余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

春季彼岸・河津桜

2014-03-24 | 俳句・詩
  最近は年に2、3回、お寺さんで法話を聴く機会に恵まれているのですが、
今回は3月13・14日、「春季彼岸・永代経法要」にお参りしました。
前に浜までは海女も蓑着る時雨かな 瓢水を知ったのも法話の中でだったので、今度はどんなお話かといつもちょっと楽しみです。
  聞く端から気持よく、抜けて行ってるのですけどね ;;

  『 私を私にしているのは私ではない
十方衆生(じっぽうしゅじょう)が因となり縁となって繋がり、私を私にしてくれている。 宇宙に存在するすべてのものは、因となり縁となり、全部つながっている。』
とまあそんなお話でした。
にぎやかになった  歩道に咲くホトケノザ

  40億年前に生まれた命は、たった一つ
講師 「人間と とうもろこし・大腸菌の セイブン分解コーソ遺伝子が同じらしいですよ。」
私達 「・・・・・」
講師 「ありゃ、あなたぁちは驚かん? そう聞いてもびっくりせんかね?!?
    はぁ、何を聞いても驚かんようになっちゃ終わりよ。」
私達 「あははは・・」
(そりゃああ~た、セイブン分解コーソ遺伝子 なんて言葉が突然出てきたんで、「セイブン? 性分? 精分? ・・・まさか成分??」と頭ん中でぐるぐる回っとったんですよ・・・)

  打てど響かぬ私達を前に、
自然の道理、この世の道理、、と一生懸命お話をしてくださいました。
響かないかもしれませんが、「なんと人間とめだかの成分分解酵素遺伝子、6割が同じ・・・?」などと、きれっぱしが残ったりなんかしています。
最後にちらっと、「学問の進歩は止めようがない、、、人間が手を付けてはいけないところまで手を付けてしまったのではなかろうか? ねぇ・・・」とも言われていました。。
 歩道わきのホトケノザ (ホトケノザはすべてコンデジです)

1日は月命日にあたるので毎月墓参をしているのですが、
今月は、彼岸の21日にもyoshiと二人でお参りしました。

墓参り行こか戻ろか春時雨  ふじ」 な お天気でしたが
お線香も無事にお供えすることが出来ました。

  

  寒いさむい、温くうならんと体が動かん・・・ などと思いながらチラッと外へ出てみると、
案外そとは暖かくなっていたりしてきました。 せめて桜の咲く前に見てもらわないと・・・と思っていた「河津桜」を・・・ いやいやもう桜の開花の声は聞こえてしまいましたね。
  ということで、先日10日 fujipaのお仲間に誘われて見てきた、周防大島小積の「河津桜」の写真だけでも大急ぎで・・・。

この河津桜は近くの農家のみなさんが畑に植えられたものだそうです。
春を先取り! 周防大島小積の河津桜 (3月10日)


この日は危ぶまれたお天気も良くなり
早春の島でののどかなお花見となりました。



う~~ん愛らしい~! こんなときもあった ・・・かなぁ(^^?


天まで伸びろ~ 天までとどけ~!!


↓ 景色の中の河津桜が撮りたいと思いながらもこれが精いっぱいでした ↓
こんなところにこんな風に植えられています。
瀬戸内海の見える丘          しばし一人の花の陰


メジロがまるで小雀の群れのように十羽二十羽花の中に群れていて、
ちちちちちちとあっちからこっち、こっちからあっちと団体で渡り飛ぶという、
そんな景に遭遇したのは初めてのことでした。
景色撮りに徹するつもりで、この日は70ミリ一本しか持って行ってなくて、
残念ながらレンズでは・・・もちろん句でも、捉えることはできませんでした。

一休みするメジロさん          あれに見えるは ジョウビタキ?



