SHOUT! リキリキリッキー絶叫部屋!

リッキー・りさ・ニシザーのお部屋。
うた歌いで、ライダーで、庭師エッグです。

『この世は冗談だ』

ピアフと美輪さんと観音様(その3)

2006年09月30日 00時56分32秒 | リキ日記
「愛の讃歌」を歌う美輪ピアフ。
突然、美輪ピアフのオーラが、もの凄い勢いで光を放出しはじめた。
…と思ったら、その頭の部分に、
何とハッキリと観音様についてるのと同じ形の後光が出現!

あのほれ、絵にもあるし仏像にもあるでしょ?
丸い中心から放射状に周囲に伸びててさ、ほれ、後ろに背負ってるでしょ、あれ。

私もそんな絵に描いたような、あのまんまな形のモノをみたのは初めてで、
あ~、あれはコレの事なのね、この光を表したらそうなるわ。
この形状はほんまやのねー、とかそんな事にも驚きながら…

頭に観音様の後光をつけたまんま、歌い続ける美輪ピアフ。
あ、言うときますけどこのシーンね、ただ普通に大感動の号泣のシーンなんです。
だからね、お芝居をみているあたくし本体は、それでもう大号泣中なんですよこの時。
(本体はドラマにどっぷり入ってドラマを楽しんでいる)

でもね、ほれ。
状況はこの超サイキックなありさまざんしょ?
頭の中で、もう一人のあたくしがそりゃも~ツッコミまくり!
「な!な!何これ~!なんなのよ~!」って…。

どんどん強くなる光と氣圧の勢い。
(氣圧と言いましたが、何と言いましょうか…
サイキックなヤツが時々ちょっと挑戦的に出す気功みたいなのあるでしょ?
手とかからシャーシャー出すあれ。)

気がつくともう美輪さんの頭部周辺は真っ白にとんでハレーションを起こしている。
(顔はもちろん真っ白けで、表情ももう見えません。)
「ひゃ~目えつぶれる~」と思うが動けない…。
そしてシャーシャーとでる氣圧は真っ直ぐにゴーゴーとあたくしの身体を直撃し、
椅子へ押し付けられる勢い。
そしてそのまま胸のチャクラへシュルシュルーッと、どんどん収まっていくのだった。
(嫌な感じはしないヤツでしたよ、念のため言うときますが。)

さあ歌も佳境を迎えている(そんなに長い曲ではないよ)。
あたくしの本体はもうメロメロに泣いている。
涙と鼻水がどーどーどーどー出ている。

けれどもツッコむ、もう一人のあたくし(冷静なあたくしってこと)…。
「ちょっと!ちょっと!ちょっと!ちょっと!何?何?何なのよ~!
いくらなんでもコレはやり過ぎなんじゃないの~!
超魔術ショーじゃないのよ~!(うーん流石美輪さん)」

歌終わる。幕がおりる。一部が終わって休憩に入る。場内明かりつく。
だけども、あたくし動けましぇーん!
膝に、身体に力がまるで入らない。
ぼーーーーーーーって、惚けている。
狐につままれたというか…もう、ヘロヘロヘロ~…。
きっと山で妖怪を見た後はこんなだ。(流石美輪さん)
トイレに行きたいのにさ、ホント動きだすまでに時間かかったよ。

(ちなみにこんなサイキックショーはこの時だけでした。
時々こうなるのかもしれませんが、あたくしはその後何度も
美輪さんの舞台を拝見いたしましたが、ちゃんと普通でしたよ。
ま、そりゃそーか!ははは~、と。
ホッとしたような…残念なような…。気持ちだったです。)

で、その時が、この美輪さんが、結局今の所今まで見た中での
最高の美輪さんだったんですけど、この時にふと感じたのが、
「なんかもしかして今、ピアフ降りて来てない?」って感じだったんです。
(美輪さんだからチャネルくらいできるかもしれませんけど…。)

でね、最近知った事なんですけど、ピアフはとても信仰深かったのですが、
中でも特に「聖女テレーズ」を深く信仰していたそうです。
子供の時に失明の危機をテレーズの奇跡で救われた逸話もあるらしい。
ピアフとテレーズとの結びつきはとても深く、またとても似通っている二人だった。
つまりピアフはテレーズのエネルギーなのですね。

そこであたくしは「は!」っと氣がついたんですけどもね、

ピアフはテレーズのエネルギーだったと言う事は、そのまま東洋的に
スライドしますと聖女テレーズのエネルギーというのはいわゆる菩薩のエネルギー、
観音様のエネルギーにとても近い。

つまり、こうなる。
テレーズのエネルギー=ピアフのエネルギー=観音様のエネルギー=美輪さんの姿、なるほど!

