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ここ最近は、ミニチュア作りもアイデアが思い浮かばないのと、時間がなかなか無いという理由で進んでおりません。
でも、今はガチャガチャブームでシルバニアファミリーにも使えるサイズの物などが沢山出ています。
今回は最近買った「これは素晴らしい!」と思ったガチャガチャを2種類レビューします。
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まずはターリンインターナショナルの「箱買い!缶チューハイ」
何といっても、明確に「1/12スケール」と表記されています。
そう、ドールハウスの国際基準スケールで、現在日本で売られているフィギュアでも主流クラスのスケール。
つまり最も使い勝手の良いサイズです。
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シルバニアファミリーと比べたところ。
公式以外の物を流用するにはスケール選びが難しいシルバニアファミリーですが、缶チューハイは良い感じの対比になります。
手に持つくらいの小物なら、このくらいのサイズはピッタリですね。
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何より300円という、今どきのガチャとしては安めなのに内容の充実ぶりがスゴイんです!
1カプセルに
・紙パック入り6缶
・単独での缶
・潰された空き缶6缶
がセットになっています。
薄手のシールも印刷がしっかりしており、材質も貼りやすいです。
これが、通常の缶用に8枚と、さらに潰れた空き缶用に6枚がセットされています。
潰れた空き缶はランナーに付いたままなので、切り離しとシール貼りという作業は必要ですが、それでもこのセット内容は豪華ですね!!
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紙パック入りの6缶は、それぞれ1本ずつバラバラにする事が出来ます。
そのために、紙パック側にジョイントパーツがわざわざ設けられているんです。
これは考えられてるなぁ!!
紙パック用の缶パーツはお尻部分に穴があり、これをジョイントパーツの凸に嵌める事で、きれいに6缶を並べた状態に出来る訳です。
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この商品は発売前から気になっていたので、発見した時には手持ちのお金を崩し、5個分回しました。
種類はバラバラなら嬉しいですが、商品性質的にはダブってもそんなに痛手ではないです。
いや、むしろ同じのが何個もあった方が面白いかも!
結果としては、缶チューハイ350缶、ハイボール350缶、500缶の2種、そしてビール350缶がダブりと、4種引くことが出来ました。
しかもダブりがビール350缶という、絵的に一番数が欲しいと思える種類だったので、かなり「当たり」な引きでした。
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350缶と500缶のサイズの違い。
紙パッケージの印刷デザインもすごく細かくてリアルです。
こういう紙物って手作り手書きでは再現できないし家庭用クラスのプリンターだと細かい部分は潰れちゃうから、やっぱり既製品の方がいいんですよねぇ。
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潰れた空き缶の表現もこだわりがスゴイです!
潰れ方が、飲み口:底面の両方が同じ方向に潰れている物と、上下にそれぞれで潰れている物の2種類があり、それぞれ3個づつ附属します。
ちゃんとそれぞれにもシールがありパッケージを再現しているんですが、350缶では両方同じ方向に潰れているバージョンは胴体部分が見えなくなるのですが、500缶はわずかに胴体部分も見えるサイズになります。
そのため、500缶サイズのみ、この僅かな胴体部分にパッケージを再現するためのシールが用意されているんです。
細かい!細かすぎる!そしてサービス精神がスゴイ!
買った方の中には、缶そのものの質感再現のために塗装される方や、潰れ缶をよりリアルにするためヤスリ掛けで厚みを変える方、さらにはシールの印刷済み余白部分を自分で切り取り再限度を上げている方など、さまざまなリアル化手法を取る方たちがいらっしゃいます。
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やはり「潰れた缶」が有るというのが、今回の商品のキモだと思います。
シルバニアファミリー始め人形遊びに使う際、この潰れた缶が有ると「酒クズ飲んだくれ感」がすぐに表現できます。
また、廃墟や裏路地などのゴミ再現にも役立つので、かなり利用度、使い勝手は高いです。
ターリンインターナショナルの1/12ガチャだと、「箱買い!ペットボトル」シリーズと「極小寿司」も出来が良くておススメなので、店頭在庫見つけたらぜひ試してみて欲しいですね。
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もう一つ、こちらも満足度が非常に高かったガチャガチャ。
トイズスピリッツの「アンティーク蓄音機マスコット ビンテージver.」
2020年に一度発売された商品の復刻で、当時は400円でメッキバージョンでしたが、今回は500円になりビンテージの名前通り、塗装にて古道具感を出しています。
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蓄音機本体と、紙ジャケットに入ったLP盤レコードが付属。
塗装、質感もかなり良いです。
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スケール表記はありませんが、レコードの大きさからみると割と1/12スケールに近しい気がします。
シルバニアファミリーと並べても違和感がないスケールになっています。
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もちろん、レコードはジャケットから取り出し、蓄音機にセットする事が出来ます。
また、本体横のハンドルと、盤面上のレコード針のアームは可動式になっています。
今日のガチャ。蓄音機マスコット。横のレバーや針もちゃんと動くし、紙ジャケ入りのレコードも付属する。何より、音楽がホントに流れてくる。 pic.twitter.com/ztsAwOUV3C
— FTS (@ftsmt) October 27, 2024
何より、この蓄音機マスコットの魅力は「本当に音楽が流れる事」。
本体横のボタンを押すと、クラシックの名曲の一節が再生されます。
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自分が当たったシルバーの他、ラッパ部分の色違いで5種類あり、それぞれに収録されている曲が違うものになっています。
音が鳴るガチャは他にもいろいろありますが、これほど鳴る事に意味のあるガチャは無いですね!
ミニチュアとしても造形、質感ともに高品質なのでお勧めです。
欲を言えば、レコードのパーツが厚みがありすぎるのと、ジャケットは全種共通の1種類しかない事。
ん~、レコードだけ自作でたくさん作っても楽しそうだなぁ。
最近は100均商品とガチャガチャを組み合わせれば、ある程度のドールハウスは出来上がっちゃいますからね!
自分で作るのも楽しいですが、技術が追い付かない物などは、こうしたプロタクツ製品をうまく使って遊ぶのが良いですね!
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