  ビデオ仲間さんからのお誘いだったので、久しぶりにビデオも持って行ったのですが、両刀使いは無理ダ!--;; 結局、写真もビデオもどっちつかずということになったような・・・

ほかにも古いお寺を見せてもらったり、ときわ公園にお嫁に来ている薄寒桜の、成長した親木や兄弟木の姿も見ることもでき、いい一日となったこの日の 日記代わりの俳句は・・・
  河津桜瀬戸内海を見下ろしぬ   ふじ
  二人好しひとりもよろし花の陰   ふじ
  春の海島のお寺をあとにする   ふじ
  またいつかみかん咲く日に訪ねたき   ふじ

ハイ、五七五にはなってますね  (ーー・・・

  一年間務めた自治会の班長も23日、総会に代わる締めの会議がありました。
「まぁ、お元気でしたか?」 「はい、かつがつ・・・」 「そうよね、みんなかつがつ(^^」 「体が重くて重くて、なかなか外に出られんようになって・・・」 「そうそう、体が重いですっちゃね!もう出ていく気がせん・・・」 「温うなったんでそろそろ出んにゃいけんですねぇ(^^」

さぁて、春が来たのでくすぶってないで何か見つけて出かけないとネ。
 何を始めようかしらねぇ 


早春の風待ち・・・

2014-02-24 | 俳句・詩
Tea time collection.

  2月10日(月) この日は私が通っている絵画教室の新年会、というか今年もよろしく会でした。 教室、すなわち先生のウチで、会員の持ち寄り料理でのおしゃべり会です。
私は去年と同じご飯もので、4合分の炊き込みご飯を二つに分けて持っていきました。

  で、ここでMさんがなにやらで余っていたものということで、三つの景品を持ってこられていて、籤で当たった3人に上げますということ。
コーヒーカップらしいけど、それなら日ごろはマグカップを使ってるし、5客セット、6客セットならあるし、どっちでもいいやと思いながら・・・ 皆さんもほぼ同じことを考えながらだったでしょうけど、籤を引きました。   ところがみごとに私も引き当て、
.   「どんなの? あけてみて!」    ということで   
3人が開いてみると、「一客碗皿」で、それぞれ少しずつ柄が違っていて色も少しずつ違っています。 見たとたんにすごく気に入りました! なにより考えてみれば、自分専用のお皿付きコーヒーカップなんてなかったことに気が付きました。



阿弥陀くじだろうがなんだろうが籤に当たり、
 その上自分専用のコーヒーカップができた 

  今年に入って、少々ブルーの波に洗われていて困惑気味だったのですが、これからこのカップといい時間が過ごせそう(^^? 重い波も遠ざけてくれるのでは と期待・・・半分にこの記事アップとなりました~~。  カップの裏にある「素福寿」という文字もいいではないですか!  帰ってさっそくコーヒーを淹れて飲んでみましたが、今までに経験したことのない??ような口触り!! マグカップとは全然違う口当たりに感激しています。

  浅春やコーヒーを手に立ち上がる    ふじ
  春めくやカップ置く音ひるコーヒー    ふじ


.    しまった!
  自分用チョコレートを食べてしまった><; 撮っておくべきだった!!(^^*

  今年のバレンタインチョコは「生チョコ」と決めていました。
というのも直前にあった、前述の持ち寄り新年会で手作り生チョコを持ってきた人があって、それがとてもおいしかった!! のです。
「まつすぐに割れぬ板チョコバレンタイン 照れまん」 のようにバリバリと食べるチョコレートとは違い、爪楊枝で刺して口に入れる上品さ?^^? も今までとはチガいます! でも、どちらかというと女性向き? かしらねぇ。

この時期、チョコ売り場に行くといつのまにか自分用も探しています。
「手作り」とならないところが残念><;ですが、生チョコ目指してうろうろし、自分用にも買って帰りました。
 そしてyoshiとむふふと食べてしまった!
記事にするんだったら写真ぐらい撮っとけばよかった。


  今日19日になっていつもの普通のチョコを買ってきて写真に加えてみました。

High quality set for communication.

チョコレート一つじゃ足りないありがとう!
かといって二つもあげては変でしょう!!