だからチャネルうんぬんはともかくとして、あの時の美輪さんは完全に「観音様のエネルギー」。
そうそれはつまり「ピアフのエネルギー」になってたんですね。
(あー、だからか、だからあんな姿なのねと妙に納得。)
うーん、美輪さん凄い。そこまで演じられるのね。

もともと美輪さんは観音様と繋がりが深くていらっしゃるので、
ピアフとも、そこ繋がりで固く結ばれているのかもしれません。

余談ですが、美輪さんはあたくしが握手をしてもらった唯一の芸能人様ですの。

あ、外タレなら他にもいますけど…。
マキシー・プリーストでしょ、スライ&ロビーでしょ、
リー・ペリーでしょ、ブーマー・ウェルズでしょ…。

んー何かレゲエばっかだな。(おい…三冠王がまじっとるがな…)



そんなこんなネタ。
またまとまらないね。
ごめんなさいねー。



ピアフと美輪さんと観音様(その2)

2006年09月29日 23時08分53秒 | リキ日記
ちょうど10年前になります。
美輪さんが17年ぶりに再演するという舞台、
「愛の讃歌/エディット・ピアフ物語」を見たのは。

文化の日くらいだったよ。
大阪の厚生年金の中ホールだな。
その後、タイ料理を食べた事まで覚えている。とても素敵な日だったな。
なーんか魔法にかかったみたくなってた。

美輪さんの舞台を見るのは全く初めてだった。
そしてピアフについても“波瀾万丈だった歌手”くらいの知識しかなく、
曲もとりたてて聴いた事はなかった。
けどなんかどうしても見たくなって見に行ったのだった。



吃驚した。

あたしゃこの舞台を見て“芸能”ってヤツそのものの見方が
変わったといっても過言ではない。
「へー、こんなやり方があるのかー!」って、美輪さんの凄さに敬服。

舞台いっぱいに、美輪さんの哲学や美学が実に解り易く描かれていた。
本を一冊読んでもらうよりも、講演を三時間聴いてもらうよりも、
もっと自然にしかも美しく深く伝わっていく…その事に本当に感服した。
なんというかなあ、その舞台の全てが美輪さんの愛のかたまりだったな。
もちろん内容にも感動したよ。

そしてそのお芝居の内容というのが、
美輪さんが心から愛している偉大な歌手「エディット・ピアフ」の人生だったのです。

そうして、そこであたくしは美輪さんが演じ、そして歌うピアフに出会ったのでした。
正直、その頃の私には美輪さんの歌唱法は自分の生理に合うものでは無くて、
だから初めこそ違和感を感じていたのですが、
流石、舞台の力は凄まじく、すぐに気にならなくなりぐいぐいと引き込まれていきました。

美輪さんが、あの小さなピアフに見えて来るから、本当に不思議です。

そして物語の見せ場でもあります一部のラストのシーン(二部構成の芝居でした)。
ピアフが「愛の讃歌」を歌うシーンなのですが、そこでとんでもないモノを、
あたくしは見ちゃったのだった。



(つづく…)

うーん、ひっぱるなあ、ごめん!足りんかってん…

ピアフと美輪さんと観音様(その1)

2006年09月28日 23時35分58秒 | リキ日記
あたくしが歌い手の中で、最も神と崇めているピアフ。
そう、エディット・ピアフです。

あれ?ひばりちゃんは?と思われるかと思いますが(そんなイメージらしい)
それはもちろん神です。カルメン・マキさんもいわずもがな。(あ、百恵ちゃんも)

でもピアフはダントツでちょっと特別。
ピアフってね、もうその存在が歌そのもの、祈りそのもの。
すべてが芸術、語る言葉さえも音楽。
人生が、人間が歌そのもの、というか人間超えてる。
あまりにも圧倒的、驚異的。
ピアフのステージでの表情をみただけでも、鳥肌ぶわーなるよ。

何よりも、単純に聴いてみたら解る。
めっさめっさめっさかっこええでしょ?

もうねえ、ひれ伏すのですあたくしは。
ひざまづきます。

いい事あったらピアフです。
たらたらり~♪ 鼻歌によし!

