漫才一本と歌一曲。
よく似たサイズです。
そういう風にみてみて勉強する事を教わって以来、
「漫才」を見る目が随分変わった。
見る目、というか聞く耳かな?
もともと好きだが、もっと真面目に研究するように
なったのだった。
M-1、見ましたがな。おもろかったね。
今回は、モニターを伏せ目がちにぼんやり見て、
なるべく音声に意識を向けてみることにした。
構成、間、タイミング、重ね方、まくり方、落とし方。。。
おもろい漫才は本当に素晴らしいのであった。
コンマ何秒の世界で練られている。
ほんの少し、いつものリズムと違うだけで、
全くおもんなくなってしまう。
めっさシビアなのですよ。
これは痺れるね~。
メリハリもそう、めりめり行き過ぎても駄目。
はりはりも崩れてはいかん。
絶対の塩梅がある。
それも、その空間で、それに応じて作らんといかん。
はじめにぽーんと提示された空間、現れた空間、
それが膨らんでいって、ほんで、ぐいぐい引っ張って行って、
気がついたら皆をまるごと連れて行ってしまう空間に変わってる。
会場もTVの前も包み込んでるのよ、こりゃ凄い。
やっぱりね、後半からの加速が凄いのはガッツーン来るねえ。
あれと同等に盛り上がれる歌って、ほとんど耳にする事
無いんじゃないかしら。
あんな歌、歌いたいなぁ~!
むっつかしーんだよなぁ。。。
やっぱ精進だー。
あの人達の頑張りぶりって凄いもの。
ほんと。尋常じゃないもん。
少しだけ、養成所の現場を覗いた事ありますけど
ホント超真面目ですもの。
それから後も、何年も何年も磨いて磨いて、
やっとああだもの。
めっさ仕事頑張ってるもの。
ずーっと、もっと上手なろうて、仕事してるもの。
凄いもんね。
そりゃ簡単に歌えるわけないわい。
わしゃ頑張るで。
M-1見てたら燃えて来た。
立派な人からは、学ばにゃならんのですたーい!
優勝ブラックマヨネーズ。
おもろかった。
押し出しで梅田から堺って!
なんば辺りでなんとかて。。。
あたくし、ツボった。
誰かの評にもあったけど、古そうやけど
その中に面白い要素って全部入ってる。
新しいと同じ。て言うてた。
うーん、やっぱ古典ていうのは
新しいモンへの近道やねんね。
基本やな。
ホンマいろいろ勉強さしてもらいました。
ありがとうございます。