バレンタインデイの句はもう出し尽くしてしまってできませんねぇ・・・(^^。
なになに、同じカップばかりの写真はもうええ??
ということで、そんな声が聞こえてきそうなので この辺で・・・・。


梅白しそこを曲がれば駐車場      ふじ
早春の風待ち風読むジャンプかな    ふじ


ソチオリンピックもフィナーレを迎えることとなりましたね。
金や銀、銅に輝いた人もあり楽しませてもらいました。
でもあまりメダルに固執しすぎると、出場選手だけでなく、
見てる方も楽しめないような気がしますね。
誰が勝つかよりも、どんな勝負・演技だったのかゆっくり楽しみたいです。

さあ、オリンピックも終わり2月ももうすぐ終わり、あとは春を待つだけ・・・?


節分や・・言葉のセンス

2014-02-05 | 俳句・詩
  節分の靄から現るる朝かな    ふじ
  節分や鬼の居場所も掃き清め    ふじ
  ごとごとと卵茹でをる今日立春    ふじ


  3日 節分の朝は、一面白い靄の中でした。 ここでリセット・・・そんな感じでゆるゆると朝が始まって行きました。 翌 立春にはひ~らひらと、え? 雪ですか? と尋ねたくなる程度の雪のお客さんまで見えて、さあ春が始まって行きました、ねぇ・・・  ですが俳句は ああしてみたりこうしてみたり定まらない・・・どうしよう 

 と、うろうろしてましたら照れまん先生から助け船! が来ました。
 「茹でてる」は「茹でをる」としても・・・ そうですね!「茹でてる」ってごく普通の会話ですね。 替えさせてもらおう!! っと(^^。
それから語順を並べ替えると 「立春のけふごとごとと卵茹で」ともいただきました。
語順を並べ替えてみるのは、鋭意^^? やってるつもりですが、単純な並べ替えだけではダメよね~~ ということがよく分かりました。 「立春のけふ・・・」という言い方!
新鮮な一句に思えてきます。 ありがとうございます、これからもどうぞよろしくです。
  それともう一句、「呆け鳥に起こされ二度寝春立つ日」を入れていたのですが、
「呆け鳥」がちょっとなぁと思って隠したところで、「呆け鳥が解りにくい・・・」とのコメントゞ やっぱりな です。
  「二度寝してやうやう明けし今日立春・二度寝する前はやとほくけふ立春・立春のけふの二度寝やギアチェンジ」 いやいや~~; 「立春」と「二度寝」にそんなに固執してるわけではないんですけどね、乗りかかって船酔い ふらふら ですね。


庭のかたすみの 青い春との かたらい・・・  
 
ちょっと背伸びしてみる オニタビラコ・・・ だったかな?



  テレビのチャンネルを替えるという習性??が、私には欠乏しているらしい。 40~50年間、誰かがつけてるテレビを横から・・・? 一緒に見てきて、自分で替えることがほとんどなかったからに違いない。 何チャンネルで何をやってるかなんてまるで気にしたことがないし、覚えられない。 最近はだいたいNHKが掛かったまま。
  そんな私ですが、お昼だけは「笑っていいとも!」をかけて食事をする。  そのあとの「ごきげんよう」まで見て、切って、立ち上がる。 子供がやってこない日はほとんどそんな毎日です。

と、そんなことが言いたいわけではなくて、その笑っていいとも!で先々週から、“国語辞典をアップデート 目指せ!言葉の達人”というコーナーが始まりました。
辞書(大辞泉)に載せるような言葉を今までにない新しい言葉で定義づけてみよう、というものです。
小学館の編集長が出演されていて審査され、達人作品や未熟作品など何ランクかに分けて選び、よければひょっとしたらそれが実際に辞書に載るかもしれないというもの。
  ちなみに『「デジタル大辞泉」は、年3回の定期的な更新によって、常に最新のデータを維持できるよう編集された、辞書データベース』 らしいです。
春の影   .
 