思いっきり泣きたい時も絶対ピアフです。
がおおお~。号泣によし!
めっちゃ気持ちよく眠れます。

ピアフに触れると本当にひれ伏してしまう、大反省してしまう。
あたくしってなんてちっぽけなんだろうと思う。
でもいやな反省じゃなくって、凄く前向きになれるの。

そんなあたくしがピアフと出会ったのは実は、美輪さん経由。
というか美輪さんの演じたピアフとの出会いが最初だ。
(美輪明宏さんね、念のため。)

演じたというかねえ、ある種、イタコ状態のシーンあったの。
もうその数分感が、在る意味、その後のあたくしの人生を変えたですわよ。
そりゃあアンタ、壮絶な出会いであったよ。。。



(明日につづく)

水とピロピロピロ

2006年09月27日 00時34分49秒 | リキ日記
ピロリ菌っていつから有名なの?
今、普通に聞くけど、そんな昔からちゃうよねえ。

病院と検査の大好きなリキ父は、ピロちゃんを気にして、
ヨーグルト食べたり薬のんだり色々するも、
ちっとも減らないのであった。

井戸水にはピロちゃんがたくさんいらっしゃるとの説もある。
トホホなリキ父。頑張ってもっとヨーグルトを食べている。

あ、説明が遅れました、うちの実家は井戸水なんです。
そんなド田舎ではないけどね、
その辺の家はいまだにみんな地下水を飲んでいる。
言うとくけど水道もあるよ。
二つ蛇口があるの。

冬はあったかで夏は冷たいの。
おいしいよ。
(というか不味い水を知らなかったよね。)

最初、京都の水を飲んだ時(一人暮らしは京都から)
あたしゃびっくりしたものね。

けれどもあれから、んー十年(げ)
今じゃ水を買うのは当たり前の世の中。
最初は信じられなかったのになあ。

色んなのがあるよねー。
スキなのどれ?
あたくしはあんまりそれほど味にうるさいタイプじゃないから、
けっこうどれも飲めます。

田舎者としては室戸の海洋深層水を、いつもついついプッシュして
しまうんですけどね。
おいしいよあれホンマ。贔屓だけちゃうよ。

でも一番買うのは結局つぶれやすいクリスタルカイザーかなあ。
あたくしね、足の裏とか案外柔らかいのですよこう見えて。
だいたいまとめて踏むでしょ、そしたら結構ダメージが大きいの。
身土不二の事考えたら、日本の水の方がええんやろけどもね。
ペットボトル固いんだもん。。。
あんな丈夫いらんやろー、ほんなら瓶にしたらええのにね。
そしてらまんままた使えるやんね。



いやー、水ってホント基本だね。
いつまでも井戸水飲める大地であらねばなぁ。
何をするにもまず水だもんね。
飲むも水。
料理も水。
作るも水。
運ぶも水。
清めるにも水。
それにはキレイじゃないとねー。

この身体も水みたいなもん。
身体もキレイじゃないとねー。

川も海も汚してはいけないのと同じく、
血と汗と涙、身体を流れる川ですね汚してはいけません。

結局同じだな。
自分を大切にしたいな。
それが地球と繋がるからね。
地球に誠実でありたいな。
それは自分と同じだからね。



ぬー、ピロピロピロ。

頑張れリキ父、ピロなんかに負けるなよーん!

ああ、誕生日

2006年09月26日 00時26分11秒 | リキ日記
西澤家で、一番うっかりはちべえなあたくしが、
もっとも緊張する事柄、それが「家族の誕生日」である。

いったいいつから、誰が始めたのか…
定かではないが、気がつけば出来ていた慣習、それは

「誕生日には必ず電話をする」

という脅迫にも似たお約束事。
うっかり忘れたら、もう大変。
すっかりどくれてしまうのだ。

※「どくれる」というのは土佐弁でして、意味は
拗ねるとかイジケルとかへそを曲げるとかにニュアンスとしては近いが、
もっとずっとややこしい。

とにかくしばらく大変なのだった…。
だから失敗は許されない。

十二時を超えるまでに、なんとか電話を繋がねばならぬ。
それはギリギリでも許されるが、一分でも超えたら、
もう、うだうだ言われちゃう。

「いーじゃねーかよー!誕生日なんてー!
もー皆じゅーぶん大人じゃねーかー!」

と闇夜に叫びたくなる事も度々のあたくし…。

本当にねえ、その日の朝までは覚えているのにさ、
肝心の時間にすっかり忘れていたりするのであった。
いろんなメモ書きまでしてるのにー!あほあほあほー。
あたくしのあほー。

