余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

弓削瓢柑と絵画教室

2014-07-04 | 絵画・水彩
  先日、周防大島の 山本柑橘園」の蝶調さん から「・・・弓削瓢柑って絵になりませんか?」 のメモとともに弓削瓢柑(ゆげひょうかん)をいただきました。
絵もたしなむようで・・・・なんて言われるとこっぱずかしいのですが、“少しは人に会う機会を持とう” という目的も兼ねて(^^ゞ、月に2回絵画教室に通っています。
描きながら埒もないおしゃべりの中に身を置いていると、そよ風の中にいるようで、この時間がなんともうれしいひとときなんです。

ひゃ~、貰ったからには描かずばなるまいが・・・・ と、
籠に入れてみたりお皿に並べたり、、、結局はごろんと転がして描いたのですが
半分は絵画教室に持って行きました。
一週間ぐらい経っていましたが、冷蔵庫に入れていたので
まだ緑の葉っぱがくっついていて、よかった!!

ごろんと転がして・・・                 絵画教室で .


  「ワァーこれなに!」 と言いながら先生はさっさと3個を立ててセットされました!@@!
さすが! 私は立てるなんて思いもしないことでした。  おお、ちょっといいんじゃない!
と描きたい気持をくすぐられました (^^*もう一枚描くか・・・。
どんな字を書くの? ゴールデンなんとかに似てるね? 周防大島? ・・・ などとユゲ弓削談義、 ヒョウカン剽柑談義がしばらく続きました。



  梅雨籠レリゴードンマイ弓削瓢柑   ふじ
な~んて思いながら剥いていただきましたが、癖のないさわやかな味はとても食べやすい! 果汁が多いわりには実がしっかりしていて、薄い皮も意外に剥がしやすい。 上品な甘味とすっきりした味は、なにかこう、いいよいいよと言ってもらえてるような・・・(^^? 今まで食べた柑橘類の中では、一番こころ安らぐ味かも。
 なんて言われてもねぇ、食べてみないと分からないでしょう*~~*

  横道に逸れますが、ちなみに『Let It Go』が「ありの〜ままの〜」と訳されたのは、
「THE PAGE気になるニュースをわかりやすく」によると、『レリゴー、レリゴー』の口の動きが、日本語の「ありの〜ままの〜」と似ていることなども考慮されたんだとか(^ー^)。

  梅雨晴や弓削瓢柑をがばと剥く   ふじ
「みかん」は の季語で、「夏みかん」は  らしいのですが、弓削剽柑は季語としてどうなんでしょう。 fufu 季語うんぬんより前に 弓削瓢柑 ってなに?? って言われそう~~。

そうだ皮も美味しいんだった! と前回教えてもらっていたのを思い出し、
捨てないで皮もばっちりいただきました!~~!
珍しくて絵になる弓削剽柑 蝶調さんありがとうございました

  捨てないで残した皮3個分、結構な量になります。 マーマレードと言っても他人様に饗するわけでもなく、自分で食べるんですから、お砂糖の分量なんかそんなに甘くなくていいし、柑橘の皮の苦みなんてそんなに気にならないし・・・と すごくテキトーです 
ぐつぐつ、汁気のなくなるまで煮て、半分はすぐに冷凍にしました。

山本柑橘園さんからは前に、
栗もいただきました 美味しそうでしょ!
ホントはここに一句できればと余白大目に描いたけどできないままなのよねーー
 



  第15回 絵画グループ   
平成26年6月13日(金)~16日(月)
宇部市文化会館1階第2展示室

  弓削瓢柑の絵を見てもらったついでに、先日、私たちの絵画教室の作品展がありましたので、その様子を少し・・・・。 昨年は梅雨籠り^^?をして休んでましたので、私にとっては2年ぶり、4回目の作品展になります。

6月13日午前中に 全員で会場準備です


女性ばかりで会場準備は大変です。 
男性お一人、先生の知人の方に来ていただいてとても助かりました。
おおいにありがたいことです。



私の作品は、下の写真の中央の黒い額に入ってる2枚とその隣の風景画の3枚。
この黒い額は写真用のものですが、ウチに6枚もあるので 
「これで済むものは全部これで済ませるゾ~~!」 と 思っています(^^v