  今回が3回目だったのですが、なんと3回とも「木下優樹菜(ユッキーナ)さん」が達人に選ばれました。
 1回目 : 「大人」   2回目 : 「結婚」   3回目 : 「涙」
でしたが、みなさんなら、どう定義づけるでしょうか。

  「大人」を辞書を見ると、「十分に成長した人」「考え方・態度が老成しているさま」 などが書かれていますが、もっと斬新で手身近な言葉で表せないだろうか、というものです。
「大人」とは、「一年365日を異常に早く感じてしまう人」 が達人に選ばれた優樹菜さんの回答。 確かにそれは言える。
「『一年を』ではなくて 『一年365日を』としたところなんかがとてもいいと思います。」と編集長は言われていましたが、次の週の報告では、「辞書に載せることになりました。」ということでした。 おお!!

  「結婚」とは、この時の達人は二人。
愛で始まり、やがて憎悪に変わり、感謝で終わるもの タモリ」
お米の固さの好みを受け入れること 木下優樹菜」 ほぉぉぉなるほど・・・。

  そして今回の「涙」とは、 「溢れる感情の結晶 木下優樹菜」
!☆☆! まさか今回も優樹菜さんということはないだろう、と思いたがっていた私は、これを聞いて「すごい!」と思って思わず涙が出そうになりました。 「涙は悲しい時だけじゃなくて、嬉しい時も楽しい時も出てくる。 それをまとめる言葉と思って『溢れる感情』として、キレイにしたくて『結晶』とした」 というようなことを彼女は説明していました。

  「僕はこの回答を見たときに、嫉妬を感じました。 できれば一緒に辞書を作っていきたい気がします。」 と大辞泉の編集長に言われて、ユッキーナさん本人も泣き出しそうな感じでした。

  センスある言葉が出てくる人は、今までどんなことをしてきた人なんでしょうかねぇ。 鍛えられると身についてくるようなものなんでしょうか、・・・。 木下優樹菜さんの今迄を知ってるわけではありませんが、こんな言葉のセンスを持ち合わせていたんですねぇ・・・・
私ではなかなか出てきませんが、考えてみるだけでも、衰えることを止めないという脳を、活性化することができ老化防止になるかも・・・なんて思ったものです 
  次の金曜日(7日)は なんというお題でしょうねぇ・・・?


再び、 2014/01/22 07:30  ときわ湖の夜明け




仏法僧のためいき

2013-09-18 | 俳句・詩
急かす様に急かさるる様に虫の夜・・・ ふじ   こんにちは~
春が過ぎ夏が過ぎもうすっかり秋の風、しばらくぶりの投稿です。



ときわ湖の入り江・いつもゴミ出しの行き帰りに立ち止まってしまいます
水の音、わたる風、鳥のなき声が途切れることがありません
何種類かの蝉はもちろん残鶯も仏法僧も啼きます

仏法僧ほおと鳴止むあさぼらけ   ふじ
最近はときどき、仏法僧が鳴いてるなぁと思いながら目覚めます。
ブッポウソウ・ぶっぽうそうと鳴いていてふいに、
ほぉ・・・と一オクターブ落とした声で鳴き終わるのです。
それを何度か繰り返します、、何度もため息をつくように・・・(^^。
私は可笑しくなってだんだん目が覚めて行きます・・・
fufuf きみは私を見てため息ついてんのか^^?

というように詠みたかったのですが、たぶん「ほおと鳴止む」ってなんじゃ? でしょうねぇーー;
  仏法僧ほおとため息ついて止む・・・ うーーん、止む? ナニが?
  仏法僧吐息まじりに鳴き止みぬ・・・ もう少し情景がほしいような・・・
  仏法僧吐息まじりの目覚めかな・・・・・だんだん良くなるはずの法華の太鼓が遠のいて
いくのでこのへんで止めときましょう(^^;;こんな句では分かりませんよねぇ・・・