弟にはしっかり者の嫁がいて、ちゃんとそつなくやってくれている。
妹もしっかりちゃっかりしているのでほぼ完璧。
問題はあたくし、長女であるこのあたくし。

しっかり者の妹が、心配して時々「今日やで」と連絡をくれる。
「おっとあぶねえあぶねえ、ありがとよ!」っと答えておいて
その後忘れていたりする。

あたくしね、記憶力はいい方なのよ本当よ!
でもね、日常の記憶力がぜんっぜんないの!(じゃあ役にたたんやないか…)
変な事はよーく覚えられるんだけどねー、しょぼーん。


今日はリキ母の誕生日であった。(最も要注意人物)
あいかわらず何にも買ってあげていないが、
電話はなんとかクリアー。

「ハーイ!ママーン♪はっぴーばすでー!」
(^O^)/


「あんたからだけ、何にも届いてない」って、言うじゃなーい…♪


ま、モノは弟達にまかせよう!
わっはっはっは。


(笑ってしまえわーはーはーはーはー)






すまん…

日課と下心

2006年09月25日 01時33分49秒 | リキ日記
最近、歩きタバコやポイ捨てをしないのは
当たり前になっておりますね。

とても良い事だと思いますが、あたくしは若い頃、
随分捨てた。。。

だから今、いつものゴミ拾いでは(昔の日記参照)
主に「吸い殻」を集中して拾う事にしているのです。

告白しますが実は拾うの随分簡易化している。
歩きながらの帰り道だし、ついでだし、そんな本格的にはできぬ。
雨も降るし、腹もへる。

だからテーマを決めてね、それが吸い殻に固定しつつあるって事です。
こんだけ拾やあね、ちょっとは罪滅ぼしになるかしらと、ええそう、
多少ご都合主義…。

バイク置いてる所からアパートまでの道のりは、
普通の路地なんだけど、これがまあ毎日必ず捨ててくれるので、
ちゃんと日課として与えてもらえているのであった。

はっはっは。
下心満載。


しゃぼんだま

2006年09月24日 15時12分04秒 | リキ日記
空がとっても青かったからね、

今日は真っ白のシャツを着てお散歩。




ほらほら空色の装いよ。

お空の色がよく映るでしょ? ゴキゲンさん。





「空気は、ようく見ると青いです…

ほら…遠くの方だと重なって青も濃いぃでしょう。」




って、写生の授業の時、太郎先生が言ってたのを思い出す、

そんなお天気。




秋雲もたかーいところ、気持ちよさげに流れている。




立ち寄った百均でふとシャボン玉が目に入ったので購入。

神社の横で吹いて遊んだ。




きれー。

とんでけとんでけー。

ラーメンと秋の夜長

2006年09月23日 02時00分15秒 | リキぐる
カップ麺。

日清の行列のできる店シリーズは、
なんといっても「京都」が一押しである。

ちいとだけ天一っぽい。
(あくまで気配が…あの後味のしつこさとか)

でも、あんまり置いてない。
たまに見かけるが、すぐに見なくなる。

でもまた、時たま復活して店頭に並んでいたりするから、
廃盤にはなっていない様子。

今日、ドンキーでみつけてしまった…。
只今、食しておりますのよ、おほほ。

こんな夜中に、だめねえ…。
秋の夜長、虫の音をききながら、ああ食欲の秋。

うまー。

そーなんや、二段階右折

2006年09月22日 23時01分01秒 | リキ日記
知らんかった…
二段階右折って、原付しかやったらいかんのね。
わし、ずーっとやっとったがな、二段階右折。
(右折レーン混んどるとこあるやろ?)

マジ知らんかった…。いやーん。
仕事しとる人間として恥ずかしいがな、
そんな常識(なんやろ?)知らんなんて。。。
プロライダー失格。出直してこーい!

皆さんも氣ぃつけてくださいよ。(皆知っとる)
右折は右折レーンでっせ。(だから知っとる!)