  『ときめいていて』(ざくろ)と、『そのままでいて』(ナニワイバラ)と、『春の野辺』
ざくろは、色を落として吹いて散らしてみたり、色を含ませた筆先を指ではじいてみたりしてみた、はじめての冒険作^^?です 
風景画は描く人が少なく、誰も出さないよりは・・・と勧められ恥ずかしげもなくアハハ;;

  後日19日、宇部市あすとぴあ2丁目の風の見える丘フェリースで打上げでした。 日ごろの教室は8~10人で、40人近い生徒が一堂に会するのは、この展のときぐらいです。



コーヒーがついて3000円のランチコース。
お料理はどれもおいしく、「また来たいね!」 と友達と言い合ったほど大満足でした。




建物外観の写真を撮ってないや(><;;


絵画グループ 彩・彩展(2012年)

2012-09-05 | 絵画・水彩
第13回 絵画グループ 彩 ・ 彩 展
H24(2012)年6月14~17日
場所:宇部市文化会館1階第二展示室



  67の手習いで始めた絵画教室通い、 毎週金曜日に 「水彩画」、 第二月曜日に 「人物画」、 第四木曜日に 「風景画」 と月に6日ほど出かけています。
友人に誘ってもらって恐る恐る通い始めた教室でしたが、今ではとても楽しくなんとなくわくわくするひと時になっています!^^!
先日、その絵画展 「彩・彩展」 が開かれ、私の出品も3度目となりました。
上手下手に関係なく全員の作品の展示ですからね ^^。
前日にみんなで会場の準備をし、私は初日の朝一番が当番で会場に居ました。

バック色だけ変えて描かれた先生の「ナニワノイバラ」3点を含む
小品コーナー 

以下、 油彩・水彩・パステル・色鉛筆・絵手紙・・・・ いろいろです 



いろいろありますが、私はやはり 水彩画 が一番好きです。

↓ 左の手前は、お一人だけされている陶板の作品
↓ 左奥は先生が指導されている 福祉施設絵画グループの皆さんの作品

右は月に1回、希望者が描いてる人物画のコーナーです。↑
同じモデルさん(と言っても先生ですが^^)を描いてるんですけど
それぞれみんな違って見えますねぇ・・・
「モデルさんよりも描いた本人に似てくるね!」
 「描いた人の性格が表れるネェ・・・」
などと みんなで口々に・・・(^^)。  私の描いたものはこの中に
2枚あります。 さてさてどれでしょう? な~んて分るはずないね 
(最上段の左右角の2枚です。)




  「よいよぉ描くほが嫌いなソ。」 と言いながらもせっせと通ってくる人もいて (^^)面白い、来るだけで楽しいのです。  同じ曜日時間のメンバーは大体7、8名。
同じ趣味を持つ同じ(ような)年代(^^?)の皆さんの話される話題は聞いてるだけですっごく楽しい。  一堂に会することはこの 「彩・彩展」 の時だけになりますが、教室全体での生徒は50人近くでしょうか・・・?  描かれる絵もその人となりも、気負いのない 親しみやすい先生 なのが、なんと言ってもいい。
  人と人との出会いの尊さを三文字で表した 「我逢人」 と言う言葉があるそうですが、人に接することの大切さを知ると共に、 「みなさんと逢えてよかった・・・」 と、しみじみ感じてるこの頃です。
  絵を描きたいという当初の動機は、旅先で写真だけではなく、さらさら~っと絵が描けるといいナァ^^と思ったこと、、、なのに風景画はまだまるで描けない。
月に一度のはずだけど、暑い・寒い・お天気次第でお休みになるので、回数も少ない。今まで実際に出かけて描いたのは7、8回・・・かなぁ。
   (森の中のカフェ)
 

  全然代り映えしませんが枚数だけは増えて来た。  所詮楽しみで描いてるものなんでいいではないですか・・・ネ? ということで今回はブログ以外のもうひとつの 私のタノシミ を 纏めてみました。

   ・水彩画 2010.09~2011.05(第12回彩・彩展)まで
   ・水彩画 2011.06~2012.05(第13回彩・彩展)まで
   ・人物画 2011.03~2012.06(第13回彩・彩展)まで


   ・水彩画 2008.10~2010.05(第11回彩・彩展)まで 前回掲載済み   




湯野邦子絵画展・2011

2011-09-24 | 絵画・水彩
  少し前から私が通っている絵画教室の、湯野先生の絵画展がありましたので行って来ました。 人見知りをする私が、絵筆を手に1年以上も楽しく時間を過ごせてるのは、誘ってくれたのが元同じ職場の友人だったことと、とても気さくな先生の人柄のお蔭によるところが大きいのですが、その先生の絵からは、気さくさとはまた違った繊細さと力強さが感じられ、とても惹かれるものがあります。

