薄毛で悩むのか?抜け毛で悩むのか?どっちなの?普通、たいていの人は、毛が薄いのを悩んでいます。あくまでも薄い毛を悩んでいるのです。私のところにご相談にいらっしゃる人も、たいていは薄い毛の悩みでご相談にいらっしゃり、メールをくださり、お電話を下さるのです。
時折、脂漏性湿疹・皮膚炎や円形脱毛症やびまん性脱毛症のご相談もあります。
ところが、何を勘違いしているのか?洗脳されているのか?惑わされているのか?
「抜け毛で悩んでいるのです!」と訴える人が、本当に多いです。
10年も抜け毛で悩んでいれば通常、男性の場合の1日の抜け毛の本数の年の平均値は90本前後だと思われます。毛は10万本程度あると言われているので、1日100本抜けているなら、1年で36500本抜けていることになり、3年を経ずして全ての毛が無くなってしまいます。ツルッパゲなわけです。
と言うことは、10年も抜け毛で悩んでいるのは、全くの嘘で、もしくは勘違いをしているわけです。薄いのを悩んでいるです。
変な勘違いをしているので、抜け毛を減らしたがっている人が本当に多く、少ない抜け毛なのに、薄くなっていて悩んでいる人が多いのです。
抜け毛を減らすと、後が大変かなり以前の話になりますが、一生懸命になって抜け毛を減らしていた人がご相談にいらっしゃったことがあります。友人に「抜け毛が減るから」薦められて、何かのローションをお使いになっていたようです。
当然、使い始めの半年・・1年・・2年くらいまでは本当に抜け毛が少なくて喜んでいたらしいのですが、急激に毛が抜け始めて、どんどん薄くなっていくので、「どうしたら良いものか?」とご相談にいらっしゃったのでした。
ちょっと触ってみましたが、触るだけでボロボロと毛が大量に抜けて落ちる状態になっています。ほんと触るだけでなんです。
こうなってしまうと、手の施しようがありません。だって、触るだけでボロボロと抜けるような毛は、刺さっているだけよりも状態が悪く、浮いているだけとも言えるので、落ちるしかありません。
こんな毛が、ほとんどですから、禿るしかないのですね。
抜け毛を減らした悲劇、抜け毛が減ることが育毛の効果だと勘違いした悲劇、としか言いようがありません。
1年2年くらいまでの短期間なら、抜け毛を減らせば幾分増えるように見えることもあるでしょう。
問題は、その後です。その後には少なくなった毛の本数しか生え変わってこなくなるので、この方のように毛を無くしてしまうのです。
勘違いしている育毛の効果に、早く気付いて下さいね。
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髪の毛に指を通すたびに6本抜けるのか?
たまたま6本抜けただけなのか?
も不明ですし、何か異常があるのかどうかも、抜けるだけは何も判断できません。
理由?
毛は抜けるものだから。
指を通すたびに6本必ず抜けていたら、10日程度で毛は無くなります。