女性の薄毛の相談で一番多いのがミノキシジルです男性の薄毛のご相談で多いのがプロペシア(フィナステリド)とミノキシジルですが、女性の薄毛のご相談で一番多いのがミノキシジルです。
ミノキシジルには飲み薬と頭皮に付ける薬があり、女性の場合は飲む方と付ける方の両方使っている場合が多いです。
これらも病院で処方されるこれらの薬は病院で処方され使っている女性が多いようなのです。
ところが、ミノキシジルを飲んで副作用で倒れてしまう女性が少なからずいらっしゃいます。どんな女性が副作用で倒れるのか言うと、低血圧の女性です。
恐ろしいと言いますか、理不尽と言いますか、薬を処方した病院は副作用が発生しても責任を取らないのですね。低血圧の人がミノキシジルを飲めば強い副作用で倒れることくらい予測がつくので、普通は処方しないです。
こんなことを、知ってか知らずか病院=医師は処方するし、患者側も効果を求めて薬を望むのです。
このブログの検索語何故患者側が望むのか?それは、このブログの検索語を調べれば分かります。効果のある育毛剤を求めている検索語とミノキシジルで治ったと言う話を調べている人が多いからです。
その上、そんな検索語で調べると、効果を訴えたサイトやミノキシジルで「良くなった」と言うようなサイトがたくさんヒットします。
最近でこそ、やっと少しミノキシジルの後遺症や副作用について言及するサイトが出てきていますが、インターネットの検索の良いところとして探す側が欲しているものを優先して提示するように、探す側が求めるものを偏って集めるので、そんなサイトはほとんどヒットしません。
ここでも恐ろしいことを言いますが、効果を訴えているサイトや「良くなった」と言うサイトのほとんどは、その時の効果だったりアフィリエイトサイトだったり、どこの誰で何をしている人が言っているのか分からなかったりして、本当に良くなって何年も経過しているのか分からないものばかりなのです。
リアップが発売された時ミノキシジル製剤の代表製品としてリアップが発売された時、「効果を実証してやる」とブログで月に1回写真を公開しているサイトがありましたが、1年程度で更新されなくなってしまいました。決して改善されたので更新されなくなったのではなく、かなり薄毛が進行したままでしたので、途中で何かあったのでしょう。
知らない人は、その時効果を訴える2年くらい前に、お電話でご相談下さいました女性がいらっしゃいます。この方は2年頑張って、かなり改善されてきたようなのですが、ご相談当時におっしゃっていたことがあります。
それは「周りの人から、ミノキシジルと言う薬がよく効くとネットに書いてあったよ。良いらしいから飲んでみるか使ってみたら」と勧められたと言うことでした。
いや恐ろしや!
知らない人が、掲示板等に書き込み、その掲示板を見た人は何も知らないのに、進めるなんて。
皮膚科学会の指針4月に公開された日本皮膚科学会の推奨する育毛の指針に、一番効果が望めるものにミノキシジルが入っています。
これがあるので、今後もっと難治化した女性の薄毛が頻発するのでは?と非常に恐ろしいです。薬による後遺症や副作用をなめてはいけませんよ。
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プロペシアはきちんと追跡調査したデータがあり、対象と優位差があるとでていますよ。
あまりにも、普段ご相談を承っていて、ご相談者の状態とガイドラインに書かれていることの内容に違いがあるですね。
プロペシアにしろ、ミノキシジル系の育毛剤にしろ、10年以上も前から個人輸入で海外から取り寄せて使っていらっしゃる人はいました。
現在でも、月間日本に個人で輸入される量は、結構なものだと思います。
1000や2000でないでしょうし、日本の医療機関で処方されている数量もすごい量でしょうね。実数は不明ですがね。
で、この10年の間に薄毛人口が激減したか?と言うと、決してそんな傾向が見えず、代わりに、薄毛で悩まなくても良い人や現に難治性の薄毛にしてしまった人や脂漏性湿疹や皮膚炎になっている人のご相談が増えているのです。
かわいそうとしか言えない人もいらっしゃいますので、一種の人災か?なんて思うこともあります。
私のところのような無名のところにご相談にいらっしゃる人で、プロペシアやミノキシジル系の育毛剤を使っていた人は、電話・メール・直接相談室にいらっしゃる人を合わせると、月に2人か3人くらいにもなります(ここ1年くらいの間です)。
私の知り合いのところには、もう少し多めのようですね。
少なくとも、これらの人は何らかの副作用や後遺症を抱えています(一般に公表されていないものもあります)。
プロペシアに関しては、発売される前に治験があって、その内容も新聞紙上に公開されていたのを知っています。
その内容と今回のガイドラインに書かれている内容にも違いがあり、少しおかしいな?とも感じています。
公表されているデーターもおかしいと言えるでしょう。
データーを出せと言いますが、私どもは医療機関でもありませんし、研究機関でもありません。
ですから、ご相談者のことを事実・現実として公開するしかないと思っています。
副作用や後遺症について言うと、必ずあるのですね。
薬はそのものだけでなく、全身に影響を与えるからですし、その作用や効果が強いからです。
ですから、データーとして副作用や後遺症・追跡調査があると言われても、現実にご相談を受けているとおかしなことが多いのです。