抜け毛に関しては、「抜け毛が増えて薄毛になる理由」で抜け毛とは何のか?を説明しているので、このブログを読んで下さっている方にはご理解頂いていると思います。
この抜け毛とは何のか?言葉の意味するところを理解しておれば、抜け毛が増えることに不安は少し減りますね。不安が少し減りますが、やはり抜け毛が増えるとあまりいい気持ちはしないのも確かです。世間では抜け毛を煽るような広告が多いですからね。
【抜け毛が増える季節】
通常正常に毛が生え替わっていると、夏から秋口にかけて(7月前後~9月前後)は抜け毛が増えることが多いです。この季節に抜け毛が増える人は概ね8割くらいの人ではないか?と推察しています。
通常ちゃんと成長してちゃんと抜けた毛は、約4か月後くらいに次の毛として生え替わってくるものなので、11月前後~翌年の2月前後に、夏から秋口にかけてたくさん抜けた毛はたくさん生え替わってくることになります。
だから、年間を通していると平均以上に抜け毛が増えても、平均以上に後から生え替わってくるものなので、薄毛にはならないのです。
ところが、この夏から秋口にかけて抜け毛が増えると、薄毛になる人が結構を多くいらっしゃいます。
想像するしかありませんが、その前に1年か2年、もしくは3年から4年くらいの間、抜け毛が少なくなっていて、成長期を終えた毛がたくさん残っていたのではないか?と推察しています。
毛の量の多い人ほど、この時の抜け毛の本数が多くなりますので、かなりの本数が抜けるようになります。
成長期が短くなっている毛がたくさん残っていたくらいですから、その次に生え替わってきている毛は細くしか成長しない毛やもっと成長期が短くなった毛が残るようになります。だから、夏場から秋口に抜け毛が増えた後に薄毛になってしまうのです。その後は抜け毛が減りながら薄毛がジワリジワリと進行していくようになります。
フィナステリドを止めると抜け毛が増えて薄くなる
フィナステリドやミノキシジルを飲んでいて効果があった人は、これらを止めると抜け毛が増えて薄毛が進行することが多いです。
と言うことは、フィナステリドやミノキシジルを飲んでいると次の毛がちゃんと生育しなくなっていると言うことなのでしょか?
毛は、総量を維持している時は、ちゃんと成長して、ちゃんと抜けて、ちゃんと生え替わりを繰り返しているものです。だから、正常に生え替わるサイクルを繰り返している時は、夏から秋口に抜け毛が増えても薄毛にはなりません。
ところが、フィナステリドやミノキシジルを飲んでいる人が、飲むのを止めると抜け毛が増えて薄毛が進行するのです。薬に効果があるなら正常な生え替わるサイクルを繰り返しているはずだから、止めてもしばらくは総量を維持できそうなものなんですが、私が知っている限りではそうではないのです。
抜け毛が増えて、次に生え替わってきている毛の成長期が短くなって薄毛が進行すると言う、正常な薄毛の進行のパターンを辿るのです。ヘタをすると抜けるだけ抜けて生え替わってこない人もいるので、薬を飲んで薄毛だったのに脱毛症を発症してしまっているのか?って感じる方もいらっしゃるのです。
こんなことを書くと、物知りの方々から「DHTがどうたら」「5αリアクターゼ1型や2型がどうたら」と言うコメントが入ることもあるでしょう。が、次に生え替わってきている毛にはフィナステリドやミノキシジルの影響が及んでいるはずなのですから、次に生え替わってきている毛もちゃんと成長していなければおかしいのです。その次の次の毛から成長しなくなっているなら理解できるのですがね。
一番古い毛が抜けた後に残った毛が、細くしか成長していなかったり、成長期が短くなっているのが薄毛の発症と進行なのですからね。
フィナステリドやミノキシジルの飲み薬に関しては、まだまだ分からないことが多いです。分かっていれば、今の50歳代以上の男性に薄毛の人は無くなっているでしょうね。日本で認可されてから15年以上も経過しているのですから。
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