  俳句では 「仏法僧」は 夏(三夏/動物)の季語だそうで、三宝鳥や木葉木菟(このはずく)とも言われるようです。
私が目覚めに聞いている ♪ブッ・ポウ・ソウ~♪の鳴き声の主は、仏法僧 ではなく 木葉木菟 の鳴き声なんだそうです。
  「仏法僧」の本来の意味や、 「仏法僧」と呼ばれるようになったいきさつなど、OTANI UNIVERSITY ホームページの  生活の中の仏教用語 “仏法僧”  に載ってましたので読ませてもらいました。

  冬籠り梅雨籠りと ずるずる半年になろうかとしていますが、その間たくさんの方に温かいお言葉やお花、心安まるメールやコメントをいただき感謝しております。  ありがとうございました
これからも皆さんと、日常のちょっとした出来事を笑いながらブログで楽しんでいければと思っています。
  どうぞよろしくお願いいたします。


薫風や長き髪して振り返る       ふじ
聞耳を立ててアオサギよそ見する   ふじ
耳鳴りの気にならなくて秋の声     ふじ


3枚とも同じコンデジPオートで撮っています
 
04/18 春霞(WB:日光)
 
06/07 風薫る(WB:蛍光灯)
 
09/06 秋の水(WB:日光)

ここでは
アオサギの姿もよく見かけます


久しぶりのブログですが、写真は今まで何度も出てきた
変わりばえしない「ときわ湖の入り江」ということで・・・よろしく



梅雨籠り

2013-06-07 | 俳句・詩
いつもここを覘いてくださってありがとうございます
                       (しゃがんでみるとイトツメクサ)


いつのまにやら冬眠状態のブログですが、引き続き梅雨籠りを決め込み
もうしばらく ゆっくりしていようと思っていますので どうぞよろしく・・・・。

籠りたきことがあります梅雨まぢか   ふじ
季語ひとつ味はひたくて梅雨籠      ふじ
梅雨籠り朝から知らぬ曲ばかり      ふじ

着信音鳴った気のする梅雨籠      ふじ
調音の拡がるごとき梅雨籠        ふじ




まず一句 ひねれ・・・

2013-03-20 | 俳句・詩
  元気でいるのがわかる程度に、ちょこちょこアップすることにしようか・・・・
などと言いながらも、はや2週間を軽く超えてしまった 


  3月13日(水) 今日、「俳句をひねる(基本編)」という本を買った。
  2月22日から下の子 ちょし が入院している病院の売店に、水を買いに行くという ちょし と一緒に行ってみた。
小さいけれど、本のコーナーが3ヵ所もある。
雑誌コーナーと文庫本?コーナーと、今日足を止めたのは40~70% off と書いてあるところ。 風水や占いの本が多く並んでいる。
風水とか言ってもきっと、部屋が埃だらけだと病気になりやすい などと、書いてあることはなんとなく想像できるし、本気で黄色い財布を買ったりする気もないしなぁ・・・
などとぼんやり見ている眼にひょいと飛び込んできた「俳句」の文字。

ぱらぱらっとめくってみると、少し太めの文字の2行が目に入った。
  原句 我と来て遊ぶや親のない雀
  推敲 我と来て遊べや親のない雀
私「え、どこが違うの?」
ちょし「ぶ と べ」 と、指差しながら言う。
あははは ああ、あの句だなと思ってざっと見ると同じに見えてしまう・・・ (ーー;
  原句 何となく何やらゆかし菫草
  推敲 山路来て何やらゆかしすみれ草

ま、どんな本かよくは分からないけどちょっと読んでみるかな・・・・・
1050円のところ450円だし、本の割引だなんて得した気分ではないの(^^)。

「病室の天井の凸凹を見てると何か書いてあるように見えて、ここで一句作れんかなぁと思うけど、できんのよねぇ^^。」
売店を出て、帰る私を見送る形になって戻りながら ちょし が笑った。
「そうそうぱっと一句! と思うけどできんよねぇ・・・。」

