育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



【シャンプー等ヘアケア製品の残留】

以前にも、同じようなタイトルで投稿したことがありますが、ご相談者に多いので同じことを書きたと思います。

今回は60才代の年配の女性のお電話でのご相談でした。
「どの皮膚科に行っても脂漏性湿疹皮膚炎だからという理由で、ニゾラールローションとステロイド系の薬が出されるだけで、いくら使っても全く良くならない。」と言うもの。

【脂漏性湿疹・皮膚炎と似ている】

私の相談室では、お湯だけで頭皮を洗います。すると脂漏性湿疹皮膚炎の人の場合は、全く皮膚の悪さ加減は改善しません。本当の初期の頃なら改善することはありますが、ほんとんどの場合改善しません。

ところが、同じような症状なのに脂漏性湿疹皮膚炎でない場合があるのです。それは、お湯だけで洗うと脂漏性湿疹皮膚炎と思われる症状が見違えるように改善することです。そんな時は、頭皮から大量のシャンプーを始めとするヘアケア製品が流れ出てきます。

そんな症状を今まで何度も見てきているので、脂漏性湿疹皮膚炎なのかどうかの判断材料になります。

【ご自宅で確認する場合】

ご自宅で自分で確認するには、まず皮膚科に行って診察してもらいます。脂漏性湿疹皮膚炎と診断されると薬が出されるので、1週間か2週間使ってみて下さい。たぶんお医者さんは「10日ほどした再度来てください」とおっしゃるはずです。

この時出されるのは、たいていの場合ニゾラールローションとステロイド系の薬なので、まず使ってみます。これで痒みやフケが軽減されるなら、脂漏性湿疹皮膚炎の可能性が高いです。全く何の反応もない場合は、シャンプーやヘアケア製品の残留の可能性が高いので、お湯だけでの洗髪を1週間ほど行って下さい。

たぶん、シャンプーやヘアケア製品の残留だった場合は痒みとフケは軽減されます。
シャンプーしないと気持ちが悪いと思って、シャンプーを使うと悪化させるので根気よく湯シャンを続ける必要はあります。

自分では中々判断できないとか、私のところでやっているケアに取り組みたいと言う場合は、相談室にお越し下さいませ。
脂漏性湿疹皮膚炎かどうかの判断は、立場上私にはできませんので、ご自身で判断して下さいね。

まずは湯シャンをやってみることですね。
ちなみに、脂漏性湿疹皮膚炎に殺菌剤の入っているシャンプーで軽減する人もいますが、これいについては長く使っていると後々で頭皮の皮膚常在菌に耐性がつくようで、当初よりもひどい症状に悪化することもあるようです。ご注意くださいませ。

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