あいやー、これでもね免許取る時とかね、
模擬試験も仮免も本番の時も全部満点、パーフェクツ!な
キングオブ道交法のあたくしだったんですよ。
(どういう訳か逐一点数を教えてくれるの関目自動車学校)

あんなひねくれた問題と相性いいなんて、流石ひねくれ者!
と友人にも言われたこのあたくし。

そ、それが!あおーん!危なかったー!
白バイにとめられたがなー!

でも注意だけで許してくれたがな…。
うええぇい、ありがとごぜますだんな。

たぶんね、めっちゃ驚いた顔しとったからやろな。。。
アホづらも、たまには役に立ったという事ね…。

いやー、注意しよ。
ありがとなーポリ!
いやいや、ポリスマン。

ヘイヘイ!ミスターポリスマン♪
あの人を探~して…  って、
古い歌を思い出している場合ではない。

もう絶対しないよー!ちゃんと曲がるよー!ホンマ助かったありがとー!



しかし、石川秀美はヘタくそであったな…。
(そこへ話がもどるか)
やっぱアイドルはヘタじゃなきゃ駄目だ。
(あたくしはオンチマニア←昔の日記参照)
何か、生きてるっていうか、人間の魅力があったよね。

駄目だよね、今時は何でも音響で誤摩化しちゃってさ。
ぼわぼわな音でぺったんこ。そんなんいややー!

今まで一番びっくりしたのは誰ですか。
あたくしは斉藤慶子さん。
(おーまいが!言うてもた!すまん斉藤慶子!)


プリーズ!オンチカムバーック!



って、話かわっとるやーん、ま、ええか。

八ミリフィルム映画祭

2006年09月21日 22時57分32秒 | リキ日記
八ミリフィルムというのをご存知でしょうか?
もう、今ではオタクちゃんしか知らない代物になったかも。。。
八ミリビデオじゃないわよ、フィルムよフィルム!
昔のお金持ちのお家には家族の記録映画な形でも存在してました。
もちろんアートとしても使われているのですよ。

あたくしの時代にはね、かろうじて生き残ってたのよフィルム文化。
あたくしが映像科の学生だった頃、まだカリキュラムにも八ミリは
あったのです。前期八ミリ後期ビデオ、ってな具合にね。
(しかもビデオってのも、VHSのめっちゃでっかいヤツやったわ)
懐かしいわ。。。

あたくし達って、ちょーどデジタルとアナログの境目の世代なの。
(ホントその後、世の中恐ろしい勢いでデジタル化していった)
でも考えようによっちゃどっちも体感してるおいしい世代。
ジュークボックスなんてもんも、まだあったわねえ映像付きのだけど。
真夜中によくコイン入れてたなあ。

他にもそうねえ「アンダーグラウンド」なんていう今では死語の世界も
まだかろうじで残っていたわあの頃は…
その頃でさえ、かなり希有な存在だったのだけど、でも何故か
あたくしは不思議とアングラな御縁が多くて、妙にどっぷりだったわ。

さてさて本題ですけど、週末にそんな八ミリフィルムの上映会があります。
あたくしの先輩の映像作家さんの作品も上映されます。
大昔のあたくしも見られるよ。

でもそんなのよりもなによりも、これを見なきゃって人が出演。
知る人ぞ知る京都の変わり者、「堀宗凡」様が出演してらっしゃるのよ。
茶人、踊りもやられます。
基本、女装ですがそんな域は超えてらっしゃいます。

あたくしが、初めて掘さんを目撃したのは、
哲学の道をバラを口にくわえてステッキをもって、
タータンチェックのスーツ着て、背筋もスッと伸ばして
モデル並の姿勢の良さでウォーキング中の堀さんだったわ。
散歩だったらしい…。

凄いのよー、姿も語りもキャラ全て。
その哲学たるやプリント何百枚分もあるのよ。
(お宅に伺った際には、お土産に山ほど持たされます。)
撮影中もほんっと凄かったんだから~!

とにかくね、一回じゃあ書ききれないわ、堀サンの事は…。
でもこのフィルムをみてくれれば多少は解るかも。
でもね、映像になっちゃうと実際の印象よりも薄いわよ、コレでも。
ホント実物はすごかったー。

あ、上映会の詳細はこちらです。
http://www.neoneoza.com/program/8mm.html
24日(日)17:30~のプログラムですよ。

ちょっと刺激がほしい方、変わり者爺さんがスキな方、
ご覧あれ~!

(変わり者のオジイに縁があるのかしら…大家もそうやし…)