6月24日には「以下の3つのキーワードを充足させるような育毛方法を採れば良いわけです。」と記載しました。その上で、そのうちの2つ「毛細血管の状態を良くする」と「血の質を良くする」は、6月30日と7月7日の記事に書きました。
少しは実践されましたでしょうか?ほぼ同じように食事のことになっているので、手軽に簡単に済ませてきた人にとっては難しいかもしれませんね。
一つでも二つでも薄毛になる原因を取り除く
「そんな食事にしなくたって、今髪の毛には不安がないから問題ないだよ。」と思っている人は、年齢を重ねて薄毛になる要因が増えてきた時に慌てふためていも後の祭りです。
薄毛になっていない時から、一つでも二つでも薄毛になるような習慣を改善しておくと、イザという時に慌てなくても済みます。
健康に役立つ食習慣は育毛にも有効
当然ですが、6月30日と7月7日に記載しました食習慣を続けていると、体の調子が良くなります。疲れが取れやすくなり朝の目覚めが良くなり、体が軽くなり、排便も快調になってきます。
習慣を変えられない人は、単に体の調子が良くならない習慣を続けるだけの話ですね。
さて、本日は薄毛になるキーワードの3つ目である「細胞分裂」です。
細胞分裂を良くする
髪の毛は毛細血管を通じて毛根部分にある毛母細胞に血が供給されて、そこから栄養が取り込まれてアミノ酸が角質に変換され、変換されて作られた角質が積み重なったものです。
毛細血管の状態と栄養=血の質が良くないと、毛母細胞まで十二分な栄養が行き渡らないのが分かりますよね。
細胞分裂とは
そして、最後の段階で摂った栄養であるアミノ酸が角質に変換されて、変換された角質が隙間なくギュウギュウになるくらいに積み重なる必要があるのです。
アミノ酸が角質に変換されて、隙間なく積み重なるのを細胞分裂と言い、これが活発に行われているから「あなた」本来の髪質で太さの髪の毛が作られているのです。
細胞分裂に必要な食事
アミノ酸が角質に変換される際の触媒として必要なのが亜鉛と言うミネラル。亜鉛が触媒として有効に働くには他のミネラル類とビタミン類のバランスが必要なんですね。
と書くとすぐにサプリメントに走る人が多いですが、それではヘタをすると腎機能を壊して薄毛やハゲになってしまうことにもなりかねないので、普段食べるものを優先して変えて、不足分をサプリで補うようにして下さい。
じゃ何を摂るか?
それは、7月7日に書いた食事の内容です。
- 納豆を毎日1パック摂る(原料の大豆は日本産のものを)
- 緑黄色野菜を毎日ドンぶりに一杯摂る。何を摂って良いか分からなければキャベツだけでも良いのでたっぷり摂る。慣れてきたら、最低でも3種類くらいは摂る。
- 「ひじき」や「おから」「切り干し大根」「大根おろし」「豆腐」等々の日本食
- 野菜の味付けは自然塩と亜麻仁油かえごま油かオリーブオイルで。
- 魚貝類と卵を摂る。肉類は避ける。
- 主食は発芽玄米・玄米・発芽ロウカット玄米を摂る。パン・うどん・パスタ・ラーメン等の小麦粉食品は避ける。
気を付けるべき食習慣も同じですね。
- 白砂糖を含む食品は避けて、炭水化物は極力減らす(少量の玄米か発芽玄米にする)
- コンビニ弁当・おにぎり・サンドイッチ等コンビニ系の食べ物が駄目です(添加物が多い・不自然なものが多い)
- 清涼飲料水・缶コーヒー・ペットボトルのお茶とスポーツドリンクは飲まない(添加物と糖質が多い)
- 輸入小麦・輸入トウモロコシ・輸入大豆を原料にしているもの(グリホサート等の残留農薬過多・遺伝子組み換え農産物)
- サプリで栄養を摂ろうする(添加物過多・サプリでは十分栄養を吸収できない)
- 総菜はできるだけ避ける(添加物過多)