まず一句 ひねれば脳を 刺激する
表紙にあったこの効用を試してみるだけでもいいことにしよう(^ー^)。



あとは、アップし損ねている 梅の花 を

2013/02/10 朝8時過ぎ、ときわ公園の梅を見に行ったときの写真

うーん、2月10日はまだまだでしたねぇ・・・・


思ひ立つ朝の散歩や梅だより    ふじ
空にちる蕾の濃さや淡紅梅     ふじ




咲いているところもあったのですが・・・・


↓(ウチに転がってた SOFTONⅡフィルター を使ってみましたが)↓


(そんなフィルターで効果の出るような写真 ↓ ではなかったらしい^^)




08:20 朝の公園 左向こうに見えてるのが梅の木です





梅林と池とを分かつ雑木かな    ふじ
梅咲くや久しく逢わぬ人と会ひ   ふじ

 


絵手紙・半夏生

2009-07-13 | 俳句・詩

また会おうと友の絵手紙半夏生  ふじ    .
再会を願ふ絵手紙半夏生   (添削句)




二日前にばったり出会った親しい友から

"半夏生"の絵手紙が届いた



〝会えて嬉しく思いました
少しずつ笑顔も見られるようになり
安心しています″とあった

"ありがとう" と思わず口をついて出た



このところの覇気のなさはどうだろう
ブログの友とおしゃべりをし
笑って元気をもらってるはずなのに
パソコンの前から立ち上がると
しーんとした空気
今まで笑っていた自分と
ここにいるもう一人の自分とのギャップ

咳払いをしないと声も出ない
付けるのも忘れていたと思ってさっき付けたテレビが
ひとりでしゃべっている

こんなだらしのないこのごろの私だけれど
ブログ仲間や友の言葉で
少しづつ引き揚げてもらっている
"ありがとう"


ちょっと元気をなくしてるあなたや
不安や辛いことを抱えているかもしれないあなたやあなたにも
私からありがとうの喜びを分けてあげられてるだろうか

心配してくれて ありがとう。



  星 夜
     高階杞一 (たかしなきいち)

遠い北の海で
シロクマがくしゃみをする
その音が
風にのって
遠い南の果てのペンギンに届く
ペンギンは首をかしげ
遠くを眺める
(誰か風邪でもひいたのかしら)

  だいじょうぶ?

その声が風にのって
シロクマに届く
シロクマは食事の手をとめて
遠くを眺める
(誰だろう?)

  誰かわからないけれど
  ありがとう、心配してくれて

凍えそうな夜
ひとりで空を見ていると
いちめんの星のどこからか
やさしい声が降ってくる

  だいじょうぶ?
  ありがとう、心配してくれて




・,。☆。,・~~・,。☆。,・~~・,。☆。,・~~・,。☆。,・~


  実は昨年、彼女から絵を習いに行かないかと誘われた。 どうしようかなぁとぐずぐずしていたが、「パソコンばっかりやっちょるよりゃあ、なーんぼええやら」というFujpaの鶴の一声で決心し、6月からちょろっと始めてみた。
  彼女は絵手紙をしているが、なんでもいいらしいので私は「旅先でスケッチ」^^を胸にスケッチ・水彩画を習うことにして月2回通った。
  そして、Fujipaの入院と同時に5ヶ月行っただけで休んでいる。  そのまま行っていない。

。。(ー_ー)!!。。

  "半夏生" この半分お化粧したような変わった葉の様子は、何度かブログ仲間のところで見たことがあります。  ドクダミ科の多年草。
歳時記を見てみました。  「半夏生」の頃咲くということで「半夏生草」と言い、「片白草」とも言われるらしい。
  「半夏生」の頃とは、72候(一年365日を五日ずつに分けたもの)の一つの「半夏生」であり、 どちらも夏の季語として歳時記にありました。
後者には「半夏」「半夏雨」などの言葉も季語として載っています。

  半夏雨・・・こんなきれいな言い方もあるんですね。 梅雨とはまた違ったムードを感じます^^。  梅雨の途中にこんな言い方をする雨を降らすなんて、昔の人の情緒に嬉しくなります、 拍手~~!です。

