フジサキヒロカズ@音楽づくり

暮らしと地続きの音楽をつくる

だいめいのないひょうげんのじかん「即興作曲 愛」2019年11月30日

2023-12-01 07:51:26 | 音楽

4年前の同日、2019年11月30日。

二度と同じ演奏はない、即興作曲、即興表現。
かけがえのない幸せな時間でした。
この時のことは今でも鮮明に覚えています。

この時この場所で出会えた皆さん、
さらに演奏に参加して一緒に音楽をつくってくださった皆さん、
ふたりで即興音楽をつくってくださった陽呼. さん、
本当にありがとうございました。

 

【だいめいのないひょうげんのじかん】
「即興作曲 愛」
-2019/11/30 すずらん音楽フェスティバル@すずらん大ホール
-即興録音・即興録画
-9分48秒
-2023/11/30 リマスタリング


「だいめいのないひょうげんのじかん」は、私フジサキヒロカズが複数人で行う即興音楽のユニット名です。これは4年前のユニットですが、これ以前にも、これ以降も、さまざまな方と即興音楽をつくってきました。

今回、私自身の音楽をおさらいする意味で、音源を仕上げ直し、ミュージックビデオをつくり直しました。それがこのビデオです。

だいめいのないひょうげんのじかん
陽呼. :作曲、シンギングボウル、声、パーカッション
フジサキヒロカズ:作曲、ギター、声、ハーモニカ、カズー、パーカッション


だいめいのないひょうげんのじかん「12月10日の即興」

2023-11-22 21:50:52 | 音楽

去年12月10日、第6回すずらん音楽フェスティバルに「だいめいのないひょうげんのじかん」として出演したときのミュージックビデオです。

今週末、2023年11月25日開催の第7回すずらん音楽フェスティバルにも、だいめいのないひょうげんのじかんとして2人で出演します。
今回も即興演奏なので曲の練習はしませんが、自分たちが去年どんな音楽をやったのかをおさらいしたくて、ようやく1年前のミュージックビデオを完成させました。

この時、喜びながら、嬉しく、3人で即興音楽をつくったことを鮮明に思い返しています。二度と同じことはやれない1回限りの音楽。
自分で言います。大好きです。


即興音日記のはじまり

2023-11-21 01:10:00 | 音楽

絵日記があるんだから、音日記もあるだろう。ということでこの曲を「音日記」と名付けた。音日記は、その後180曲を超えて今も続いている。
私の即興音日記のはじまり。
これからも大切にしたい。
2023年11月12日現在

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一回だけ弾いた録音を、このミュージックビデオにした。
即興の音の日記。やり直しや修正はない。
表現に正しいも間違いもない。

音楽は時間の表現。
その瞬間を、過去に戻って同じようにやり直すことはできない。
だから、すべての瞬間がかけがえない。

やり直すことができないのは、人の日々の暮らしも同じ。
だから、日々の暮らしはかけがえない。


■「音日記#1」録音データ
フジサキヒロカズ:即興作曲・ギター・声・ミュージックビデオ制作
2019年4月27日 自宅録音
2分15秒


即興音日記#169「ひとのきょうじゃく」ミュージックビデオに寄せて

2023-09-23 16:27:01 | 音楽

今朝は、昨日とは別のクラシックギターを手に取ってみた。
弾いていると、曲の断片が立ち上がってきた。何かが生まれそう。
朝食のあとでもう一度音を出してみる。さっきの方向性で進めていくと、何かが生まれそうな感触が強くなってきた。

それからもう少し色々試した結果、ギターで何を弾くか、大まかには決めた。
歌詞は決まっていない。と言うより決めない。

タイトルは「人の強弱」。
今回のテーマは、人間の強さと弱さ、にしようという程度。
私は強いのかな、弱いのかな。考えていくと面白い。
何に対して強い/弱いと思っているのか。強いことが良いのか。
強さ/弱さを自己規定することに価値はあるのか。
強さ/弱さより、濃さ/薄さのほうが価値があるのではないか。
ん?濃淡とは何だ?人間性の?個性の?人生の?
などなど。

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よし音楽をやるぞ!と思って取り掛かるのは億劫だし、しんどいと感じる。
だから肩の力を抜いて、さらっとやりたい。
日々の暮らしと私の音楽は地続き。生活と音楽はシームレス。壁も溝も抵抗もない。そのままの感触。
それが好き。

今この部屋で生起したことをそのまま受け入れる。
即興=作曲。作曲することは生きること。生きていることは即興すること。
心臓が動いている/息をして生きている、というこの事実に、音痴だとか、間違ったとか、やり直したいとか、ないので。

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即興音日記#169「ひとのきょうじゃく」フジサキヒロカズ
improvised daily music#169 ”the strengths and weaknesses of people” fujisaki hirokazu
2023年9月16日 自宅即興録画/自宅即興録音
2分32秒


即興音日記#168「常識の内外(ないがい)」ミュージックビデオに寄せて

2023-09-20 16:42:06 | 音楽

9月15日の、2曲目の即興音日記。


朝は鉄弦ギターだったので、午後はクラシックギターを弾いてみた。
一つ目の和音を弾いた瞬間、これだ、と感じた。そこから一気にギターを決めた。

メロディーは、まだない。歌詞もない。紙にメモも書かない。その状態で1回目の即興に臨んだ。

終えたとき、もう一回やってみようと思い2回目の即興に臨む。2回目の方が好きだったので、ミュージックビデオをつくった。

よしやるぞ!と思って取り掛かるのは、しんどい。
だから肩の力を抜いて、さらっとやりたい。

けれど今回は、ちょっと力が入った。
ギターの和音の連なりの引力で、声がいつもより大きくなった。
途中から酸欠のためか手が震えだした。演奏していると時々こんな状態になることがある。懐かしさすら覚える状況。それも即興の醍醐味。

今この部屋で生起したことをそのままに。受け入れる。
即興=作曲。作曲することは生きること。
心臓が動いている/生きているこの事実に、音痴だとか、間違ったとか、やり直したいとか、ないので。

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即興音日記#168「常識の内外(ないがい)」フジサキヒロカズ
improvised daily music#168 ”where does my interest lie, inside or outside common sense?” fujisaki hirokazu
2023年9月15日 自宅即興録画
3分27秒