「お宅で取り扱っている製品に興味があるが、どんな製品か分からないからケアに取り組むのが心配だ」と聞かれることがよくあります。
弊社が提供しているのは薄毛が治る力を回復する方法なのに、なぜ製品のことについて先にご質問頂くのか?を考えることが多いです。たぶん、多くの人は使う製品に効果があれば薄毛は治るものと思っているからではないか?と思います。「薬が病気を治すものだ」と思っているのと同じですね。
■外部の力で薄毛を治そうとするから
このブログを読んでいる「あなた」が風邪を引いた時どうするでしょう?風邪薬を飲みますか?
私は薬を飲む前に、体を温めて汗をかくようにしています。食事は抜きます。そうすることで、自身の免疫力が有効に働き風邪のウイルスを退治してくれるからです。「体を温める」「汗をかく」「食事を抜く」が免疫力を高める方法になるのを知っているからです。
風邪薬を飲むと確かに、咳が収まり・鼻汁も収まり・熱が下がり楽にはなります。が、時間が経過して薬の効果が無くなると元に戻ります。まあ、その間自分の免疫が働いているので風邪の症状はマシにはなりますが、すっきりと治るには休まないとダメなことが多いです。飲む薬は漢方薬であることが多いですが。
外部からの作用で体に影響を及ぼして風邪を治しているのではなく、結局は病気を治しているのは自分の免疫力とか回復力だったりするわけです。
薄毛が治るのも同じで、いくら効果のある育毛剤であっても、プラセンタ注射であっても、成長因子の注射や幹細胞培養上澄み液であっても、超音波であっても、フィナステリドやディタステリドであっても、それぞれに効果があっても、ご自身の髪の毛を育てる力が回復するわけでないので、上手くいかくなっていくことがほとんどなのです。
「外部からの作用や力で薄毛を治そう」とすることには限界があるのです。
■薄毛が治る力が回復すれば
ところが、薄毛が治る力=毛を育てる力が回復して、その自力が継続していれば、効果のある外部からの作用や力が効いて薄毛が治っていくことが多いです。
ただし、この作用や力に負けやすいのが、薄毛になりやすい人と薄毛になっている人の特徴でもあるので、薄毛を治せない人が増えていると言えます。
画期的に効果があると言われる育毛剤が新たに発売され続けているのに、美容業界や医療業界がたくさん育毛の分野に進出しているのに、ウイッグや増毛等の事業者が繁盛している理由がそこにあります。
■薄毛が治る力が低下する理由
薄毛が治る力がなぜ低下しているのでしょうか?それは、ヘアケアのやり過ぎと劣化している食習慣と動かない生活とストレス社会が影響しています。
- ケアケアのやり過ぎとは、頭皮の洗い過ぎとカラーやヘアケア製品での髪の毛のおしゃれのやり過ぎです。
- 劣化している食習慣とは、残留農薬・遺伝子組み換え農産物・食品添加物・カット野菜・加工食品の多食です。
- 動かない生活とは、PC業務や便利な生活で移動時に足を使わなくなっていることです。
- ストレス社会とは、長い不況で収入が減り、立場の弱い人にしわ寄せがいき、ストレスで心身が緊張している人が増えていることです。
■髪の毛が回復する力を取り戻すには
現在、上記4点についてどうすれば良いのか?を詳細に記述した書籍を執筆中です。詳しく書き始めると書籍一冊分くらいの分量になるので、ここでは簡単に概略を記述します。
- 頭皮はお湯のみで洗い、髪の毛はシャンプーで洗う。ヘアケア製品は髪の表面か毛先のみに使用。どうしてもカラーをする時は頭皮を保護してから。
- 自然栽培の農産物・自炊・一汁一菜・一汁二菜・一汁三菜・国産小麦粉製品・水・お茶
- 朝日を浴びながら30分以上歩く。階段使用。一駅歩く。
- 朝日を浴びる。湯船に浸かりホッとし体を温める。間接照明利用。
これを実践していると、頭皮や心身に髪の毛が生育する力が回復してきます。そうなると、効果のある育毛剤が効く準備が整います。髪の毛が生育する力が回復しても、全ての人の髪の毛が回復する効果が見込めるわけではなく、また、育毛剤の効果に頼ると失敗します。
中々上手くいかない場合は、根本から見直し回復力を高める必要があるので、一度弊社にご相談下さい。
■発毛させる・抜け毛を減らすは・・・
発毛させることを志すと、頭皮や心身に過剰な作用や力を与えることになるので、薄毛になっている人の頭皮には過剰な負担になります。
疲れて寝込んでいる人に、健康になる為に運動を強いるようなものだからです。寝込んでいる人には、休ませることが大事ですよね。それが健康を回復させる方法の第一歩です。
育毛も同じで、薄毛になっている人の頭皮と心身は、疲れているのです。そんなところに作用や力を加えるのですから、過労になり疲弊してしまいます。薄毛になっている人の頭皮と心身を休ませるケアが、薄毛が治る第一歩なのは理解できるでしょう。
抜け毛を減らすは、生え変わるサイクルを低下させることになるので、頭皮が疲れ切ってしまい代謝が落ちていくことに繋がります。
髪の毛がちゃんと生育するようになるよう、頭皮と心身の力を回復するような方法を採りましょう。