。。(ー_ー)!!。。

  えーっと、まとまりのないことになっております。
このまま終わりそうです><;が、圧が100を越えないのです。 それでなんか元気が出なくて、ネグラな気分なのはそのセイではないかと思うのです。  ポンプアップポンプアップと思っているのですが、こうなったら酢でも飲むか塩でも舐めてみましょうか・・・(+_+)。

 


つくつく法師

2007-09-21 | 俳句・詩
菜をきざみ粥炊く午後や法師ぜみ

どこが悪いでもないけれど、たいして食欲もない。
青菜入りのお粥にしようと早めに台所に立ちました。
窓に聞こえるつくつく法師の鳴き声が
ハーイ、元気出して!と言ってるようでした。

焦点距離7.9mm 1/250s. F4.0 露出補正値+0.7EV



◇2007年09月24日(月)
    帰国するみなさんの「送別会」をウチでします。
    集合:10時45分(国際交流会館前)ここから歩きます。
  *これが済むまでは、パソコンからちょっと遠のくかもしれませーん。
                 どうぞよろしくお願いします


俳句と写真でも、、、

2007-08-11 | 俳句・詩
  半年間の俳句写真を記録代わりに少しまとめてみました。
  組み合わせてカッコウつけていますが、これは適当に探し出してくっ付けたもので必ずしも俳句の風景ではありません。  どなたか添削してくださーい。


幾すじも飛行機雲見ゆ二月かな
飛行機雲がすごいぞと言う声に窓を開けてみました。
その日は一日中、遠く近くに幾すじも見えました。
いつもこの上空を、こんなにたくさんの飛行機が飛んでるんだ!

   写真:母が撮っていた雲(kumo = cloud)


冴え渡る雲の梢に千の風
空に溶け込んでいるように見える細い梢を見上げ、
空と梢だけを切り取って見る、そんな枯野を散策するのが好きです。
〝千の風になって〟 というフレーズが思い出されました。

写真:ときわ公園薬草園・梢(kozue = treetop)


気丈なる下田お吉の春の波
瀬戸内に住む私は、
伊豆に宿を取ってはじめて外海の荒い波音を知りました。
後ろ指を差されながらこの地で過ごしたというお吉、
この同じ音を、どんな思いで聴いていたんだろうかと、、。

写真:下田沖の夜明け(yoake = daybreak)


眼が会えば歩み忘れて春おんも
暖かくなり隣家の幼児が、ヨチヨチおもてを歩くのに出くわしました。
名前を呼ぶと急に立ち止まり、私の目をみつめたまま離せなくなり、
身じろぎもせずにつったっています。

写真:おかぁさんと散歩(sanpo = a stroll)


三度目の霧笛で醒めぬ瀬戸の春
一、二度目は夢の中で遠く聞き、
さすがに三度目に「なにごと?」と目覚めたフェリー旅。
あまりにも深い春の霧のせいでした。

写真:瀬戸内海の日暮れ(higure = sunset)


花のこと友のことなど五月雨
降り続いている雨を、窓からずっと眺めていると
しばらく会っていない友達のことをふっと近くに感じたりします。
雨はきらいではありません、とても静かな気持になります。

写真:雨降り(amefuri = rain、 the wet)


あじさいの淡きもありて朝清し
早く目覚めた日、公園に行ってみました。
朝の逆光の中に咲く幾本ものあじさいに迎えられました。
その青の濃淡は私を清々しい気持にさせます。

写真:ときわ公園のあじさい(Ajisai = hydrangea)



雨の音

2007-05-05 | 俳句・詩

今日は雨が降っています
私の外で降る雨の
抑揚もなく続く音にいやされるのは
その中で泣いたことがないからでしょうか
ずぶぬれになった
辛い思いがないからでしょうか
それとも遠い深いところから
懐かしさだけが残る心に聞こえるからでしょうか

今日は雨が降っています