頭皮と毛穴に染料とシャンプー剤が残留して薄毛に先日、女性の方が相談室に育毛のご相談にいらっしゃった。他の多くの女性に漏れずに、カラーをしていらっさしゃるのですが、お湯のみで頭皮に水流を当てながら洗うと、恐ろしいことに、染料とシャンプー剤がタップリと取れるではないか!
泡立ち・染料の色に染まるお湯は循環しているだけなので、溜まったお湯の色が、染料の色に染まるし、お湯が洗濯曹のように泡立つのです。こんなものが、頭皮や毛穴に残留していて、毛が育つほうがおかしいですよね。
ご本人も驚いたようで、何度も溜まっているお湯を見ていました。
毛に腰が出てイメージが変わる当然、髪は痛んでいるので、お湯を吸い込んで貯めているので、乾くのに時間がかかります。
が、乾かすと毛に腰が出てボリウムが出るのです。
ボリウムが出るだけで、見た感じのイメージが変わり、髪質まで変わり、若々しく感じるので不思議なものです。
ちなみに、この女性は24歳でした。
頭皮も痛んでいるお湯で洗う前の頭皮は、少し薄いピンク色でしたが、残留しているものが取れると、少し青白っぽくなる範囲が広がりました。
この状態だと、基本的なケアを2ヶ月も続ければ正常な健康な頭皮に戻ることが予測できますね。
毛穴内部も痛んでいる抜ける毛が多めでしたが、この女性の場合多いことは、問題ではありませんでした。一番の問題は、角質がたくさん取れたことと毛穴内部の荒れ方がひどかったことです。これじゃ、抜けやすい毛が多くなるはずだわ。
カラー剤は頭皮・毛穴を危なくする「安全なカラー剤!」と言うと、女性は飛びつきます。それだけ、内心多くの女性は恐れながらもカラーをしていると言うことなんでしょう。
安全の代表例がヘナですが、染料には安全なものはないと考えた方が無難ですよ。固い髪に綺麗に染料が入り込まないと駄目なのですから、髪よりも柔らかく、かつ穴の開いている皮膚に染料が付いて大丈夫なはずがありません。皮膚の中に異物が入り込むのですから。
女性の薄毛が減らずに、急激に増えている理由と、白髪が低年齢化している理由が分かるような気がしますね。
そんな女性を増やしている今の美容業界って、何なんでしょうね。本当に女性の綺麗さに貢献しているのでしょうか?
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