2月27日 ときわ公園の 薄寒桜が咲いていました
周防大島からときわ公園にお嫁に来ている「薄寒桜」、昨年は28日に開花、
今年は、雨が降り続いた26日の翌日 重い腰を上げて行ってみたら
もう遠目でもピンク色がわかるぐらいに咲いていました!!
雨 雫 と っ ぷ り と 薄 寒 桜 ふじ
どんよりの空を透かして芽立ちかな ふじ
春はそこまでのときわ公園
◆
「A.Vivaldi」
「A.Vivaldi」、 これは去年、「
Telemann Salon Concert in ITAMI」を聴きに行ったときに買ったCD2枚の内の1枚です。 「四季」なら知ってるから記念にと軽い気持で買ったのですが、「四季」の前に
「ムガール大帝」という曲が収められていて、 帰って最初に聞いた時から その ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
「ムガール大帝」が、 これ!いいんじゃない?という感じで、とても気に入りました!!
「A.Vivaldi」
A.ヴィヴァルディ (1678-1741)
Sakino ASAI, violin solo
浅井咲乃 ヴァイオリン独奏
Takeharu NOBUHARA, conductor
延原武春 指揮
Telemann Chamber Orchestra by modern instruments
テレマン室内オーケストラ (モダン楽器使用)
(「しおり」より) .
| ヴァイオリン:
ヴィオラ:
チェロ:
コントラバス:
チェンバロ: | 中山裕一 三谷彩佳 大谷史子 上川忠昭
羹 隆光
曽田 健
橋本将紀
高田泰治 |
ぼんやり聴いていると、「あれ? これは四季のどの部分だっけ?」 と一瞬思ってしまう程度の知識しかない私なんですが、
「四季」ではなく「ムガール大帝」、初めて聞く曲でしたがすっかりほれ込んでしまいました。
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「ムガール大帝」RV208
Ⅰ Allegro (5:34)
Ⅱ Grave- Recitativo (2:54)
Ⅲ Allegro (7:03)
なんといっても
リズミカルで歯切れがいい!! 聴いていて、快活そうな
ヴァイオリンソロの浅井咲乃さんの姿が目に浮かんできました。 彼女のことは去年のコンサートではじめて知ったばかりですが、もったいぶらないとてもさっぱりした、私としては羨ましいような、明るい性格の方のように見受けられました。 この「ムガール大帝」はきっと、そんな彼女自身が好きでこのCDに組み込まれたのに違いない(^^?などと、勝手に想像しています。
裏表紙にもらった浅井咲乃さんのサインです
.
「ムガール大帝」 ってどんな人だったんだろう? どんな逸話の持ち主なんだろう?
と気になるところですが、CDに入っていたシオリによると、「ムガール」という大帝国はインドに存在していたらしいのですが、どうしてこの曲の副題を「ムガール大帝」としたのかは不明だということ。
どんな人だったかはわかりませんが、 ヴァイオリンが気持のいい音色で“さあ春ですよ”と言ってくれてるように軽快に流れていて、気持のいい波長の中にいるような気持でなんとなく聴いています。 そのうち
体の中で春の準備ができていく・・・・? これを聴いていさえすれば春に連れて行ってもらえるような^^? そんな厚かましい気分になります。
何度か聞いてるうちに、もうずっと昔から聴いていたような気になりました。 実は気が付いてないだけで今までにも聴いていた?? のかもしれませんけど・・・・・ね(^^ゞ
◆
Vivaldiの「四季」はテレビでもラジオでもよく流れているし、私でさえその昔、レコードを何度も何度も聴いていました。 今回CDで聴いて、最初は以前聴いていたレコード(イ・ムジチ合奏団)とはちょっと違うような感じが? ・・・と思ったりしましたが、何が違うかなんてわかるはずもなく、 演奏者が違うんだからそりゃあ違うでしょう・・・と、2、3回聴いてるうちに何も気にならなくなりました。
ヴァイオリン協奏曲集 「四季」(『和声と創意への試み』Op.8から)「春」ホ長調 RV269
Ⅰ Allegro
Ⅱ Largo
Ⅲ Allegro Pastorale |
(3.21)
(2.13)
(3.48) | 「秋」ヘ長調 RV293
Ⅰ Allegro
Ⅱ Adagio molto
Ⅲ Allegro |
(4.56)
(2.41)
(3.22) |
「夏」ト短調 RV315
Ⅰ Allegro non molto
Ⅱ Adagio e piano-Presto e force
Ⅲ Presto |
(4.52)
(2.09)
(2.49) | 「冬」ヘ短調 RV297
Ⅰ Allegro non molto
Ⅱ Largo
Ⅲ Allegro |
(3.23)
(2.00)
(3.02) |
何度聞いても厭きのこない曲です。 昨年10月に、目の前で聴かせてもらったあの
テレマン室内オーケストラの人たちの演奏だ! と思うとなおさら親しみがわき、このCDでコンサートの余韻に浸っています。
昔よく聴いていたレコード 合奏協奏曲集「四季」
イ・ムジチ合奏団 フェリックス・アーヨ(ヴァイオリン)
* 楽譜(24ページ)もついていました *
久しぶりにレコードを、なんて言ってみたいものですが、針を探して、アンプだかデッキだかをいじって繋ぎかえてみる元気がない
ターンテーブルは2台も並べてあるのにほぼ宝の持ち腐れ状態? いやもう宝でも何でもないですね >
<
レコードからテープにとっていた「四季」はすぐに見つかったのに、今度はカセットの「再生」が利かなくなってる
巻き戻し、早送りはきくのに・・・・ 何年も放ったままでしたからねぇ、
『機械ものは使わないとダメになる』 そうですよねぇ(ーー;;。
日ごろよく使っている
CDとラジオだけは、かろうじて私の手でスピーカーに流せるから、オーディオ関係はそれでよしとするしかないですね・・・。
.
ということで、やはり
一番最初に涙が出そうになるのは、春の第2楽章、、、、変わらんなぁ (^^)と思いながら咲乃さんの「四季」を聴いています。 あれはビオラですか、「いいからいいから大丈夫・・・」となだめてくれ、包み込んでくれてるような響き・・・
と思って聴いていたら、
『・・・
時折り「トットー」と弾くヴィオラは吠える犬・・・』ですと?@@!
うーーん作曲者とはズレがある・・・私を慰めてくれるのは、できればイヌよりもヒトの方がいいんですけど・・・ そうだ、あそこで犬を鳴かせてるのは間違いなく
人 ですね。
まぁ、いいですよね。 俳句と同じで、作者はあくまで情景を描写し、それを聴き手は好きなように(都合よく^^?)聴く・・・ ってことで^
^
さあ明日はまた夜7時から、
あの夏井いつき先生の辛口査定と「俳句ランキング」がある「プレバト!!」があるらしい。
忘れずにテレビを見なくては。