2020年11月5日の前回の続き。
育毛製品を取り扱うことになり、取り扱うだけじゃ面白くないので、育毛をテーマにしたメールマガジンを出してみたのです。
当時はまだ【まぐまぐ】が、個人の方が「こんなサービスが欲しいなぁ」と言う理由だけで提供されていました。
私自身、どんなものか全く分からない中で健康関連のメールマガジンを何とか配信していただけで、特に読者を集めるとか何かを売ろうなんて、全く考えもしていませんでした。
当時、育毛にしろメールマガジンにしろ今くらいの知識があったら、育毛相談は仕事になっていなかったかもしれません。欲がなく何も考えずに、とりあえずにやったのが良かったのでしょう。
【初回配信数3000名を超える】まずは、やってみることにしても、当時は知識も経験もありませんでしたら(誰でも最初は初心者)、メーカーの責任者の方に「こんなメールマガジンを出そうと思っているけど、お宅のサイトの文言を流用しても良いですか?」と聞いたのですね。ま、許可を得てからでないと失礼だし、下手をすりゃ著作権違反で訴えられるかもしれませんし、人としての信義に反しますからね。
「いいですよ。うちの製品の販売に繋がるんだったらなんぼでも流用して。」と許可を得たうえで【今、頭皮が危ない!】ってタイトルで出してみたのです。
すると、初回の読者数は3000名を超え、その時のまぐまぐの新規発行マガジンの中で月間か週間で1位か2位でした。
数字に驚くと同時に「何じゃこりゃ」と言うのが最初の感想でした。
【3~4か月で350名以上のご相談者】まあまあ読者が多いのにはとても驚きました。そりゃそうです。11月5日の投稿でも書きましたが、育毛サロンの広告がバンバン流れ、「日本からハゲがいないくなる」と言われたミノキシジル系の発毛剤が発売されて半年程度経った頃だったのですから。
それでも、読者が多いのだからメーカーさんのサイトを参考にしてメールマガジンを配信してみたのです。ただ、配信するだけじゃ面白くないので、これもメーカーさんのサイトを参考にしてメールマガジン内にご相談コーナーを作って無料で回答するようにしたのです(今はほとんど有料ですよ。なぜ有料になったのかは、あとで説明します。)。
毎週金曜日に配信するようにしたところ、毎週毎週土曜日に10~30名、日曜日も同数、月曜日に10名程度と、メールマガジンを出す度にご相談メールが送られてくるようになったのです。当時の資料が残っていないので、実際にどれくらいのご相談メールを受けたのかは実数は定かではありません(12回以上配信はしたので350名以上の方からの相談メールがあったのだけは確かです)。
ただ、「なんじゃこりゃ」と感じたことだけは鮮明に覚えています。
これにはさすがに驚くと言うよりも、「何じゃこりゃ」と本当に腰を抜かすとはこのことを言うのだなと思ってしまいました。
ただ、当時の私には経験も知識も皆無だったこともあり、ご相談者のメールはメーカーの先生に転送して回答を書いてもらっていました。この書いてもらっていた内容は今でも見直してみますが、とても勉強になります。
これで、「こんな症状の時は」「なぜこんな状態になり」「こんな状態になっているのだから」「こうすれば原因の改善に役立ち」「毛の回復に良いのか」が分かり、実際にご購入下さったご相談者の方に状態の変化を聞きながら、提案した製品と方法で実際に良いのかどうかも確認していたのです。
その積み重ねがあって、今では状態をお聞きするだけで、「ああ、こんな状態なら、こうすれば良いだろうなぁ」と8割がた分かるようになり、ちょっと修正するだけで9分9厘まで分かるようになりました。
ですから、私の育毛相談は理論や理屈ではなく、実務・現実に沿った形で行っています。
問題は当時たくさんのご相談下さった方々は、どんな状態だったのか?ですね。
【たくさんのご相談者の状態は?】この時にご相談下さった方々が採っていた方法の8割ぐらいは同じ方法でした。
それは、当時薄毛を治すなら常識とされていた方法です。それは、
「頭皮を洗って皮脂を取って清潔にし、効果のある育毛剤を使えば毛が生えて増える。」と言うものでした。
皮脂が毛穴に詰まって毛が生えないとか言われていましたから、育毛剤の浸透を邪魔しているのも皮脂であるから、これを取り去れば育毛剤が効いて、邪魔するものがなくなり毛が生えて増える。と言うものですね。
8割がたの人が、この方法を採っていて、当時発売されたばかりの「日本からハゲがいないくなる」と言われていたミノキシジル系の育毛剤を使っていたのです。
その育毛方法で毛が本当に生えていれば誰も相談のメールなんか送りませんし、頭皮に異常が出ていなければ「今頭皮が危ない!」メールマガジンも読まないでしょう。
ご相談メールを下さっていた人は次のように訴えていらっしゃいました。
- 頭皮が赤くなりひどい痒みで毛が無くなってしまった。
- 発毛してきたのは発毛してきたが、頭皮が赤くなって全て抜けてしまった
- 産毛しか発毛してこず、その産毛も全て抜けてしまった
- ひどいフケ症になってしまい、育毛どころでなくなった
効果がないだけでなく、頭皮に異常が出てしまい育毛どころでなくなっただけでなく、生えている毛までもが無くなっていたのですね。
これで分かったのが、ミノキシジルは薄毛の人の頭皮には効かないと言う事実でした。
残りの2割の方は、育毛サロンへの不平・不満でした。
これ以上書き始めるとかなり長くなってしまうので、本日はここまでにします。
続きは次回に。
【さいたま市の相談室から甲子園口北町の相談室へ】
長年本拠地としてきて、顧客数も増えていたさいたま市の相談室を9月20日をもって閉鎖しました。
長らくご利用頂きましたご相談者の方々には御礼申し上げます。
私の個人的な事情により関西に帰る必要が出来てしまったからで、本当に残念で仕方がありません。
さいたま市の相談室は閉鎖しましたが、関西の西宮市甲子園口北町にてご相談を承っています。
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ご相談は、「育毛相談はこちら」カテゴリーからお願いします。
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●西宮市甲子園口北町の相談室の住所・連絡先
└ 兵庫県西宮市甲子園口北町1‐1サニーサイドビル303号
(JR東海道本線(神戸線)甲子園口駅北口出て目の前の青いビルの3階)
TEL:0798-65-5880(定休日:火・水、10時~19時)
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