プロペシアを進める投稿予測はしていましたが、コメント欄にプロペシアを進める投稿がありました。で、このサイトはどんなサイトかと言うと、やはりアフィリエイトサイトなんですね。
私は、今の日本の経済社会でお金儲けを批判するつもりは、100%ありません。が、その方法ややり方については、非常に批判的にならざるを得ない輩が多過ぎると感じています。
ネット上で、どこの誰で何をしている人の情報か?批判的にならざるを得ない輩のサイトを見ていると、たいてい「どこの」「誰で」「何をしている人」か分からないサイトばかりです。
こんな情報を見て信じる方がおかしいと思いません?
例えば、エクセルの使い方が分からなくて、どこかのQ&Aサイトに投稿するとしましょう。するとたいていの場合、その日のうちに、どこの誰か分からない人数人から、回答の投稿が寄せられますよね。
これって、非常にありがたいです。
本を読んでも分からない、理解できないことを教えてくれるのですから。
対象が決まっていて、答えもほぼ決まっているエクセルの使い方になると、対象がエクセルですから、答えは誰が答えても同じでしょう。答えに辿り着く道が違うけど、答えは一緒なんですから、「どこの」「誰が」「どんなことをしている人か分からなても」同じ答えにならざるを得ず、問題になり得ません。
育毛は対象も違い、対象が違えば答えも違うところが、いくらプロペシアに効果があったとしても、1000人の男性がいれば1000人の薄毛の違いがあり、違うのですから治す方法も違ってきます。
これを、「効果があるから」と言う理由で、強引にプロペシアで治すことを進めること自体に無理があります。
皮膚科学会の治療指針ガイドライン私も、皮膚科学会の男性型脱毛の治療指針のガイドラインを読ませて頂きました。が、このガイドラインには、プロペシアとかリアップなんて製品名は一切出てきません。
あくまでもフィナステリドとミノキシジルと言うように成分で出てきます。読売新聞には、製品名で出ていましたが、どこで・どうなって成分名と製品名がくっついたのか定かではありません。
ただ、このガイドラインにある記述が気になりますね。
・治療選択において、ガイドラインの内容に合致することを求めているわけではない
・医師の治療方針を限定するものではない
・医事紛争や医療訴訟の資料として用いることは、本来の目的から大きく逸脱するものであるから、ガイドライン策定委員会としては容認できるものではない。
要は、「治験の結果から治療の指針として提示するけど、あくまでも参考にして下さいね。また、効果を保障するものではないから、争いごとの資料としないでないでね。」と言っているのだろう。
なんとも中途半端と言おうか、たくさんの治験の結果としてガイドラインとして提示しているのにもかかわらず、こんなことを発表して良いのだろうか?と感じますね。
こういったガイドラインが出ると誰が喜ぶかと言うと、プロペシアやリアップのメーカーであり、プロペシアやリアップを扱っている医療機関であり、ネット上のアフィリエイトサイトなんですね。
たぶん、医療機関にいけば、この新聞記事を切り取って貼っているところもあるだろうし、記述内容を転載しているサイトもあるだろうと思います。本当の事実を知らないと、誰も行います。
この記述を読みましたけど、私が相談を受けて、見て感じた事象とは、全くの正反対なんですね。「なんじゃこれ!」っていう感じなんです。
このことがあって、「医師の言うことを信じるとエライ目にあうかも」とさらに思うようになりました。
プロペシアとリアップがらみのご相談者は、薬で難治性にしてしまっているので、非常に苦労しますよ。
詳しくは、私のメールマガジンを読んでみて下さい。
http://archive.mag2.com/0000089509/index.html
| Trackback ( )
|
|
ちなみに、勃起不全とか性欲がなくなる副作用は、食欲がなくなる、眠れない等と同じレベルの症状なので、相当やばいと思った方が良いと思いますよ。