息子の新しい碗

忙しいと言いつつ、毎週日曜日は
息子の保育園が休みなので、私も休みを取っています。

先週の日曜日は東京から友人が来ていました。
良い機会だからと、石川県の山中で漆器を作っていらっしゃる、
佐竹康宏さんの工房千樹をお訪ねしました。
一昨年私の銀座・ギャラリー田中での個展の際に、
お立ち寄り頂いていたのですが、残念ながら私はお会いできず、
佐竹さんの個展にも富山からはなかなか遠くて出掛けられず、
いつか工房をお訪ねして、作品を拝見したいと思っていたのでした。
http://www.koubou-senju.com/index.html

工房はお休みなのですが、奥様が作業場や乾燥場なども開けて、
丁寧にご説明くださいました。
工房も作品も、もう感嘆の連続でした。
ご自宅でお茶を頂きながらご主人のお話も伺い、
ギャラリーで息子にお碗を購入。
自分で選んでいいよ、と言ったら迷わずにこの写真左の
きれいな朱色のお碗を選び、帰る時間まで放しませんでした。
右は離乳食から今まで愛用していたもので、
実は大振りのぐい飲みだと思いますが、角偉三郎氏の作です。
私が食べさせるうちはコレが良かったけれど、
自分で食べられるようになった息子には、
ちょっと小さいし深くて使いにくそうでしたので。
こちらは、これから本来の「父ちゃんの盗み酒用」になるでしょう。