湯野邦子絵画展
9月23日(金)~27日(火)

時間: 10:00 ~ 16:00
場所: 阿知須いぐらの館(旧中川家住宅)
   (〒754-1277 山口県山口市阿知須3425番地 TEL:0836-65-2403)
山野草展示:射場清隆(宇部市)


(1) 「桃とプラム」 でお出迎え


水彩・油彩あわせて30点の作品の中からいくつかをご紹介します。

(2)  まずは水彩画のコーナー  (3)
 

バックの処理の仕方、水に映ってる影、光が波に反射している様子
見てみてみて、頭に入れてるつもりなんですけどねぇ(-_-;)

(4) 床の間には賛助出品の山野草が活けてありました (5)
 

(6) 上は「花梨」(水彩・パステル)  下は「絵手紙いろいろ」

私は水彩画しか描きませんが、絵手紙もかわいい
ちょっと描けるといいのですが・・・

ガラスの反射を抑えるためにどうしても斜めからの写真になります。
次は油彩です。


(7) 「海と棚田」 「菜の花の咲く川辺」 ほか

棚田は私も行ったことのある油谷の棚田、その隣りの船が置いてある川辺、
どちらもどこをどのくらい切り取って描くのか、目線を感じます。
こういうところは写真にも通じるところがあると思いました。

(8) 大地の恵み


湯野先生は、「大地の恵み」シリーズで毎年大作を描かれています。
今までの作品は コチラ↓ で見てみることが出来ます。
洋画 湯野邦子 第一美術展


  会場の「阿知須いぐらの館」は今回初めて知りましたが、明治17年に建築された居蔵造りの建物だそうで、古民家のたたずまいは落ち着いていて、絵画の鑑賞にはとてもいい雰囲気をかもし出しています。
  湯野先生の絵画展は27日(火)まででまだ間がありますので、興味のおありの方にはぜひ見ていただきたいと思って大急ぎのアップです。 

 *  * 



  展示会場の「阿知須いぐらの館」は旧中川家住宅で、平成16年に中川家より当時の阿知須町(合併により山口市に編入)に寄贈されたものだそうです。
その中川家は水軍の末裔だそうで、江戸後期から明治期にかけて阿知須廻船業の中心となった家。 その頃を偲ばせる道具類も展示してありました。

廻船業を支えた千石船の模型


お座敷に吊るしてある飾りは「ひなもん飾り」
ひなもんは、山口県山口市阿知須地区(旧・阿知須町)で
ちりめんや古布で作られる 吊るし飾りのひとつです。

  (下)川御座船・瀬戸流 ↓     .




襖の下張(明治17年の朝日新聞)


廻船業を彷彿とさせる品々の展示

方位磁石


羅針盤


船釘(ふなくぎ)・船魂(ふなだま)

船魂は、長い航海の安全のために船にまつられていたのだそうです



船金庫と船舶用ランプ と 米俵(60kg)

手前の1俵だけは30kgで、「持ち上げてみませんか」と書いてあります。
いや~~、本気出してやってみました!
2、3ミリ、ズリっと横にずれた、ような気がしただけでした~~!!



庭の方も自由に見学することができます。




↑蔵シアター

←「御柳・ぎょりゅう」と言う木を
           ご存知でしょうか?


  私ははじめて見聞きしましたが、この大きな木に、五月の連休の頃には 藤 のような花が咲くそうです。
返り咲きもするそうで、上の写真は返り咲きが辛うじて高い梢に残っていたもの・・・ですが、コンデジではこれ以上無理でした。
御柳の花

東庭園


  上の中央には滑車の付いた井戸、 下は大きな防火用の井戸、 ほかに手押しポンプの井戸と何も付いていない井戸、 井戸は四つありました。

防火水槽と思われる大井戸(西庭園)


大変廻船業の盛んな土地柄だったという 阿知須の路地

特徴有る居蔵造の住宅は、大火に悩まされた廻船業の人たちが、
茅葺や藁葺の家にかえて、瓦葺の屋根、漆喰で塗り固めた大壁、泥戸等、
防火機能に優れた建物として建てたものだそうです。