育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



ミノキシジル系の育毛剤による頭皮の後遺症に関しては、ご相談者の方が頑張れば問題なく取り除くことが出来て、毛の生育も正常に出来ることはほぼ可能になりました。


問題は、ミノキシジル系のタブレットとフィナステリドの飲む方の医薬品の心身の後遺症をどうするのか?がずっと課題だったのですが、やっと「こうすれば心身の後遺症を取ることができる」と感じる方法が分かるようになりました。


【ミノキシジル系育毛剤の効果】


ミノキシジル系の育毛剤には血流を集めて発毛を促す効果はあります。間違ってはいけないのは、発毛効果が高いのですが、本来の毛を発毛させるのではなく、使う人のその時の頭皮の力に応じた毛を発毛させる効果が高いのです。


通常の薄毛は、脱毛症のようにちゃんと成長している毛が抜けて生え替わってこない症状ではなく、長い年月をかけて次第に細くなり次第に成長期が短くなっていく症状(太さと成長期がゼロになれば生えなくなる)です。発毛させる効果はミノキシジル系の育毛剤にはあるのですが、本来の太さと本来の成長期に成長させる効果ではないのです。


本来の太さと本来の成長期にならない毛しか生えない頭皮は、色々な原因が重なった結果弱ってしまい血流が低下しています。そんな弱っている頭皮にミノキシジル系の育毛剤を使って血を集めると、血管が広がるので血が集まってきますが、その周囲の頭皮は弱ったままですから、正常に血が流れずに滞るようになります。だから、赤くなったり被れたりすることがあるのです。


それだけで済めば良いのですが、済まないのがミノキシジル系育毛剤の怖いところ。弱っている頭皮に作用して血管を広げていますから、さらに頭皮が弱ってしまい、新鮮な血が巡ってこなくなるのです。

結果、ミノキシジル系の育毛剤を使うまではちゃんと成長していた毛にも正常に血が巡ってこなくなり、発毛効果で発毛した毛も正常に成長していた毛も、いずれも血流不足で抜けるようになるのです。


ミノキシジル系育毛剤の後遺症


元々男性にしても女性にしても薄毛とは脱毛症ではないので、治す為の効果が間違っている上に、ミノキシジル系の育毛剤は弱っている頭皮に強い作用を与えるので、さらに頭皮が弱ってしまいます。

結果、その強い作用に対して頭皮が抵抗するようになり、弱って血流が低下し、抵抗して血流も低下していき、生えている毛は全て血流不足てになってしまいます。ミノキシジル系の育毛剤を使う前よりも毛が無くなっていまいます。


このミノキシジルの拡張作用による毛細血管に残る傷、作用に抵抗するによる頭皮の緊張と痛みが後遺症として残り、正常な血流を取り戻すのに時間と手間がかかるのです。


この後遺症は、毛細血管と頭皮だけに残っているのではなく、生えている毛にも残っています。今まで私が経験したことをいくつか挙げてみます。



  1. 櫛で髪をとくとボロボロと抜けて櫛に大量の抜け毛が付いてくる(毛の毛根周辺の支える部位が生育していない)
  2. 水流を当てるだけなのに大量の毛がなんの抵抗もなく抜けるようになる(短くなった成長期を終えても抜けずに残る毛が大量に発生している)
  3. 頭皮全体が痒くなりミノキシジル系育毛剤の使用を止めても治らない(この人は頭皮全体にミノキシジル系の育毛剤を使用していた、結果頭皮全体の毛細血管を痛めてしまっている可能性が大きい)
  4. 頭皮がカサブタのように角質の厚い層になってしまい、水流を当てると角質がベロベロとめくれて取れる。当然角質に刺さっているだけの毛が大量に一緒についてくる(皮がめくれるようなフケが大量に出るようになっていた)
  5. 弊社のケアを行っていると毛が濃くなってくる部位と取り残される部位が出てくるので、ご相談者に聞いてみると「取り残されている部位に集中的にミノキシジル系育毛剤を使っていた」とのこと(血が正常に巡らない毛細血管にしていた)

上記の中には、大学病院の専門医に診てもらっていた方もいますし、国産のミノキシジル系の育毛剤を使っていた人もいます。美容外科に通っていた方もいます。


国産のミノキシジル系の育毛剤は1999年の発売以来6000万本とか7000万本出荷していると言われている上に後発薬も出てきているので、2021年度では国産のミノキシジル系育毛剤の出荷本数は8000万本くらいになっているかもしれません。


これだけの出荷本数になっているなら、さぞや薄毛の人が減っているのか?と言えばさにあらず、今の50歳以上の男性女性の髪の毛を見ると良いだろう。減っているだろうか?


ミノキシジル系育毛剤の後遺症を取る


ミノキシジル系の育毛剤の後遺症を取るにはどうすれば良いのか?それには、ケアに取り組む人がある程度の覚悟を決めないと始まりません。理由は、今頭皮に生えている毛・残っている毛は全て本来の毛ではないからです。本来のちゃんと成長期を全うする毛ならケア自体は簡単ですが、後遺症が残るくらいなのですから、生えている毛・残っている毛も駄目になっている可能性が高いからです。でも、後遺症を取らないとジワリジワリと見た目は悪化するだけになり、一生薄毛を治せないだけでなく男性ならハゲになってしまうからです(女性は見た目が悪いだけで済むようです)。


ケアを始めて血流が蘇り始めると、ミノキシジル系の育毛剤の影響で育っている毛は抜けざるを得ない状態になります。ですから、ミノキシジル系育毛剤の影響を受けた毛が無くなるまでは見た目の悪化が進行せざるを得なくなります。


見た目の悪化は最悪1年くらい続くこともあり、運が良ければ半年程度済む場合もあります。その最悪の場合があることを覚悟の上で取り組んで下さい。


では、どうするか?
基本的な考え方は、「血」を改善すること。人の体は全て「血」によって作られているので、その「血の質」と「血の流れ」の二つを改善する為の食習慣と生活習慣を見直すのです。当然、頭皮のケアも必要になりますが、頭皮のケアは「血」の改善無くして活きません。


「血」の改善に必要な食習慣は、玄米採食と日本古来の発酵食品(納豆・本当の味噌・本当の醤油・日本酒)と自然海塩・リンゴか季節の果物・キウイフルーツです。

肉・牛乳・卵は全て省きます。また白砂糖・白米と白小麦・化学塩(イオン交換膜)の3つも省きます。食品添加物・農薬・遺伝子組み換え食品の3つも省きます。

出来れば、朝食は抜き、昼食と夕食で上記の食習慣にします。朝食抜きが出来ないなら、朝食に果物とキャベツの千切り(握りこぶし2個分くらい)に自然海塩と亜麻仁油をかけて取って下さい。

あれはダメか?これはダメか?と言う質問の前に、まずご自分で取り組んで下さい。1週間もすれば体が変わってくるでしょう。


上記の食習慣をしながら、足を使って歩く時間を一日60分くらい取るようにして下さい。


上記の習慣を続けながら、頭皮を本来の状態に戻すケアを続けると早めにミノキシジル系育毛剤の後遺症から抜け出し、毛も増え始めるでしょう。





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