髪の毛が人形のようになるようなことをしている女性の薄毛の大半の原因は、ヘアケア製品の目的やカラーや縮毛矯正にあります。理由は、最近の女性の薄毛を触っていて感じたことにあります。
人間の髪の毛は、柔らかい人から固い人まで様々ですが、人間らしい柔らかみと言いますか、固い中にも弾力のようなものを感じます。
方や、人形の髪は、固くてツンツンしているような、柔らかみや弾力のようなものはありません。プラスチックのような感じと言えば良いでしょう。
私の相談室にお越し下さる薄毛の女性で、カラーや縮毛矯正を頻繁にしていたり、綺麗に見せたり・感触を優先しているヘアケアを行っている人の髪は、さも人形のような髪質なのですね。プラスチックの糸=釣り糸?を触っているような感じの髪質なのです。
薄くなる理由が分かる気がするこんな髪質にしてしまうようなヘアケアを長年続けているのですから、そりゃ薄毛になるでしょう。原因の予測がつきますよね。
一見つややかに見える髪質の女性でも、無理やりキューティクルを締めて、コーティングしているのですから、触るとキシキシ・ギシギシで、同じ痛みでも自然じゃないのです。
こんな製品を売り、こんなケアしか出来ない美容業界美容業界は、綺麗にする製品を売ったり・綺麗になるケアをしているのではありません。女性の多くが、「使用前→使用後」のようになる製品と、そんな変身ができるケアを求めているので、仕方なく人形のような髪になる製品を作り・ケアを行っているのです。
女性が求める「使用前→使用後」を訴える製品・ケアは駄目市販のシャンプーやトリートメント・カラー剤、美容院でのケアは、全て女性の望み=「使用前→使用後」をかなえることで成り立っているものです。
だから、TVCMや雑誌等で宣伝されているヘアケア製品で育毛を行うと毛を無くしますし、美容師や理容師には育毛は出来ないので、薄毛の相談をしては駄目なのです。
問題点はヘアケア製品の目的何の為にそのヘアケア製品を使うのかが、大きな問題です。何の為にそのヘアケア製品が作られているのでしょうか?それが、分かると、上述したことが理解できるはず。
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