細馬宏通『うたのしくみ 増補完全版』に、昨日、三宮のBOOKOFFで出会って即買いした。
なぜなら、本の冒頭第1章がジョアン・ジルベルトの歌う『サンバがサンバであるからには』だったから。この曲は2000年リリースのこのCDの1曲目に収録されており、ジョアン・ジルベルトの演奏の中で私が最も好きなもの。作曲者カエターノ・ヴェローゾの原曲よりも好き。だから、ページをめくって、この章に出会い、BOOKOFFの本棚の前で震えた。こんなところでジョアンに出会えるなんて。
帰りの電車で早速この1章を読んだ。ブラジル音楽プロパーの方の批評とは角度が違う視点と語り口。ああ読んで良かった。幸せ。
帰宅して、今からこの曲を聴くことにする。何と素敵な5月1日。
-今日は自作曲に寄せた文章ではなく、私にとって大切なふたつのもの、本と音楽について書きました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます