね。
エンジン部分周りの足場パネルと鉄柵が巨大感を演出しています。
上に出っ張った黄色いジョイントパーツはビークル時のマフラーのようで、過去の発売版では銀色に塗装されていました。
同じく上についてるL字の黒いパーツは投光器のようです。
変形はわりとシンプル。
クローラー部分が下半身、ショベル本体部分が上半身という構成になっています。
ロボットモード。
ビークルもでかいですが、ロボットモードもでかい・・・というか太い!
右腕の豪快なバケットが異形感を演出しており、ヒーロー然としたロボットと違う実用車両変形らしさにあふれています。
右腕は可動が限られていますが、左腕の可動はバッチリ。
腰も回転しますが、反面、下半身はほぼ動きません。
頭部アップ。
ご覧のように「外れ個体」です・・・
目のプリントが盛大にズレています。
他の個体でも言える事ですが、このシリーズ、目の塗装が雑なんですよねぇ。
並べてみると、チームとしての統一感と、それぞれの特徴による個性が非常に良いバランスで取れているのが分かります。
そして、5体が合体する事で大型ロボットに。
シンプルな四肢合体方式ですが、ハッタリの効いた大型ロボです。
チープトイ扱いで、合体に関する細かい部分に金型劣化が原因と思われる不具合があり、ウチのはきれいに直立しません・・・
なんか歪みますね。
でも、これだけのボリュームのロボットが3千円しないで入手できるんですし、割り切って遊ぶのが正解だと思います。
前回紹介したセリアのビークルコンバインVと。
ほぼ同じ重機がモチーフですが、かたやヒーローロボット風、こなた重機らしい実用系ロボットとコンセプトの違いのコントラストが面白いです。
コンストラクションの個々のコンディションがコントラストとなってコンバインし、ロボットへのコンバージョンがこちらのコンセントレーションを高めてくれますし、100均で買えるなんてコンビニエンスですね!・・・いや、思い付きで書いただけです。
どちらも低額ならではの品質なので、通常のバンダイ系やタカトミ系ロボットに慣れていると不便に感じる部分もあるかと思いますが、この価格でこのプレイバリューなら十分すぎるほどだと思います。
この重武装合体ロボット、かなりTwitterでは話題になっているので、ヒット商品になったら、同じような古い大陸系ロボットがダイソーで出るかもしれませんね!
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