とんぼ玉・ガラスの装身具、盆栽鉢を制作する
ふちこまこと林裕子のブログです。
家族や趣味の事なども気儘に綴ります。
斑駒の戯言
ガラスの風鎮
名古屋の展示会で、楽しいご注文を承りました。
帯留を見ていらしたお客様、
「この色合い・雰囲気で、小さな風鎮を作って頂けませんか?」
ご自宅に三帖ほどの小さなコーナーを設え、
お友達と気楽なお茶など、楽しんでいらっしゃるそうです。
「・・・でもお茶室に風鎮は使いませんよね?」と念のため伺うと、
「ええ、それも承知ですが、お友達との気楽なお茶なので、
気に入った物を楽しみたくて。^^
小さなお軸に掛ける、小さな風鎮を探していましたの。」
なんとお洒落な方なのでしょう!
嬉しくなって、お客様とあれこれ打ち合わせました。
風鎮の房は私の取引先で扱いがあるか判りませんし、
それも「小さな」物となると特注するしか無いのかも。
一応、玉だけ対でお作りする、穴を少し大きめに、
房はお客様の方で別に誂えるなど打ち合わせて、
1ヶ月の納期を頂きました。
富山に戻って、ネットや地元百貨店で市販の風鎮を見て、
房も一応どんな物があるのか調べて・・・
出来合いの風鎮用房はおよそ25cm。
人絹の房ならお手ごろ価格で手に入れられそうですが、
品質もそれなりですし、長すぎて使えません。
正絹でオーダーを受けている房の専門店を見つけて、
お問合せのメールをしましたが・・・
2週間たってもお返事ナシ。^^;(ネットでは良くあることで。)
それを見越して「玉のみ」でのご注文にして頂きましたが、
お客様が気に入った房を手に入れられるまで、
とりあえずでもお楽しみ頂ける様にと、
私の手持ちの組紐で房を作ってみました。
サイズは輪を含めて17cmの長さ。
我が家のニッチで、短冊用の小さな掛軸に合わせてみました。
なんとかバランスは取れているでしょうか。
お誂えで普段と違う仕事をするのは、
試作の時間もかかりますし、忙しい時期は大変ですが、
勉強させて頂く事もとても多いのです。
出来る限り良い物をお作りしたいと思っています。
房作りから、色々と新作の案も浮かんできました。
銀座の展示会では、新しいアイテムが生まれそうです。
帯留を見ていらしたお客様、
「この色合い・雰囲気で、小さな風鎮を作って頂けませんか?」
ご自宅に三帖ほどの小さなコーナーを設え、
お友達と気楽なお茶など、楽しんでいらっしゃるそうです。
「・・・でもお茶室に風鎮は使いませんよね?」と念のため伺うと、
「ええ、それも承知ですが、お友達との気楽なお茶なので、
気に入った物を楽しみたくて。^^
小さなお軸に掛ける、小さな風鎮を探していましたの。」
なんとお洒落な方なのでしょう!
嬉しくなって、お客様とあれこれ打ち合わせました。
風鎮の房は私の取引先で扱いがあるか判りませんし、
それも「小さな」物となると特注するしか無いのかも。
一応、玉だけ対でお作りする、穴を少し大きめに、
房はお客様の方で別に誂えるなど打ち合わせて、
1ヶ月の納期を頂きました。
富山に戻って、ネットや地元百貨店で市販の風鎮を見て、
房も一応どんな物があるのか調べて・・・
出来合いの風鎮用房はおよそ25cm。
人絹の房ならお手ごろ価格で手に入れられそうですが、
品質もそれなりですし、長すぎて使えません。
正絹でオーダーを受けている房の専門店を見つけて、
お問合せのメールをしましたが・・・
2週間たってもお返事ナシ。^^;(ネットでは良くあることで。)
それを見越して「玉のみ」でのご注文にして頂きましたが、
お客様が気に入った房を手に入れられるまで、
とりあえずでもお楽しみ頂ける様にと、
私の手持ちの組紐で房を作ってみました。
サイズは輪を含めて17cmの長さ。
我が家のニッチで、短冊用の小さな掛軸に合わせてみました。
なんとかバランスは取れているでしょうか。
お誂えで普段と違う仕事をするのは、
試作の時間もかかりますし、忙しい時期は大変ですが、
勉強させて頂く事もとても多いのです。
出来る限り良い物をお作りしたいと思っています。
房作りから、色々と新作の案も浮かんできました。
銀座の展示会では、新しいアイテムが生まれそうです。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
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掛軸がいっそう引き立ってみえます。。。
なんだかとってもすてきな方だなぁとおもいました。
たしかにふちこまさんの玉の
エキゾチックな雰囲気の風鎮は
とても美しいとおもいます。
10月の銀座の展示会のDM、ネット上で拝見しましたが
ふちこまさんのジュエリーも
GUREさんの蓋物も
なんて美しいのでしょう
行きたいです、ぜひ生でみたいです。
これですね。見たことあります。
でも、依頼をしてきた方はなんと、「お洒落な方」なんでしょう!
品物もとても上品に出来上がって・・・
素敵です☆☆☆
ありがとう御座います。*^^*
盆栽の席飾りに掛軸を使うときも、
風鎮は使いませんよね。
でも、それも踏まえて自宅で楽しむ時には、
こんな取り合わせも有りだなぁ、と思いました。
調和を保って主役をより引き立てる、
名脇役を作りたいです♪
本当に素敵なお客様だったのですよー。
こういう方のご要望にお応えするするためにも、
私たち作り手は美意識を養う鍛錬が必要ですね。
銀座展、是非お出かけ下さいな。
日程があえば、搬入か搬出のお手伝いをお願いできませんか?^^
「風鎮」。ふうちん。
都会のマンションなどでお育ちになると、
目にする機会は少ないかもしれませんね。
最近は畳のお部屋を知らない子供もいるとか。
部屋を開け放っていた時代と違って、
重しとしての実用性は無いかもしれませんが、
これも美しい日本の文化かと思います。^^
掛け軸や、お盆の提灯の下に
下がってたりしますよね。
盆提灯!
そういえば下がっていますね!
ひとつで良いから、玉を作るのは楽ですね。^^
父ちゃんの蓋の件、どうぞよろしくお願い致します。