北陸も入梅したようです。
ここ涼しくて半袖では肌寒い一日でした。
仕事が暇な訳ではありませんが、
今月は久しぶり3週続けてお茶のお稽古に通っています。
今日のお軸は前田普羅、
蝶々の逢合う梅雨の晴れ間かな
丸卓の総飾りでお薄を、先週のコアガラス茶器でお濃茶の練習。
蓋置と菓子器もガラス、茶器はデルフト窯で涼しげなお席でした。
着物は撚りの強い糸で織られた木綿の単衣、博多の帯。
小物も . . . 本文を読む
今年で3年目、この季節に恒例となりました、
南青山・東三季の展示会です。
今年は夏帯やアンティークの玉の展示会に混ぜて頂きます。
「素材のこだわり帯」展
麻、綿、葛、藤、科、芙蓉など山野に自生する草木の皮から
糸を紡ぎ布を織り出す- 貴重な夏帯の展示です。
「美しい玉もの」展
水晶・翡翠・七宝・象牙・とんぼ玉など、
アンティークから現代物まで個性あふれる玉をご用意しまし . . . 本文を読む
連投3つ目で、ようやく本題です。
真田紐は平織り、袋織り、素材も木綿、化繊、絹と色々。
私は主に国産の正絹真田紐を使っています。
これは縦糸に正絹を使い、横糸には木綿を使った交織ですが、
横糸は表面に出ず、縦糸だけが表に出る織り方なので、
見た目は絹ですが、木綿の丈夫さも持っています。
巻きで購入した場合の処理の仕方。
まずこのように切り端から横糸がほつれてきます。
これを引っ張っていくと端 . . . 本文を読む
前のブログでご紹介いたしました真田紐。
桐箱に掛けるだけではなく、私はこのように帯締めとしても使っています。
これはGUREのゴールドバンドトンボ玉帯留。
事の起こり(?)はアンティークの帯留でした。
私が着物を自分で着るようになったのは20年ほど前からで、
目的は「お茶会の時に自分で着られる様に」でした。
着物を楽しむという点からいうと、お茶の着物は制約が多いです。
まず足袋と半襟は真っ白 . . . 本文を読む
「真田紐」というのをご存知でしょうか?
組紐と混同される事もありますが「世界一幅の狭い織物」と呼ばれる織紐です。
お茶の道具を収めた桐箱に掛ける、というのが現在は一番多い使われ方と思います。
美術・骨董の世界では、荷物をまとめるためにも使われています。
江戸時代には武家の家に嫁ぐ際に、嫁入支度の一つにこの真田紐があり、
夫の刀の鞘や甲冑、荷造り用など色々に使われたそうです。
先日のブログで夫の . . . 本文を読む